念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

久しぶりの遠征・ペルセウス座流星群

2007年08月14日 | 天体写真
 ここのところ日本列島が高気圧に覆われた状態ですが、お山の天気はなかなか微妙で思い通りにならない時が多い。
今回は久しぶりだしダメ元でおいしい空気を吸ってこようと出かけました。
遠征地近くに来ると雲が出ていましたが、上まで登ると湿度は多いものの晴れていて感激。
知り合いの人や移動アンテナを立てて無線をする人が陣取っていた。



この遠征地は林道崩落などで1年以上くることができなかったがやはり第一級の撮影地である。天の川の見事さには歓声をあげてしまった。

0時過ぎにはデジ一眼レフと三脚も出してペルセウス座流星群を撮影することにした。ペルセウス座が何処にあるかも判らず、撮影仲間の船田さんに教えてもらう始末です。
1分露光を20枚、2分露光を10枚撮影した。
その中で5枚ほど流星の痕跡がありましたが、ほんの小さなものばかりです。
一枚目はIC1805,IC1848の右、NGC869,NGC884の『ペルセウス二重星団』の下に小さく出ています。この撮像は流星痕は小さいけれど右上にアンドロメダ銀河も写っていいます。







2枚目は一番大きく写っていた撮像、3枚目は2分露光で右上に流星痕があります。
肉眼では大きな流星も見ましたが、思っていたよりささやかな流星群でした。