念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

Webガイダーテスト

2005年12月27日 | 天体写真
 
 クリスマス(25日)の夜に実家でWebガイドシステムを組み上げてテストしようと思ったが、とたんに雲が覆ってきてテストできませんでした。
一晩中晴れて安定した星空は望めそうも無いと考え、自宅(マンションの窓から)テストすることにした。

私の持っているEM-200用三脚(SE-M)は高すぎて(高さ)赤道儀を搭載すると窓から望遠鏡で撮影することはできないので低い三脚を自作することにしました。
もったいなかったがキャンバスの木枠を使って早速作り上げ赤道儀を搭載した。
三脚自体の高さは60cm強、SE-Mの長さと比較してください。





AM3時ころ北の空をみたら晴れていたので極軸を合わせる。
何とか北極星を捉えたので、ついでWebガイダーのテストをしました。
今まで、焦点距離355mmのFS-60CでのWebガイダーのテストは何とかやれていたのですが、焦点距離800mm(レデューサーをつけて680mm)のFS-102では満足の行く結果はでていませんでした。

ガイド鏡の2点支持を何とか工夫しての初テストでした。
西の空は雲で覆われていて、北西のカペラがかろうじて見えていたので
テストして見ました。
望遠鏡の向きの設定が反対になっていたようで、3度ほど失敗のあと
向きを正しく?設定しなおしたら3分と5分のガイドはバッチリ成功しました。
勢いをかって、西の空をと窓を開けようとしたら夜露?が凍って西の窓があきませんでした。
仕方なく今夜のテストは終了です。
マンションの窓からでは画角が狭く撮りたいものがなかなか撮れませんが、
晴れている時を見計らっての撮影ができそうです。
都会の空は明る過ぎますがテストや機材、ソフトに慣れるためにはやらないよりましです。

Webガイダーを思い通りに使いこなせれば焦点距離800mmほどの撮影もできます。
思い切って低い三脚を作って正解でした。
下は拡大図(原版の70%)です。