健康な定年前後の人の地方移住を促すという「日本版CCRC」構想。
受け入れを検討している自治体が複数あり、高齢者の「移住計画」は
さらに拡大する見通しとのこと。
地方創生の柱であるCCRCに関する政府の有識者会議は、最終報告書をまとめ、
構想実現に向け動き出すもようです。
〈大半の市町村は首都圏からの受け入れを考えている〉
ということで、
〈見守りサービスの付いた民間の「サービス付き高齢者向け住宅」として運営。
地元の大学と連携して生涯学習や交流の場の提供を目指す〉
などとしているようです。
また、
〈賃貸住宅を借り上げて移住者に安く貸すことなどを想定する〉
〈生活支援には、「地域包括支援センター」などを活用する〉
などとする市町村もあるそうです。
地方に住む高齢者の一人としては、こうした制度政策に不安を覚えます。
高齢化社会の到来を目前にして、「介護」の問題は避けて通れない事は事実です。
今、「日本版CCRC」構想で謳っている様に「健康な定年前後の人」であっても、
数年経てば要介護者の増加は必至です。
高齢者が、新たな地域に移り住むということは、近親者とも離れ暮らすということです。
そうなれば、「特老施設」の大幅な受け入れ増加を、考えなくてはなりません。
こうした先々のことを見通した施策を望みます。
今でも、「特老施設」へはなかなか入居できずに「空き待ち」の高齢者が大勢いるのです。
若い頃から地元で働き、老いて年金生活者となった者たちが、
より一層入居困難になるようなことに陥りはしないでしょうか。
介護・看病疲れによる殺人事件や、心中事件は、都会だけではなく地方でも起きています。
《介護保険制度に基づく要支援・要介護者は厚生労働省の統計で
全国に約615万人(今年7月末)。
自宅で介護されている人は約352万人(14年度)。
25年には、それぞれやく830万人、約490万人に急増すると見込んでいる》
とのことです。
私たち、高齢者、
〈歳の神さまから、歳をいただいてもいいですか?〉
そんな呟きも出てきそうな師走です。
〈ゴマメのばーば〉
受け入れを検討している自治体が複数あり、高齢者の「移住計画」は
さらに拡大する見通しとのこと。
地方創生の柱であるCCRCに関する政府の有識者会議は、最終報告書をまとめ、
構想実現に向け動き出すもようです。
〈大半の市町村は首都圏からの受け入れを考えている〉
ということで、
〈見守りサービスの付いた民間の「サービス付き高齢者向け住宅」として運営。
地元の大学と連携して生涯学習や交流の場の提供を目指す〉
などとしているようです。
また、
〈賃貸住宅を借り上げて移住者に安く貸すことなどを想定する〉
〈生活支援には、「地域包括支援センター」などを活用する〉
などとする市町村もあるそうです。
地方に住む高齢者の一人としては、こうした制度政策に不安を覚えます。
高齢化社会の到来を目前にして、「介護」の問題は避けて通れない事は事実です。
今、「日本版CCRC」構想で謳っている様に「健康な定年前後の人」であっても、
数年経てば要介護者の増加は必至です。
高齢者が、新たな地域に移り住むということは、近親者とも離れ暮らすということです。
そうなれば、「特老施設」の大幅な受け入れ増加を、考えなくてはなりません。
こうした先々のことを見通した施策を望みます。
今でも、「特老施設」へはなかなか入居できずに「空き待ち」の高齢者が大勢いるのです。
若い頃から地元で働き、老いて年金生活者となった者たちが、
より一層入居困難になるようなことに陥りはしないでしょうか。
介護・看病疲れによる殺人事件や、心中事件は、都会だけではなく地方でも起きています。
《介護保険制度に基づく要支援・要介護者は厚生労働省の統計で
全国に約615万人(今年7月末)。
自宅で介護されている人は約352万人(14年度)。
25年には、それぞれやく830万人、約490万人に急増すると見込んでいる》
とのことです。
私たち、高齢者、
〈歳の神さまから、歳をいただいてもいいですか?〉
そんな呟きも出てきそうな師走です。
〈ゴマメのばーば〉