ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

『修身・斉家・治国・平天下』

2018-03-27 06:27:26 | 日記
〈「遠野物語」異考〉の講座、昨日 最終回でした。
けっこう楽しく、そして得るところも沢山ありました。
講座を終えて家に帰るべくバスを待っていましたら、青い空に昼の月が出ていました。
月齢は?
その白い姿かたちからして「9」くらいかしら。
ふっと、幼い頃に父が唄ってくれた歌を思い出したのです。
神経質で、すぐに熱を出してはグズりがちな私を負んぶして外に出たりした時に
唄ってくれました。

    ♪ おつきさま えらいな
      おひさまの きょうだいで
      みかづきに なったり
      まんまるに なったり
      はる なつ あき ふゆ
      にっぽんじゅうを てらす

80年程むかしのことです。
当時は、父親が子供を負んぶする姿は、あまり見られませんでした。
子育ては母親の領域でしたから。
でも、私が ひ弱な生まれつきで、取り上げてくれたお産婆さんには、
「育つかどうか わからない」
と言われていましたので、父は他の兄弟姉妹に比べ私を可愛がってくれたようです。

何だか懐かしい気持ちになって家に戻りました。
炊事をして、夕食を済ませ、参院予算委員会集中審議の録画を観ました。
自民党の山本一太氏が質問に立って、
 〈総理も 外務大臣も、この文書の書き換えは まったく知らなかった。
  官邸も 関わっていない〉
と、強調していましたが、今の状況で、どうしてその様に断定できるものかと、
甚だ疑問に思えました。

質問に答える事務方の方々も、一様に
〈文科省が 自主的に行った(前川喜平氏の講演に絡む問題で)〉とか
〈とんでもないことをしました。深くお詫び申し上げます(文書改ざん 関連)〉とかの連発。
何だか、出来の悪い「台本」の立ち稽古の態を示していました。

政治家と官僚の関係は、
「君と臣」 「ご主人様と僕(しもべ)」の関係なのでしょうか。
ヘンな感じです。

それに 安倍首相の、「妻が 妻が」という なり替わり答弁も かなり変なハナシ。
昔の「家長」感覚 ?
それとも、安倍昭恵氏は、保護者を必要とする未成年 ?
それなら、
『修身・斉家・治国・平天下』です。
「斉家」を しっかりと。奥さまも、少し お静かに・・・・・・
(これ、少し言い過ぎですね。)
誰にも指示されては いません。
全くもって、「自主的」な〈ばーば〉の〈嫌味発言〉です。

今日は、佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問があります。
どんなシナリオが展開されるのか。
シナリオライターは、誰?
舞台を完結させるのは観客(国民)です。
                        〈ゴマメのばーば〉
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