〔ガリ ガリ ガリ・ザッツ ザッツ ザッツ・ガリ ガリ ガリ〕
という耳障りな騒音が窓から入って来ます。
近くの駐車場の除染をしている異音です。
コンクリートを削ったり、洗浄したりしている音です。
真夏の様な気温、雲ひとつない青空の下、除染で出た汚染廃棄物が、
幾つも幾つも黒いビニール袋に詰められて駐車場の隅に並べられています。
地震災害により私の住む町でも家屋の倒壊や、ビルの半倒壊が幾つもありました。
三年経過した現在、壊れた家屋が撤去されて新しい建物が出来ていたり、ビルの外装が
リニューアルされたりして、街並みの景観は良くなりました。
でも、手入れの行き届いた庭の花木の傍らに、除染で出た容器が保管されているのは
何ともアンバランスな光景です。
いつまで保管しなければいけないのか、劣化はしないのだろうかとの不安と一緒に置かれています。
我が家の除染は、ふた月ほど前に終了しました。
除染廃棄物は、家屋の裏側に保管しています。
裏側なので目立ちはしないものの、見たくはない異物です。
庭土や玉砂利の上に山砂を数センチ盛り土しましたので、庭の景観は白々しく落着きの悪い
ものでしたが、幾度かの雨を経て、土も少しずつ庭に馴染んできました。
土が馴染んだと言うよりも、目が慣れてきたのでしょう。
と、
諦めていた草花が、例年より遅れてはいますが芽を出し、花芽を付け、花を咲かせているのです。
紫らん
すずらん
あやめ
萩
水引草
ききょう
なでしこ
ふじばかま
かんぞう
ねじれそう
みーんな、みーんな、土を盛り上げて芽を出してくれたのです。
「こんにちは、今年もようこそ」
「ありがとう、土を持ちあげて、今年も顔を見せてくれたのね」
と、あいさつをしました。
いろいろと不安はあっても、この「生きもの」たちと、共生できる喜びだけでも生きて行けそうです。
『共に、乾杯』『いのちに乾杯』
〈ゴマメのばーば〉
という耳障りな騒音が窓から入って来ます。
近くの駐車場の除染をしている異音です。
コンクリートを削ったり、洗浄したりしている音です。
真夏の様な気温、雲ひとつない青空の下、除染で出た汚染廃棄物が、
幾つも幾つも黒いビニール袋に詰められて駐車場の隅に並べられています。
地震災害により私の住む町でも家屋の倒壊や、ビルの半倒壊が幾つもありました。
三年経過した現在、壊れた家屋が撤去されて新しい建物が出来ていたり、ビルの外装が
リニューアルされたりして、街並みの景観は良くなりました。
でも、手入れの行き届いた庭の花木の傍らに、除染で出た容器が保管されているのは
何ともアンバランスな光景です。
いつまで保管しなければいけないのか、劣化はしないのだろうかとの不安と一緒に置かれています。
我が家の除染は、ふた月ほど前に終了しました。
除染廃棄物は、家屋の裏側に保管しています。
裏側なので目立ちはしないものの、見たくはない異物です。
庭土や玉砂利の上に山砂を数センチ盛り土しましたので、庭の景観は白々しく落着きの悪い
ものでしたが、幾度かの雨を経て、土も少しずつ庭に馴染んできました。
土が馴染んだと言うよりも、目が慣れてきたのでしょう。
と、
諦めていた草花が、例年より遅れてはいますが芽を出し、花芽を付け、花を咲かせているのです。
紫らん
すずらん
あやめ
萩
水引草
ききょう
なでしこ
ふじばかま
かんぞう
ねじれそう
みーんな、みーんな、土を盛り上げて芽を出してくれたのです。
「こんにちは、今年もようこそ」
「ありがとう、土を持ちあげて、今年も顔を見せてくれたのね」
と、あいさつをしました。
いろいろと不安はあっても、この「生きもの」たちと、共生できる喜びだけでも生きて行けそうです。
『共に、乾杯』『いのちに乾杯』
〈ゴマメのばーば〉
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