昨日は充実した一日だった。
その幕上げは、1時開演の友枝昭世の会からスタート!
この会も、今回で最後となる。
2時からはじまった「実盛」シテ友枝昭世氏の地謡を勤め、終わると直ぐに宝生能楽堂に移動、観世流「檜垣」シテ浅井文義氏のお舞台を拝見に伺った。
この「檜垣」は二時間半もかかった、予定オーバー、長時間過ぎる。
やる方も大変だろうが、観るほうも大変と観客の立場を体験。
6時半に終わり、夕食処は~~~
銀座のレストラン・「よねむら」だ。
ここはオススメ!
超美味しいオマカセコースを長島君と共に、能夫氏にご馳走になってしまった。
有難うございました!
もう・・・・・感激、満足、充実、涙、です・・・・
さて、友枝昭世の会、
「実盛」の面だが~
今回は敢えて、前シテと後シテの面を変えての演出だった。
後シテの面は、以前友枝昭世師が「木賊」で使用した非常に個性的なお顔の三光尉、普通は、これを前シテに使うのだが~~
これは、ちょっと強すぎる。
前シテで使用した面は、先日、仙台青葉能の「竹生島」でかけられた時、そのあまりに力強いお顔に友枝昭世氏も、私もびっくり!
「これは実盛もいける!」そんな、三光尉だ。
この面、摩訶不思議。
手にとって近くで見ると、ちょっとボ~~っとした感じなのだが~
実際に人の身体につけて遠くから見ると、頬が抉れていて強く見える、
もう、全然違ってみえるから不思議。
これはかなり、よい面です。
さて、これの所有者は?
それは秘密。
もし、私だったら、この面を前後通して使うが~~~
さすが、友枝氏。
あの個性的なお顔の三光尉を見捨てることは出来なかったようで、後シテに使われて見事遣いこなされたっていう~感じかな。
さて、ご覧になられた方々は、この二面の違いがお判りになったかな?
観世流の「檜垣」は二時間半、長すぎる。
もし喜多流でやるならば~~~~?
?
たぶん二時間で終わるだろう。
終わらせる!ぞ!
浅井氏のお言葉に甘えて、正面最後列で拝見したが、いろいろと見え、また観たくないものまで見えましたよ。
観客のイロイロ
そう、全観客の1割~~じゃない、2,3分かな
「おいおいそれはないでしょ!」という行為が氾濫している。
折角、厳粛にお能がやられているのに~~~~
携帯音が二回、それも脇正面最前列のオジンが鳴っているのが気が付かない、序の舞の最中ですよ!
二回目は、また違うところから。
また、能を観ながら、携帯の液晶画面を見る人
当然画面が青白く光るから、その後ろに居る人たちは~~興ざめ。
それから、帰る時間を気にして、
「どうする、出る?」
「もうちょっと・・・・・」と
会話するオジイサンとオバ、オバアサン。
アイ語りになると、語りを聞かないで本読んだり、チラシ見たり
あ~~このチラシ配布も、問題だな~~~
また舞台は「檜垣」の最中なのに、何人も見所から出たり入ったり、
「も~~~~マナー守りなさい!」
まあ、これはほんの一部のひとびとなんですが・・・・
演じ手も、時には、観る側になることの大切さが判りました。
これからは、私たち粟谷能の会では
このような行為がなくなるように、努力いたします。
浅井さん、お疲れ様でした、勉強になりました。
よい機会を与えて下さいまして、有難うございました。
感謝いたします。
その幕上げは、1時開演の友枝昭世の会からスタート!
この会も、今回で最後となる。
2時からはじまった「実盛」シテ友枝昭世氏の地謡を勤め、終わると直ぐに宝生能楽堂に移動、観世流「檜垣」シテ浅井文義氏のお舞台を拝見に伺った。
この「檜垣」は二時間半もかかった、予定オーバー、長時間過ぎる。
やる方も大変だろうが、観るほうも大変と観客の立場を体験。
6時半に終わり、夕食処は~~~
銀座のレストラン・「よねむら」だ。
ここはオススメ!
超美味しいオマカセコースを長島君と共に、能夫氏にご馳走になってしまった。
有難うございました!
もう・・・・・感激、満足、充実、涙、です・・・・
さて、友枝昭世の会、
「実盛」の面だが~
今回は敢えて、前シテと後シテの面を変えての演出だった。
後シテの面は、以前友枝昭世師が「木賊」で使用した非常に個性的なお顔の三光尉、普通は、これを前シテに使うのだが~~
これは、ちょっと強すぎる。
前シテで使用した面は、先日、仙台青葉能の「竹生島」でかけられた時、そのあまりに力強いお顔に友枝昭世氏も、私もびっくり!
「これは実盛もいける!」そんな、三光尉だ。
この面、摩訶不思議。
手にとって近くで見ると、ちょっとボ~~っとした感じなのだが~
実際に人の身体につけて遠くから見ると、頬が抉れていて強く見える、
もう、全然違ってみえるから不思議。
これはかなり、よい面です。
さて、これの所有者は?
それは秘密。
もし、私だったら、この面を前後通して使うが~~~
さすが、友枝氏。
あの個性的なお顔の三光尉を見捨てることは出来なかったようで、後シテに使われて見事遣いこなされたっていう~感じかな。
さて、ご覧になられた方々は、この二面の違いがお判りになったかな?
観世流の「檜垣」は二時間半、長すぎる。
もし喜多流でやるならば~~~~?
?
たぶん二時間で終わるだろう。
終わらせる!ぞ!
浅井氏のお言葉に甘えて、正面最後列で拝見したが、いろいろと見え、また観たくないものまで見えましたよ。
観客のイロイロ
そう、全観客の1割~~じゃない、2,3分かな
「おいおいそれはないでしょ!」という行為が氾濫している。
折角、厳粛にお能がやられているのに~~~~
携帯音が二回、それも脇正面最前列のオジンが鳴っているのが気が付かない、序の舞の最中ですよ!
二回目は、また違うところから。
また、能を観ながら、携帯の液晶画面を見る人
当然画面が青白く光るから、その後ろに居る人たちは~~興ざめ。
それから、帰る時間を気にして、
「どうする、出る?」
「もうちょっと・・・・・」と
会話するオジイサンとオバ、オバアサン。
アイ語りになると、語りを聞かないで本読んだり、チラシ見たり
あ~~このチラシ配布も、問題だな~~~
また舞台は「檜垣」の最中なのに、何人も見所から出たり入ったり、
「も~~~~マナー守りなさい!」
まあ、これはほんの一部のひとびとなんですが・・・・
演じ手も、時には、観る側になることの大切さが判りました。
これからは、私たち粟谷能の会では
このような行為がなくなるように、努力いたします。
浅井さん、お疲れ様でした、勉強になりました。
よい機会を与えて下さいまして、有難うございました。
感謝いたします。
だいぶハッパをかけて頂きましたので、率直に
気付いた所を記しますと、後ジテの「甲冑を帯し
来たりたり」に続くワキとの美しい文章のかけあい
のなかで
「のこんの雪の/鬢鬚しろき老武者なれど」
の、<雪>+<白き>のカップリングが成立せず、
雪の代わりに闇があって、ちょっと違和感が
ありました。
でも、細部は別にして「六十にあまっていくさ
せば・・・」に象徴される實盛のこころばせが
重く感ぜられました。
コメント有難うございます。
前回の大槻自主公演の時よりも、私はゆったりとした余裕というか、大きさというか・・・・そういうものをすごく感じ、勉強になりました。
ただ、強さ、剛のイメージが私の限界を超えられて表現されていたので、未熟な私はついていくのが、精一杯でした。
装束はどうでしたか?
装束については「綺麗だなーー」とボーっと
眺めているレベルですので何も分かりません。
一般的な装束の解説書を自宅で読んでも、
もひとつ実感に乏しいので、当日のシテ方の
装束の名前だけのベタ打ちのA4用紙1枚で
構いませんので、受付に置いて下さると
しっかり頭にはいると思います。
でも演者のかたは直前に決めることも多い
ので、どだいムリということもあるの
でしょうか。
観世銕仙会は使用する面などが冊子やプログラムで紹介されていますね。
あれ、いいですね。
粟谷能の会は当日用に番組は配布していないので出来ませんが、ホームページやブログで、「これ着ます!」
「これにしました!」と面や装束を紹介するのはいいですね、私は対応出来ますから、次回10月、いや6月の自主公演から始めます。
ご意見有難うございました