大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

俵萌子最後のメッセージ本

2009-10-24 20:51:06 | 
本「終の棲み家に飛べない理由」は、自立した生を追求した俵萌子の最後のメッセージだった。
理想の老人ホームや高齢者施設を求めて、フランスやイタリア、日本各地の多くの施設を訪問した著者は、入所金7000万円、毎月30万円という費用の高額や仕事をしたい著者にとって部屋が狭すぎるという理由で、自宅に棲み続けることにする。
理想の老人ホームはとても高額なことがわかった。私もとても無理です。
また、赤城の美術館や人生をかけて作った自宅の庭をどうしても手放せなかったからである。
最後の処理は、木村弁護士の提案でモエコ財団を作ることになっていた。
最後の1ヶ月は、再発した肺ガンにとても苦しんだ。
死後、娘が預かっていたカギで信用金庫の金庫をあけると、娘や息子のへその緒と母子手帳、大切な手紙が入っていた場面では涙が出た。
ご冥福をお祈りします。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (森のくまさん)
2009-10-25 10:00:28
つもさま
先日わたしも友人の高級老人施設のことをブログに書きました。近い将来(?)か遠いかの「住みか」が気になりますね。安心老後は政治でしか
できません。自力の人はよほどの人ですから。
「はと様 お願いします。」
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Unknown (Unknown)
2009-10-25 17:34:13
くま様 私もはと様に期待します。
生存権が脅かされている現在の日本では、万が一のためのセフティーネットを早く整備してほしいですね。
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Unknown (清姫)
2009-10-29 17:49:06
つもさん
面白そうな本をたくさんご存知ですね。
俵萌子さん、亡くなられましたか。
これもいつか読んでみます。
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Unknown (Unknown)
2009-10-29 18:50:18
清姫様 私が持っていますので、いつかお会いしたとき読んでください。
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