ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

だまされまい!!

2015-12-04 06:19:34 | 日記
来年夏の参院選と衆院選の、同日選論がささやかれ始めました。
菅官房長官は30日の記者会見で、衆院解散は「首相の専権事項」と、述べていますが、
通常国会の早期召集を、「衆参一緒に選挙ができる日程だ」と語っています。

外遊日程が詰まっていると言う理由で、
憲法53条による臨時国会も召集せず、
不適切な献金や暴言、
首相の任命責任などを含めて、どうなっているのでしょう。
安倍政権は、まさにやりたい放題。
「1強」の上に、驕り高ぶっている様にしか見えません。

それにしても、安保関連法案の国会審議中には、内閣支持率は下がっていましたのに、
このところ、回復の傾向を見せています。
これは、どうしたことでしょう。
あのドタバタ採決強行から、まだ2カ月です。
安倍首相が言った様に、
《国民は、時の経過の中で、あの法案が正しかった》
と受け入れたのでしょうか。
残念な思いがします。

  『安倍政権は、有権者の目に見えるものを打ち出しては支持率に結び付けている』
   と語るのは、政官界や外交情報を詳報する雑誌「インサイドライン」編集長の
   歳川隆雄氏。
  『「新三本の矢」や「1億総活躍社会」、目に見える最たるものとしての外交、等々。
   官邸の巧みな「ビジブル戦略」と、それに乗せられるメディアと国民―――
   そんな構図が浮かんでくる』と。

  《小泉氏の起用は世論対策、ひいては参院選対策としては大成功です。
   「部会長は農政に疎い人物では駄目だ」という批判が出てもよさそうなのに、
   小泉氏の発言が報じられると『謙虚だ』『一生懸命だ』と受け止められる。
   小泉氏を「痛みへの説得役」と位置づけている》
と語るのは、ノンフィクションライター、常井健一さんです。
                       (毎日新聞 2015年11月27日 東京夕刊)


安倍政権にとっては、選挙も国民の声を聞くためのものではなく、党利党略でしかありません。
立憲主義を踏みにじり、憲法9条を変えようとする政権の意図を見過すことは出来ません。

だまされまい!
官邸の巧みな「ビジブル戦略」に。
                                  〈ゴマメのばーば〉
コメント (1)
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