NHKTV 「花遍路 風の昭和日記」から
今日は広島原爆投下から73年、お祈りいたします。
前回、山頭火のことを書いた時に放哉(尾崎放哉)のことも書こうかと画像などを当たったが少し生臭い感じがしてやめたのですが・・・。
翌日TVを見ていて思いがけず放哉に関連することを目にした。
急いで録画して一枚だけ間に合った。
尾崎放哉のことは最晩年亡くなった小豆島での評判もすこぶる悪く、生前の画像も生臭く、浮世離れした山頭火と一緒に上げるのはためらわれた。
だが1985年NHK松山放送局が制作した吉村 昭 著『海も暮れゆく』での橋爪功が演じた放哉の画像は悲哀も感じるがどことなくユーモラスで明るさを感じ、放哉のことも書こうという気になった。
実際最晩年は酒も戻し近所の主婦に下の世話にもなりながら死んでいったということです。
山頭火、尾崎放哉と自由俳人のことを偉そうに書いていますが私は俳句の世界に詳しくはないですが、
2003年7月に 大雪山縦走(HP、山or旅or自転車、)した時の記事に尾崎放哉のこと少し書きました。
その縁でか放浪の俳人にも興味がありました。
橋爪はこの放哉を演じ・・・死にゆく演技そのものに感動し演劇の原点を感じたと言っている。
嫌われ周囲から見放されるような人間でも一つ信念を持ち俳句を続けた・・・人間の弱さ,醜さをさらけ出しながらの生きざまは後の人々からは愛される。許され慰められるところがあったのかもしれません。
後の世に拾い上げる、ピックアップする人も立派だと思いますが。
NHK松山放送局が制作した 『海も暮れゆく』 はぜひ再放送をお願いしたいです。
山頭火や放哉は結構人気で 生前の 渥美清 も演じてみたいと願っていたそうです。