「草枕」の主人公は〈山路を登りながら〉考えました。
わたくし・ばーばは、朝の目覚め刻、半睡の状態で考えました。
〈洗濯をするべきか否か〉と、ハムレットの様に。
予報からすれば梅雨の晴れ間にも当たる天候とのこと。
でも、昨夜「美術館へ行かなければ」と強く思ったのでした。
郡山市美術館で開かれている企画展。
【 フジフイルム・フォトコレクション展
日本の写真史を飾った写真家の『私の一枚』 】
今月の23日で終了となります。
4月20日から開かれていましたので、ついつい先延ばしとなって閉会が近く
なってしまったのでした。
「美術館」か、「洗濯」か、と決め迷っている私の脳裏に、パッと閃いたコトバが
ありました。
半月ほど前になるでしょうか、ラジオ深夜便を聞くともなく耳に挟んでいた時に
聴いたコトバです。
〈物事を始める時には、まず「ゴール」を明確に設定することが肝要。
それから、ゴールに至るための必要なことを考える〉
そんな、内容でした。
定かではないのですが、確か、「小惑星探査機・はやぶさ2」に関わって
いらっしゃる方のコメントだった様に記憶しています。
このコトバが蘇ってきたのは素晴らしい事でした。
もう、記憶したかどうかも忘れていたコトバでしたから。
そうだ、「ゴール」(行こうと思ったこと)を、真っ先に考えようと。
そんなわけで、迷わず「美術館」へ行って来ました。
懐かしい写真家さんたちの作品と、再開した喜びもありましたし、
得るところも多々あって、目は疲れましたが充実した気持ちで帰って
来ました。
☆ 植田正治 「パパとママとコドモたち」
☆ 木村伊兵衛 「秋田おばこ」
☆ 細江英公 「薔薇刑 #32」
☆ 白籏史朗 「冬の晨」
☆ 篠山紀信 「誕生」より
☆ 土門拳 「弥勒堂釈迦如来坐像左半面相」
☆ 須田一政 「山形 銀山温泉」
☆ 入江泰吉 「斑鳩の里落陽 法隆寺塔」
☆ 星野道夫 「夕暮れの河を渡るカリブー」
などなど。
懐かしい写真たちに再会した感じです。
こんにちは、 しばらく と。
初めて出会った作品でインパクトを受けたのは、
☆ 川田喜久治 「日の丸」〈地図より〉
☆ 桑原史成 「‟生ける人形“とも言われた少女〈水俣〉より
でした。
郡山市美術館は、郡山市東側郊外の山間地高台にあります。
この美術館の佇まいが大好きな私です。
美術館からの道を下りながら、私は「草枕」の文章を思い出していました。
《智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安いところへ引き越したくなる。どこへ越しても住み
にくいと悟ったとき、詩が生れて、絵ができる。》
写真展の作家さん達にも、世の中は住みにくかったものか、美しかったものか。
(美術館HPからお借りしました)
わたくし・ばーばは、朝の目覚め刻、半睡の状態で考えました。
〈洗濯をするべきか否か〉と、ハムレットの様に。
予報からすれば梅雨の晴れ間にも当たる天候とのこと。
でも、昨夜「美術館へ行かなければ」と強く思ったのでした。
郡山市美術館で開かれている企画展。
【 フジフイルム・フォトコレクション展
日本の写真史を飾った写真家の『私の一枚』 】
今月の23日で終了となります。
4月20日から開かれていましたので、ついつい先延ばしとなって閉会が近く
なってしまったのでした。
「美術館」か、「洗濯」か、と決め迷っている私の脳裏に、パッと閃いたコトバが
ありました。
半月ほど前になるでしょうか、ラジオ深夜便を聞くともなく耳に挟んでいた時に
聴いたコトバです。
〈物事を始める時には、まず「ゴール」を明確に設定することが肝要。
それから、ゴールに至るための必要なことを考える〉
そんな、内容でした。
定かではないのですが、確か、「小惑星探査機・はやぶさ2」に関わって
いらっしゃる方のコメントだった様に記憶しています。
このコトバが蘇ってきたのは素晴らしい事でした。
もう、記憶したかどうかも忘れていたコトバでしたから。
そうだ、「ゴール」(行こうと思ったこと)を、真っ先に考えようと。
そんなわけで、迷わず「美術館」へ行って来ました。
懐かしい写真家さんたちの作品と、再開した喜びもありましたし、
得るところも多々あって、目は疲れましたが充実した気持ちで帰って
来ました。
☆ 植田正治 「パパとママとコドモたち」
☆ 木村伊兵衛 「秋田おばこ」
☆ 細江英公 「薔薇刑 #32」
☆ 白籏史朗 「冬の晨」
☆ 篠山紀信 「誕生」より
☆ 土門拳 「弥勒堂釈迦如来坐像左半面相」
☆ 須田一政 「山形 銀山温泉」
☆ 入江泰吉 「斑鳩の里落陽 法隆寺塔」
☆ 星野道夫 「夕暮れの河を渡るカリブー」
などなど。
懐かしい写真たちに再会した感じです。
こんにちは、 しばらく と。
初めて出会った作品でインパクトを受けたのは、
☆ 川田喜久治 「日の丸」〈地図より〉
☆ 桑原史成 「‟生ける人形“とも言われた少女〈水俣〉より
でした。
郡山市美術館は、郡山市東側郊外の山間地高台にあります。
この美術館の佇まいが大好きな私です。
美術館からの道を下りながら、私は「草枕」の文章を思い出していました。
《智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安いところへ引き越したくなる。どこへ越しても住み
にくいと悟ったとき、詩が生れて、絵ができる。》
写真展の作家さん達にも、世の中は住みにくかったものか、美しかったものか。
(美術館HPからお借りしました)