衆人愛敬 続き 2014-07-29 07:37:00 | おススメ書籍 昨日の投稿の続きである。 「あいきょう」には「愛嬌」と「愛敬」がある。 世阿弥の風姿花伝には 「この芸とは、衆人愛敬(しょにんあいぎょう)をもて、一座建立の寿福とせり」 (訳・猿楽の芸は、民衆に愛され、一座の繁栄を築くための礎とする)と、「嬌」ではなく「敬」の字で書かれている。 この「衆人」について世阿弥は 「貴所、山寺、田舎、遠国、諸社の祭礼にいたるまで、おしなべて譏りを得ざらんを、寿福達人 . . . 本文を読む