「第105回粟谷能の会」のご案内
「粟谷能の会」は昭和37年、故粟谷新太郎(長男)菊生(次男)が「粟谷兄弟能」として創設し、その後昭和56年より「粟谷能の会」と名称を変え、以後新太郎長男・能夫と菊生長男・明生が公演を続け、105回を迎えます。
今回は現在休演中の粟谷能夫に代わり、東北大学在学中に能楽部喜多会に所属、粟谷明生に師事し、以後喜多流にて約20年の修業を経て職分となりました佐藤 陽が今回はじめて粟谷能の会の舞台に立ち『小鍛冶』「白頭(はくとう)」を勤めます。
「白頭」は全身白装束となり、より神聖化され喜多流のみにある特殊な足遣いの「狐足(きつねあし)」にて、稲荷明神の狐を演じる特別演出です。狐を模した機敏な動きの稲荷明神をご鑑賞下さい。
明生は三輪明神にまつわる古代伝説をテーマにした能『三輪』を勤めます。
本来男神であるはずの後シテ・三輪明神を女体に仕立てた能の演出の面白さをご覧いただけるように面や装束に工夫を凝らし勤めます。
狂言『二人袴』は人間国宝であられる野村万作師にお願いいたしました。
能をより深くお楽しみいただけるように「粟谷能の会能楽鑑賞講座」を再開いたします。
演能への本音やこだわりを、進行役の金子あいが演者の粟谷明生と佐藤 陽から聴き出します。
2023年2月15日(水) 18時半始 於 国立能楽堂
チケット及び鑑賞講座へのお申し込みをお待ち申し上げております。
番組の詳細は、こちらからご覧下さい。
粟谷能の会ホームページ
https://www.awaya-noh.com/009200033239
粟谷明生オフィシャルサイト
http://awaya-akio.com/2022/12/01/awaya-noh105/
(お申し込み方法)
メール noh@awaya-akio.com
03-3411-1402 (粟谷明生事務所)
粟谷能の会
粟谷明生事務所 粟谷明生