![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/14/395c2b36d59023901a9a5da2598a345f.jpg)
雑誌「一個人」は仏像入門
表紙が大好きな阿修羅像だから、即購入
あ~~いい顔してますね。
私個人的には、左向きの顔が一番のお気に入り。
無表情のようで、ものすごい勢いを感じさせるのは何故かな?
ぐぐっと語りかけてくるようなお顔は最高。
あのような顔で仕舞が舞えれば、と思う。
創刊9周年記念号、
これは仏像に興味ある方、
これから仏像に、はまろう~と思う方には保存版です。
¥680
では、私一個人の昨日の稽古後の話です。
そば屋に入って暖簾を片手でよけて潜ると~
「はい、お客さん何名さんですか?」
と、甲高い女性の声
「え~~6人です」
「はい、奥が空いてますから、どうぞ~」
「まずは、生ビール6つ、大至急!ん?」
「私~車ですから・・・・」
と、お一人が呑まないという
「ごめん、生5つに変更!どうせすぐ追加するが大至急5つ!」
「はい、で~~お食事のご注文は?」
「え~ 焼鳥に~ いか納豆、そして、きつね焼き、それからね~そうこれ!
めかぶ酢!」
これは健康にいい
すると前に座った女性から
「先生!なによ、ブスって!」と噛まれた。
「はっ? ……なに?」
「ブスはだめ!」
「言ってないよ」
「いいえ、いま仰いましたよ~ご注文なさって~~」
「えっ? めかぶ酢だろ ?」
「メカ・ブス」
「めかぶの酢の物だよ」
「あら!失礼」
こちらの発音が悪いのか、あちらの耳が悪いのか?
同じ歳だから~どっちも、どっちか~~~
で~~話は今日の新城での稽古
小学生のかわいい女の子に『国栖』の仕舞を教えている。
「いいかい、シテは蔵王権現様だよ。力強くやってね~」
「うん」
「はい、どうぞ、やってごらん」
「即ち姿を現して~~」
「元気いいね、上手になったね~~~
でも、お顔を変えないでやってよ~」
「?・・・・・・・」
「あっ!力強くって言われたからお顔に力入れたのかな~?」
「・・・・う・・ん」
「顔は普通のままでいいよ、いいかい、おっかない顔をしてもだめだよ、コワイ顔と力を入れるのとは違うよ。 胸から下に力を溜めるようにほ~ら想像してごらん」
「うん」
「もしもね、仁王様みたいな顔をして舞っている人を見たらね、本当はあまり力が入っていないんだ、と思っていいよ。力強さは普通の顔で表現するんだよ、さあやってごらん」
「うん、わかった」
で~今度はちゃんと出来る。
あ~~若いって吸収が早くていいですね。
で~今度は40代の男性に舞囃子『猩々』の稽古
「足下は~よ~ろ、よろ~と~~酔に伏したる、枕の夢の~~」
と下に伏す型をして、クサナギ君を思い出した
私も猩々のように飲み過ぎて、
足下がフラフラの何も覚えていない、ということが~なくもない。
あ~~
「醒むると~思えば~泉はそのまま・・・・」か~~
気をつけよっと。
明日の自主公演での仕舞『羽衣』はクセを舞います。
もちろん顔はあの方を意識して・・・・・
さて、結果は~~
どうなるか気になる方は是非喜多能楽堂にいらして下さい。
私の『羽衣』は3時半頃です。
| Trackback ( 0 )
|