![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/9f/76c1b08c70b0ca67bfce3990b9b06cc1.jpg)
上野の国立博物館平成館では21年6月7日まで「阿修羅展」が開催しています。
「絶対、阿修羅像の後姿を見るぞ!」と決めていましたが、そのチャンスが昨日来ました。
今まで興福寺で何度か観たことのある阿修羅像ですが、真後ろから見ることは出来ませんでした。
後ろから見る三面のお顔はどうなっているのだろうか・・・?
興味がありました。
昨日の申合は順調に進み4時に終わりましたので、
「ん?・・・これから上野まで急げば~~~観られるかも~~~」と思い、閉館時間を調べると平日は18時、30分前には入館可能との情報を入手して、
「では行くたい人は~~?」
とは聞かず、内弟子と二人のお弟子さんを無理矢理付き合わせ連行しちゃいました。
「かなりの混雑ですよ!覚悟して下さい!」
との弟子の言葉にちょっとビビリながらも、
「いや平日の閉館間際ならば大丈夫だろう・・と・思う・が・・・・」
と返答して足早に進むと・・・・・・
チケット売り場は空いていて直ぐにチケット購入、
入り口までの長蛇の列は~~
そんなものはありませんでした。
入館してチケットを切ってもらい、エスカレーターで二階に上がり、
さあ、第一会場から入ります。
なんと、会場内もスムーズ!
まず第一会場に入ると、中金堂鎮壇具が並んでいて、お目当ての阿修羅は~~~
見あたらない。
ここはスーっと流して観て、阿修羅像を目指します。
部屋を移ると、阿弥陀三尊像(伝橘夫人念持仏)があり、あれ?
これは興福寺のものだったかな?
まあいいや、どれどれ・・・・・・
いいですね、と悦にいる。
次ぎに、顔を右に移すと~~~
うお~~華原馨(かげんけい)だ!
『海人』の謡にある中国からの宝物です。
喜多流では「華原馨、泗濱石(しびんせき)・・・二つの宝は京着し・・・」と謡います。
シビンセキですよ!
なんだか、
下腹部
尿石
尿瓶
などを想像してしまう私ですが・・・・・・
他流では(しひんせき)と謡うようです、
それならば~~私も想像しませんが・・・。
さあ、次は~~
八部衆像と十代弟子像がずらりと並んでいて、まずは後ろから拝見しました。
お目当ての阿修羅様はどこかな~~?
なんだかオアズケをされた気分ですが、それが余計に期待感を持たせてくれました。
場所を移動すると、あ!ありました!
まずは高いところから観られます。
そしてスロープを降りると、
「はい、時計回りでご覧下さい」と声をかけられ、まずは三面のうち右側の顔から、そして真後ろ、次ぎに左のお顔、最後に正面から拝見して、あ~~
思わず拝んでしまいます。
「春の東京、三つの顔に会いに行く」
のコピー通り、三つのお顔をジックリ拝見出来て、満足、満足
第二会場は仏像が多く、これも興味を引きました。
特に薬王菩薩と薬上菩薩の立像は大きくて圧倒されて、
これにも自然と手を合わせてしまうアキオ君です。
最後はバーチャルリアリティ映像のコーナーで創建当時の興福寺と阿修羅像をいろいろな角度から見納めして、はい!オシマイ
最近ハマッテいるのが、展覧会での記念に一筆箋とポストカードの購入です。
今回も気に入ったものは全部手に入れ、これまた大満足。
さて~6時だ、
夕食だな~~~、
どうしようかな~~?
そうだ、上野から茅場町までなら、さほど遠くはない!
ということで、いつでもおいしいふぐが安く食べられる「蔵一」さんに行くことにしました。
「蔵一」に、はじめに行ったのは、そう30歳ぐらいの時ですから、もう24年もお世話になっています。
店長の會田さんは、ず~~と値段を変えずに頑張ってこられましたが、
さすがにここにきて、一寸値上げをなさったようですが、それでも超安く美味しいのは変わっていません。
皆、大満足で笑顔、大笑でした。
写真は店長の會田さんとのツーショットです。
珍しく自分も写っているので少々恥ずかしいですが、これも記念です。
お酒とお肴を戴きながら、話題は申合での再確認や謡や仕舞での注意事項、また阿修羅展の話でも盛りあがり4人で和気藹々、かなりの御機嫌な一日となりました。
今、起きて、酒から醒ると、ちょっと饒舌だったかな~とやや反省もしていますが、まあ、いつもの事でして・・・・・3人のみなさんお許しあれ!
| Trackback ( 0 )
|
コメント有難うございます。
先日はふぐは戴きませんでしたが、次回は大好物ですから、必ず戴きますね。
お刺身盛り合わせは種類が豊富ですし、地鶏の荒塩焼きは超美味しい。
西京焼きも大好きですし・・・・
いろいろオーダー出来て皆喜んでおりました。
また突然伺うかもしれませんので、その節もまたよろしくお願いします。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。