来年夏の参院選と衆院選の、同日選論がささやかれ始めました。
菅官房長官は30日の記者会見で、衆院解散は「首相の専権事項」と、述べていますが、
通常国会の早期召集を、「衆参一緒に選挙ができる日程だ」と語っています。
外遊日程が詰まっていると言う理由で、
憲法53条による臨時国会も召集せず、
不適切な献金や暴言、
首相の任命責任などを含めて、どうなっているのでしょう。
安倍政権は、まさにやりたい放題。
「1強」の上に、驕り高ぶっている様にしか見えません。
それにしても、安保関連法案の国会審議中には、内閣支持率は下がっていましたのに、
このところ、回復の傾向を見せています。
これは、どうしたことでしょう。
あのドタバタ採決強行から、まだ2カ月です。
安倍首相が言った様に、
《国民は、時の経過の中で、あの法案が正しかった》
と受け入れたのでしょうか。
残念な思いがします。
『安倍政権は、有権者の目に見えるものを打ち出しては支持率に結び付けている』
と語るのは、政官界や外交情報を詳報する雑誌「インサイドライン」編集長の
歳川隆雄氏。
『「新三本の矢」や「1億総活躍社会」、目に見える最たるものとしての外交、等々。
官邸の巧みな「ビジブル戦略」と、それに乗せられるメディアと国民―――
そんな構図が浮かんでくる』と。
《小泉氏の起用は世論対策、ひいては参院選対策としては大成功です。
「部会長は農政に疎い人物では駄目だ」という批判が出てもよさそうなのに、
小泉氏の発言が報じられると『謙虚だ』『一生懸命だ』と受け止められる。
小泉氏を「痛みへの説得役」と位置づけている》
と語るのは、ノンフィクションライター、常井健一さんです。
(毎日新聞 2015年11月27日 東京夕刊)
安倍政権にとっては、選挙も国民の声を聞くためのものではなく、党利党略でしかありません。
立憲主義を踏みにじり、憲法9条を変えようとする政権の意図を見過すことは出来ません。
だまされまい!
官邸の巧みな「ビジブル戦略」に。
〈ゴマメのばーば〉
菅官房長官は30日の記者会見で、衆院解散は「首相の専権事項」と、述べていますが、
通常国会の早期召集を、「衆参一緒に選挙ができる日程だ」と語っています。
外遊日程が詰まっていると言う理由で、
憲法53条による臨時国会も召集せず、
不適切な献金や暴言、
首相の任命責任などを含めて、どうなっているのでしょう。
安倍政権は、まさにやりたい放題。
「1強」の上に、驕り高ぶっている様にしか見えません。
それにしても、安保関連法案の国会審議中には、内閣支持率は下がっていましたのに、
このところ、回復の傾向を見せています。
これは、どうしたことでしょう。
あのドタバタ採決強行から、まだ2カ月です。
安倍首相が言った様に、
《国民は、時の経過の中で、あの法案が正しかった》
と受け入れたのでしょうか。
残念な思いがします。
『安倍政権は、有権者の目に見えるものを打ち出しては支持率に結び付けている』
と語るのは、政官界や外交情報を詳報する雑誌「インサイドライン」編集長の
歳川隆雄氏。
『「新三本の矢」や「1億総活躍社会」、目に見える最たるものとしての外交、等々。
官邸の巧みな「ビジブル戦略」と、それに乗せられるメディアと国民―――
そんな構図が浮かんでくる』と。
《小泉氏の起用は世論対策、ひいては参院選対策としては大成功です。
「部会長は農政に疎い人物では駄目だ」という批判が出てもよさそうなのに、
小泉氏の発言が報じられると『謙虚だ』『一生懸命だ』と受け止められる。
小泉氏を「痛みへの説得役」と位置づけている》
と語るのは、ノンフィクションライター、常井健一さんです。
(毎日新聞 2015年11月27日 東京夕刊)
安倍政権にとっては、選挙も国民の声を聞くためのものではなく、党利党略でしかありません。
立憲主義を踏みにじり、憲法9条を変えようとする政権の意図を見過すことは出来ません。
だまされまい!
官邸の巧みな「ビジブル戦略」に。
〈ゴマメのばーば〉