ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

また また、「死の商人」ですか。

2015-12-15 06:34:30 | 日記
安倍首相は12日、インドのモディ首相とニューデリーで会談し、
原発輸出を可能とする原子力協定を締結することで原則合意しました。
実現すれば核拡散防止条約(NPT)未加盟国とは初めて。
また、
  《日印間の防衛装備品・技術移転と秘密軍事情報保護に関する協定締結や、
  米印共同訓練「マラバール」への自衛隊の定期的参加で合意した》
と報じられました。

とにかく、消費税の軽減税率に関して財源処置のメドもつかぬまま、
『最善の結果を目指してもらいたい』
と言い残して、そそくさとインドへ出立した安部首相でした。

インド西部の高速鉄道計画に対して、日本の新幹線方式を採用することなども合意、
  《支援のため最大約1兆4600億円の円借款を供与する》
などと決めてきました。
営業活動をせっせと励んでいる様ですが、
“いいのかなぁ、これで”
の思いと不安を覚えます。

  《防衛装備品・技術移転と秘密軍事情報保護に関する協定締結や、
  米印共同訓練「マラバール」への自衛隊の定期的参加で合意した》
ということですから、「防衛装備品」を「移転」出来るということ。
つまり、武器を売れるようにして来たということです

日本経済が上向きになることは、悪いことではありませんが、
「武器」を売り込む事には反対です。
それに、原発稼働に因って生じる「高レベル廃棄物」は、
10万年も監視しなければいけないモノです。
現在の、原発技術が、より優れた技術だなどと、胸を張って言えるのでしょうか。
未完成で、高リスクの商品ではないでしょうか。
「もんじゅ」様だって、困っています。

装備品と言う名の武器にしても、テロの頻発するアメリカでさえ、
銃所持規制の声も出ているのです。
儲けるためには、何でも売ろう!
ということでしょうか。

私たちの国が、「死の商人」になることには反対です。
憲法を無視する安倍総理ですから、「死の商人」になることなど、
何ら問題視などしないでしょうが。

           【乾いたパンの一片しかなくとも平安があれば
                いけにえの肉で家を充たして争うよりよい】
                                   (箴言17章1節)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする