本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

芥川賞作品

2016-08-13 09:12:30 | Weblog
 『文藝春秋』9月号に第155回の芥川賞の受賞作「コンビニ人間」が掲載されている。

 芥川賞と言えば、その受賞作はある時期まですべて読んでいる。図書館で『芥川賞全集』を借りて、読み落としていた作家の作品を完読したのだ。ただし、その全集は第19巻までしかなく、具体的には平成13年上半期の第125回受賞作が最後である。それを超えて今回までに30回分の受賞作があるわけだ。

 その30回分の作品にはずいぶん読まないものもある。例えば「蹴りたい背中」など感性が合わないからパスしている。ただ、感性の合わない西村賢太、田中慎弥、又吉直樹などは読み通したけれど、年取ったせいか、総じて近ごろの受賞作についていけないから放り出している。