冬のオリンピックのニュースでも平昌が「冬のソナタ」のロケ地であったことを言っていたが・・・。
一か月ほど前からBSのローカルチャンネルで「冬のソナタ」の再放送をやっていた。
1回が50分くらいに短縮して元放送は計20話ですが26話で完結するように放送していた。
私は第5話位から放送に気が付いて以後毎回録画して最後まで見ました。
以前断片的には見たような・・・あまり記憶になく主演女優のチェ・ジゥが高校時代の同級生に似ているなと思ったくらいであまり印象には残らなかったのだが・・・。
再放送を見だして、懐かしくてその同級生に電話しました・・・私はその子に恋をしたことはありませんでしたが・・・。
今回はこのチェ・ジゥとヨン様の演技力に感心しましたが。
ヨン様が親父の若い時の写真に似ているなと親しみを感じながら見たこともあり、ドラマの中へ入っていくことができました。
何よりもアメリカ映画のようなディープキスをしたり肉体関係を連想するようなシーンは無く、儒教の国らしく貞操観念も固く清い恋愛イメージに終始したのも日本の女性に受けたのではないでしょうか。
脚本・ストーリーの展開は日本のようにサラッとした感じではなくネチコク、どんでん返しもあり最後の涙を誘うエンディングへと美しく終わりました。
40年ほど前に韓国の金浦空港へ経由した時見た済んだ空の色が忘れられないですが。
これほどまでに日本のおば様たちを熱狂させたのは何だったんだろうか・・・。
自分の現実の境遇とあまりも違うギャップが逆に感動を誘ったのはないでしょうか。
夢物語の夢をやってくれたわけです。
私は最終回を見終わって、ため息と共に私の頭の中に・・金子由香里の「時が過ぎてゆく」という唄が流れてきた。
金子由香里『時は過ぎてゆく』
夢と現実、取り戻せない時間・過去
誰しもが片思い・恋愛の経験はあると思いますが・・・振り返ってみると思い通りには行かない現実がありました。
その若い愚かさ、清さ、ほろ苦さを思い出させてくれたドラマでした、名作。
ジョルジュ・ムスタキGeorges Moustaki traducido - Il est trop tard