9日の朝にTGM-2を使ってガイドテストをしてみた。
焦点距離2150mmのミューロン180を撮影鏡にした。
北極星が双眼鏡でも見えるか見えないかであったので、極軸望遠鏡で捉えた星が本当にポラリスなのか確信がない、Guid Dogの感じがいつもと違っていたので北極星を間違えているかもしれない。
肉眼では目安になる導入星が判らなかったのでミューロン180のガイド鏡で星を捉えGuid Dogでガイド撮影をしてみた。
いつもと感じが違っていたがガイドの間隔を短くしてとにかく3分露光一枚撮ってみた(上画像)。
うまくいっていたので安心して2,3,4,5枚と撮影していった。
テストを終えメインPCに転送して見てみると2枚目以降が流れている。
『がっくり』たわみだろうか、それとも極軸エラーだろうか・・・。
いろいろ考えたが、極軸エラーではないかと思った。
今朝(11日)の3時ころ仕事を終えて外を見たら月が輝いて晴れているようだ。
星は見えないがテストをすることにした。
極軸望遠鏡を覗いても北極星は見えず・・・、極軸の修正はできないままである。
ガイド鏡を触ってみるとガタガタと動いた・・・。
TGM-2と鏡筒バンドがきちっと締まっていなかったようだ・・・。
ガイド鏡をはずし締めなおしてテスト・・・。
まだ流れている・・・。
鏡筒バンドを締めなおしてやってみるがまだ流れる。
今度は指で一杯締め付けてみた。
ようやく点像に写ったので続けて3分5枚(計15分)撮って見た。
なんとか成功したようだ。
今度は5分を3枚撮影して終了した。
何とか点にはなったが、どうやら極軸も怪しいようだ。
TGM-2はガイド星を捉えるのは本当に楽だが、よほど固定をしっかりやらないと「たわんで」流れてしまう。
やはり2点支持のほうが確実性があるが、なんとかこのまま一点支持で行きたい・・・。