能楽・喜多流能楽師 粟谷明生 AWAYA AKIO のブログ

能楽師・粟谷明生の自由気儘な日記です。
能の世界も個人の生活もご紹介しています!

能『小塩』その4

2021-05-21 07:15:20 | 能はこうなの、と明生風に能の紹介
能『小塩』の主人公(シテ) 在原業平は「昔男」「色好み」と言われたモテモテ多情の人だったようです。
大原野には業平とゆかりのある「十輪寺(小塩山)」があり、境内には業平の墓と伝えられる小さな塔があります。
毎年5月28日には業平忌の法要が行われていると「謡曲史跡写真集・駒札百三十三番を立てる」に記載があります。
以前は演能前に謡跡めぐりをして演能資料集めをして、謡曲史跡保存会の駒札を探し当てると喜んで写真におさめていましたが、最近はつい億劫になってしまって、あの情熱はどこに行ったの?です。
これじゃ、ダメダメ!
それではいけない!
 
と、反省して、コロナが収束したらカメラを持ってまた、まだまだ行った事のない謡跡たくさんあるから、謡跡めぐりしょう!
 
そうだ、その前に、供人!
爺さんの一人歩きは、もし何かあったら危険だなあ
 
だれか・・・
 
綺麗で優しくて面倒見が良い人に
業平のように歌が詠めたらなあ・・
 
つづく

最新の画像もっと見る