東京都民銀行、八千代銀行、新銀行東京の3行が2年後に合併すると、新聞が報じていた。そして、合併後の銀行名は「きらぼし銀行」とするそうだ。
キラキラ輝く星を意味するのだろうが、「きらぼし」は「綺羅」と「星」のことではないかと思ってしまう。「綺羅」はきらびやかな美しい衣装で、「星」は言うまでもなく夜空に輝く星である。そのきらびやかなものが星のようにたくさんあるというわけだ。
ところで、「綺羅、星の如く大名は並んだ」などのように、綺羅のあとに読点を打っている。つまり「きらぼしの如く」ではない。「きら ほしの如く」と区切るのだ。
「きらぼし」と続ける用例は誤用であると辞書にある。
だから「きらぼし」は単に星の輝きだといわれそうだが、「きら ほし」とイメージが重なる。銀行名を再度検討したほうがよろしいのでは。
キラキラ輝く星を意味するのだろうが、「きらぼし」は「綺羅」と「星」のことではないかと思ってしまう。「綺羅」はきらびやかな美しい衣装で、「星」は言うまでもなく夜空に輝く星である。そのきらびやかなものが星のようにたくさんあるというわけだ。
ところで、「綺羅、星の如く大名は並んだ」などのように、綺羅のあとに読点を打っている。つまり「きらぼしの如く」ではない。「きら ほしの如く」と区切るのだ。
「きらぼし」と続ける用例は誤用であると辞書にある。
だから「きらぼし」は単に星の輝きだといわれそうだが、「きら ほし」とイメージが重なる。銀行名を再度検討したほうがよろしいのでは。