演出の様々な形 国立定例公演『松風』座談会

先月、２４日（月）に行われた『松風』の出演者による座談会の写真を入手しましたので、ご紹介いたします。
座談会のメンバーは、司会に日本女子大学教授の石井倫子氏、ゲストは観世流・観世銕之丞氏、宝生流・武田孝史氏、そして喜多流は私でした。

私への写真のためか、私、常にマイクを口元に置いて、お喋りし過ぎたようで、少し反省しています。






喜多流の『松風』のチケットは９月９日に発売されます。
今回の『松風』の定例公演は喜多流、観世流、宝生流の演出の違いを見比べる企画、所謂「立ち会い能」の形式となりました。

若い頃「いつか、みんなで競演出来る日が来ると、いいね・・・」と話していたことが、本当に実現出来て驚きながらも嬉しく思っています。
内心「負けないぞ！」と三人闘志を燃やしております。どうぞ三流の『松風』の演出の違いと、そして演者の違いをご覧いただき、見比べていただきたく、ご来場をお待ち申し上げております。





お話しているときに「マイクを離してお話下さい！」とカンペが来ましたが、確かに写真を見るとマイクが近すぎました。

これからも、このようにお話させていただく機会があるかもしれませんので、今後は気をつけます。

文責　粟谷明生
写真　座談会　撮影　国立能楽堂

喜多流の公演チケットは当方でも少量ですがお取り扱いいたします。
ご希望の方は、下記までお申し込み下さい。
粟谷明生事務所　akio@awaya-noh.com