粟谷能の会(10月12日)は無事盛会に終了いたしました。
ご来場の皆様、ご鑑賞有難うございました。御礼申し上げます。

『清経』の小書「音取」は研究公演以来二度目でした。今回も前回同様、粟谷家所蔵の「紅白段模様唐織厚板」、これは佐々木装束店が「桃山時代のものかもしれません・・・」と高い評価して下さるほどの名品、滅多に身につけことが出来ない装束で勤めさせていただきました。


お笛は一噌仙幸先生、とお脇は宝生閑先生と、お二人の人間国宝の先生方にご出演いただき、身に余る光栄でした。


クセ中「音もすみやかに吹き鳴らし」の型、撮影・前島写真店成田幸雄


装束は、上(単衣法被)下(大口袴)を萌黄色で統一しての演能!念願成就出来ました。
撮影・青木信二

今月末までに演能レポート『清経』を書くつもりですが、心はもう11月1日(土)品川能楽鑑賞会『葵上』に向かっています。



文責 粟谷明生


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コメント
 
 
 
清経、若かったです^^。 (ノビル君)
2014-10-13 13:33:37
事前の鑑賞講座に参加できませんでしたが、ブログで学習させていただきました。40歳も若返った清経、堪能しました^^。
 また、偶然にも新宿駅ホームから能楽堂に向かう道すがら、金子あいさんと談笑して、ナカナカの体験でした!
 
 
 
お返事 (粟谷明生)
2014-10-13 14:33:07
ご来場有難うございました。
来年もまた、よろしくお願い申し上げます。
 
 
 
よかったです (ころころ)
2014-10-16 09:28:44
清経、とても良かったです。清経を見るのは二回目ですが、ツレの声と、おシテの声とがあっていて、能に入り込めました。笛との息もぴったりで幽霊みたい!でしたよ。次回も楽しみにしております。
 
 
 
お返事 (粟谷明生)
2014-10-21 08:05:42
ころころ様
コメント有難うございます。
次回のご来場、お待ちしております。

 
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