能楽・喜多流能楽師 粟谷明生 AWAYA AKIO のブログ

能楽師・粟谷明生の自由気儘な日記です。
能の世界も個人の生活もご紹介しています!

雅楽と舞楽

2006-07-12 10:31:41 | 粟谷明生の日常

いわきの飯野八幡宮で平喜多会の「謡と仕舞の会」・主催山崎慶一があったのは~
あれ!もうだいぶ前のことだ~

ここのお宮の本殿の隣には舞台があり、謡と仕舞の会には絶好の場所だ。
玄関を上がり、すぐ右側のガラスケースのなかに舞楽・雅楽などの説明があり、
かわいいお人形が並んでいる。
説明を読むと、「う~~、ためになりそう!」
とすぐにメモ開始。

説明書きをここに記しておく。

(1)太平楽
鴻門の会宴の時項羽の臣、項荘が剣を抜いて舞った舞。
項羽もまた舞いながら袖でこれを防いだ。

(2)還城楽
見蛇楽ともいい蛇を好み見つけては悦んだ舞い。

(3)東遊
賀茂神社・石清水八幡宮での舞い。

(4)迦陵頻伽
鳥が鳴きながら大空を舞ったのを妙音天女が感じ入り、その美音と飛ぶ姿をかたどってこの曲を作った。

まだまだあったのだが、とりあえず、面倒になり(そう私、飽きっぽいの~)中止!


さて問題!
(1)(2)(3)(4)の言葉を謡う曲目をあててみよ!

正解者には特典を~~~~
ただし、プロとみなされる方、プロはご遠慮下さい。

正解は明日発表!
つまり~~~~~~
これ時間稼ぎ、これで明日のネタが出来た!ということよ!

まあ~怒らないで、呆れないで、諦めて下さいよ。
所詮、私の気ままな日記なんだから~~~~

さあ~~~ほら考えて、答えてみては?
コメントが楽しみだ~~~~~


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kikawa)
2006-07-12 13:17:18
 6月の平喜多会で明生先生のお仕舞を感激の裡に拝見してから、暦の上ではまだひと月なのですね。あの日、ほぼ出ずっぱりの番組の合間を縫って、雅楽・舞楽人形の説明をメモっておられたとは!かく言う私は毎年お人形を目にしながら、先生のブログで初めて勉強させていただいた次第です。

 ここで、回答を・・・

 (1) 泰平楽(太平楽)を打たうよ=富士太鼓

 (2) それぞ還城楽の舞=高砂

 (3) 東遊の数々に=羽衣

 (4) 迦陵頻伽の馴れ馴れし=羽衣

 来年は、しっかりメモしてまいります。





返信する
初めまして (seti)
2006-07-12 19:04:15
お邪魔致します。

画像のお姿がカッコいいので足が止まり、つい書き込んでしまいました。

携帯でご自分でお撮りなのですよね?

お身体が捩れたりなさってない…さすが能役者でいらっしゃる。

今後も楽しみに拝見いたします。

返信する
舞楽で夜遊び (玉手)
2006-07-12 21:57:06
(2)・・・さてこそ名残の還城楽の・・・「源太夫」

(4)・・・迦陵頻伽の類なき・・・「伯母(姨)捨」

蛇足ですが~
返信する
初コメです。 (ダイヤモンド)
2006-07-13 00:27:51
こんばんは。



不勉強な私は羽衣しか・・・。



日常生活でも記録力の低下に

落ち込んでいる今日この頃です。。。

返信する