なんでも～一冊でわかるんですって～

一冊でわかる「能ガイド９０番」（写真）
読んで、観て味わう幽玄の世界
丸岡圭一監修　吉越研写真　成美堂出版　￥１３００＋税が出版されました。

内容は～～～
観能に役立つ、番組表の見方、能楽堂の舞台、能の演目・種類・登場人物・チケットの買い方・マナー…など、と書かれています。
どうぞご家庭に一冊あると便利ですから、ご購入下さい。

なぜ推薦するかと言いますと～～～～

曲目紹介の『葵上』の写真が粟谷能の会で演じた私の写真が採用されているからです。
小さいながらも、表紙にも載っていますから、数えると合計６枚もあり、かなり多く採用されています。

ん？

沢山記載されているから～～
さぞ謝礼もたくさんいただけるんでしょう？

なんて、勘繰りは～余計ですよ
この手の写真提供は無料です。
私は依頼が来たら、「はい！」と承諾するだけです。

但し、出版社から一冊贈呈のご厚意はあります。

そうですよね～
一冊でわかる、とあるんだから～

贈呈も～一冊ですよね～～

この本、３月に出版されていたにもかかわらず
私の手元に来たのは遂、この間のこと、

それも周りから、

「出てますよ～～載ってますよ～」

「先生、記載されてますよ～」
と言われて気が付いた次第、

早速、出版社に連絡して
「出版したら直ぐにくれるって言ったでしょう～～」
と催促した、

すると直ぐに届いた、
こんな内部の経緯も公開しちゃうあたりが私の赤裸々ブログの長短です。

実はこの写真、平成３年３月３日の粟谷能の会での演能です。
通常は後シテは黒丸尽腰巻の裳着胴姿で、前シテが着用していた唐織をカズキに使用しますが、この時は特別に、緋色長袴・白練という観世流がやられている姿を真似たものですので、是が喜多流？と言われると～～～。
ちょっと困るのですが、ま～～いいでしょう？
能は時流に似合う演出となっていくのですから、
あ～～あれは１８年前の『葵上』だったんだ～～と
懐かしく思っています。

是非、一冊でいいですから、ご購入下さい。


ところで能は時流に似合う演出
そうです、皆様
粟谷能の会ホームページの演能レポート『白田村』をご覧いただけましたか？
なに！
まだ　ですか

どうぞ、生ものですから、お早めにご覧下さい。
　→　 * 『白田村』について 能の曖昧さと時流に似合う演出 *