私のお正月、年の初めは二度ある。1月1日と4月16日。
1月1日は世間がお正月気分だが、4月16日は私だけの区切りのスタート日、ということ。
宮島の厳島神社の桃花祭・神能が昨日16日より始まったが、2016年がスタートしたと思って奉納している。
神能を楽屋裏から撮影しているので、ご紹介したいと思う。
いつもの変わらぬ大鳥居の風景
神能初日はまず演者たちの神へのご祈祷からはじまる。
翁大夫は本殿から戻るとすぐに装束の着附にとりかかる
地謡と後見は素袍姿に侍烏帽子と、最正装で舞台を勤めます。
翁のはじまる前には、必ず素袍姿で御神酒をいただき、そしてお調べとなる。
翁には出番がない太鼓方だが、脇能のため最初から長時間の正座を強いられる。
『翁』のメインは、白い翁のシテ方より黒い翁を勤める三番叟だと思う
脇能・『弓八幡』の前シテの出、鏡の間より揚げ幕が降りる寸前
宮島、厳島神社では火事を心配して、大鼓方のみ海近くに場所を与えられ、革を焙じる。
初日のその1として投稿しました。
つづきがありますので、お楽しみに
文責 粟谷明生
写真 撮影 粟谷明生
1月1日は世間がお正月気分だが、4月16日は私だけの区切りのスタート日、ということ。
宮島の厳島神社の桃花祭・神能が昨日16日より始まったが、2016年がスタートしたと思って奉納している。
神能を楽屋裏から撮影しているので、ご紹介したいと思う。
いつもの変わらぬ大鳥居の風景
神能初日はまず演者たちの神へのご祈祷からはじまる。
翁大夫は本殿から戻るとすぐに装束の着附にとりかかる
地謡と後見は素袍姿に侍烏帽子と、最正装で舞台を勤めます。
翁のはじまる前には、必ず素袍姿で御神酒をいただき、そしてお調べとなる。
翁には出番がない太鼓方だが、脇能のため最初から長時間の正座を強いられる。
『翁』のメインは、白い翁のシテ方より黒い翁を勤める三番叟だと思う
脇能・『弓八幡』の前シテの出、鏡の間より揚げ幕が降りる寸前
宮島、厳島神社では火事を心配して、大鼓方のみ海近くに場所を与えられ、革を焙じる。
初日のその1として投稿しました。
つづきがありますので、お楽しみに
文責 粟谷明生
写真 撮影 粟谷明生