友枝会で『江口』シテ友枝昭世を謡ってきた。
『江口』と聞くと~~~
思い出すのは、3年前の粟谷益二郎50回忌・粟谷能の会でのこと。
明日が申合という前日の夜中に父は急に倒れ病院へ運ばれ、
そして、二度と舞台に立つことは出来なかった。
「おまえの『江口』は~うまく謡ってやるからな…」
と言っていたのに~。
あの『江口』はただただ夢中で勤めた。
よい出来だったのか~そうでなかったのか~~
今日の友枝師の『江口』を思い浮かべ
自分の『江口』を回想している。
で~~~
友枝会が終わり、阿吽作成の懇談会があり、
Tさんを囲んで~いろいろと語り合い呑んで~、
その後、能夫さんと二人でまた一杯となって~超盛り上り。
そして帰る道中
「ねえ『野宮』と『江口』 演るとしたら~どちらがいい?」
と能夫氏に聞くと。
「『野宮』だね」
との答え。
「僕は今日の友枝さんの『江口』を謡い、観て、
また『江口』が演りたくなったな~~」
「そうか~~」
「あ!でも~『野宮』の方がいいかもね~~~?」
「あれ?どうして?」
「だって~『野宮』は三役と地謡が揃えば成り立つね
『江口』には、ツレが必要だもん」
「そうだな~~いいツレが~~ね~~」
「そうでしょ~~~やはり『野宮』がいいかもね、
でも『江口』やりたいな~~」
江口のツレは大事。
立ち姿がよいのは当たり前、
そしてなんといっても、ツレの謡が謡えなくては~
失格だ。
「川舟を泊めて逢瀬の波枕」
「秋の水、漲り落ちて去る舟の」
このシテとの連吟をうまくハモリながらも
シテを引き立たせ、透き通るような張りのある
高音の調子で謡うのだ。
で~~今日?
う~ちょっと問題ありかな~
まあ私も若い時分は何度かこのツレ役がついて
「もっと張って謡え!」とご注意を受けたもんですなあ。
明後日は広島で出雲康雅の会があり、また『江口』。
久しぶりに前列で謡う 54歳で前列とは~~。
まあいいっか~後列よりは、楽させてもらうことにする。
そうだ!
またツレの謡をじっくり聞くことにしよう。
もし、失格のような謡いだったら~~
ご注意でもしちゃおうかな~~
いや、やめておこうかな~~~
それは前列に座りながら考えることにしよう~っと。
『江口』と聞くと~~~
思い出すのは、3年前の粟谷益二郎50回忌・粟谷能の会でのこと。
明日が申合という前日の夜中に父は急に倒れ病院へ運ばれ、
そして、二度と舞台に立つことは出来なかった。
「おまえの『江口』は~うまく謡ってやるからな…」
と言っていたのに~。
あの『江口』はただただ夢中で勤めた。
よい出来だったのか~そうでなかったのか~~
今日の友枝師の『江口』を思い浮かべ
自分の『江口』を回想している。
で~~~
友枝会が終わり、阿吽作成の懇談会があり、
Tさんを囲んで~いろいろと語り合い呑んで~、
その後、能夫さんと二人でまた一杯となって~超盛り上り。
そして帰る道中
「ねえ『野宮』と『江口』 演るとしたら~どちらがいい?」
と能夫氏に聞くと。
「『野宮』だね」
との答え。
「僕は今日の友枝さんの『江口』を謡い、観て、
また『江口』が演りたくなったな~~」
「そうか~~」
「あ!でも~『野宮』の方がいいかもね~~~?」
「あれ?どうして?」
「だって~『野宮』は三役と地謡が揃えば成り立つね
『江口』には、ツレが必要だもん」
「そうだな~~いいツレが~~ね~~」
「そうでしょ~~~やはり『野宮』がいいかもね、
でも『江口』やりたいな~~」
江口のツレは大事。
立ち姿がよいのは当たり前、
そしてなんといっても、ツレの謡が謡えなくては~
失格だ。
「川舟を泊めて逢瀬の波枕」
「秋の水、漲り落ちて去る舟の」
このシテとの連吟をうまくハモリながらも
シテを引き立たせ、透き通るような張りのある
高音の調子で謡うのだ。
で~~今日?
う~ちょっと問題ありかな~
まあ私も若い時分は何度かこのツレ役がついて
「もっと張って謡え!」とご注意を受けたもんですなあ。
明後日は広島で出雲康雅の会があり、また『江口』。
久しぶりに前列で謡う 54歳で前列とは~~。
まあいいっか~後列よりは、楽させてもらうことにする。
そうだ!
またツレの謡をじっくり聞くことにしよう。
もし、失格のような謡いだったら~~
ご注意でもしちゃおうかな~~
いや、やめておこうかな~~~
それは前列に座りながら考えることにしよう~っと。
今度、「江口」のシテを舞うときは、綺麗に舞って下さいよ。
チケットをお買い上げ下さいました
メジロの後輩さんですね?
綺麗に舞ってね、との依頼に応えるには
早くしないとね、
足腰が弱ったら、もう綺麗には舞えないからね