無事 佐々木多門 披 道成寺公演終了

昨日無事、佐々木多門君は『道成寺』を披らかれました。
鐘入りも綺麗にいきました。
よかったね、多門君　おめでとう！

今日は鐘包の解体でしょうね、
ご苦労様です。
まだ、まだこの公演は終わっていない
と言うのが本当のところですね。

前日の大地震の影響を危惧していましたが、
観客の皆様も大勢来て下さいまして見所は満員、
出演者も、もちろん全員参加出来て、
まずは目出度し、メデタシ！です。

お天気は快晴！
『白田村』の時、やや日差しが強く、
脇正面の方々は、パンフやハンカチで
お顔の日除けをなさっている方々が少々いらっしゃいましたが、
『道成寺』の時は、それもなく、最高のコンディションでした。

写真は白山神社（中尊寺境内にある）能舞台の鐘を吊る
滑車です。

実はこれ、昔からあったのではなく、
２７年前、多門君のお父様、佐々木宗生氏が
やはりここで『道成寺』をお披らきになったときに
取り付けたものです。

ですから、ちょっとこの金具だけが、新しめに見えます。
鐘後見の話では、滑車は滑りがよくていい！
とのこと。
喜多能楽堂の滑車は、軸が曲がっているので
綱のとおりが悪いので、イマイチとのこと。

そういえば、折角の滑りのいい滑車も～～～
おめでたい、ところで～～～、
「千秋楽は民も撫で」