大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

フランスの家族と社会福祉

2008-10-26 19:22:47 | 文化
放送大学の公開講演会があった。松村教授の講演は、少子化に悩む日本の対策にふさわしいヒントがたくさんあって、とても明るい気持ちになれた。
フランス人は、お金がなくても、安くて美味しい物で、素敵なものを探し、生活を楽しめる民族だそうである。
退職してからは、ほとんど働かず、人生を楽しんでいるそうである。
フランスでは、失業した人にも、バカンスクーポンや列車のクーポンがあたり、社会レストランがあり、安いワインや食事を取ることができるそうである。
日本の1.3人に対し、出生率が2になったフランスでは、命がけで家族を支援していく家族政策が採られているからだ。
日本は5000円、フランスの児童手当は5万円、これだからフランスでは子どもを安心して産めるのかもしれない。その他、介護手当などきめ細かくいろんな手当がついて、学童保育も映像で紹介されたが、とてもうらやましいものであった。
資格をもつ指導員がいる明るくきれいな余暇センターで、こどもたちは自分で選択したスポーツやビーズ作りやダンスを楽しむ。
生活力やバイタリティのある子どもが育っていてうらやましかった。
100年かけて社会福祉をしてきたフランスから学ぶことはとても大きい。
コメント
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