golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

A.スカルラッティ「カンタータ集」ダニエルズ、マギーガン

2009-01-22 23:19:21 | Weblog
明日朝の飛行機で広島出張の予定をしておりました。

ところが、今朝急遽、明日午前中に広島での仕事が入り、朝一の飛行機に変更。

朝自宅からでは間に合わない為、今日は都内泊。

明朝5時起きなので、今日は短めです。

ダニエルズ(カウンター・テナー)マギーガン(指揮、チェンバロ)アルカディアンアカデミー(Deutsche Harmonia Mundi盤)

今日もDHM50枚BOXからの1枚。

ドメニコの父アレッサンドロ・スカルラッティ(1660~1725)のカンタータ。

やはりイタリア・バロックは、明快、爽快で気持ち良いですね。

カウンターテナーの美声に酔いながら、今朝気分良く聴けました。

では、お休みなさい。

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リュリ「ディヴェルティスマン」センペ

2009-01-21 21:13:58 | Weblog
大作曲家と崇められている人も、もし身近にいたとすると、変人で取っ付きにくかったり、嫌われ者とかも多いのだろうと想像致します。

今日のリュリなんか相当嫌なヤツだったであろうと思いますね。

ルイ14世の寵愛を背景に権勢を振い、強引な手法で敵を多く作り、放蕩の限りを尽くし、かなりの俗物であった模様。

当時テレビや週刊誌があったとしたら、ワイドショーやゴシップ記事の最高のネタであったことでしょう。

人間的には、聖人の対極にあるような人ですが、音楽の価値がそれによって損なわれる訳では勿論ありません。

ローレンス(メゾソプラノ)スキップ・センペ(指揮、チェンバロ)カプリッチョ・ストラヴァガンテ(Deutsche Harmonia Mundi盤)

今日もDHM50枚BOXからの1枚。

先日来、聴こうとしてなかなか聴けなかったCDです。
最初は、通勤途上で聴いていた際に途中で電池切れ。

昨日の朝は、イヤホン断線。

なかなかにタイミングの悪いディスクでありました。

やっと今朝聴け、また会社帰りに再聴。

なかなかに良いです。結構ツボです。

ジャン=バティスト・リュリ(1632~1687)の「ディヴェルティスマン」3曲。

ディヴェルティスマンのはっきりした定義は分かりませんが、娯楽的な音楽の様です。

3曲とも室内楽にメゾソプラノの歌唱付の曲が交互する構成。

一聴したところ渋く地味に思われるかもしれませんが、哀愁を帯びたり、優美であったりなかなか素敵な音楽がここにあります。

とても嫌なヤツの作品とは思えない誠実さも感じます。

リュリって本当はどんな人だったのか興味をそそられます。伝記でもあれば読んでみたいですね。日本語限定で(笑)。

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ソル「魔笛の主題による変奏曲」ぺぺ・ロメロ

2009-01-20 23:46:53 | Weblog
命綱ならぬイヤホンが断線したようで、今朝通勤時間に聴こうと思ったら、左側から音が出なくなっていました。

この為、会社帰りに某大型量販店に。

たかがイヤホン、されどイヤホン、何万円もするのもあるのですね~。

最初ヘッドホンタイプにしようかとも考えたのですが、通勤カバンで壊れたりしそうなので従来通りイヤホンタイプに。

上記の超高価な逸品を始め色々な値段の物がありますが、音の違いがどの程度か分からないし、どうせまたいつか壊れるので、結局一番安価な980円の物にしました。

一応、有名メーカーのであるし、現在使用中の確か800円だかの物と同等レベルでは聴けるでしょう。

ぺぺ・ロメロ(ギター)(PHILIPS盤)

上記のアクシデントがあった為、今朝聴こうと思ったCDは時間無くなり、予定変更し短い曲を。帰宅後、用事で出掛けた車の中で聴取。

「アルハンブラの思い出」などと並ぶギターの代表曲です。

モーツァルトのオペラ「魔笛」の中の「」に基づく主題による変奏曲。

~に基づく、と回りくどい言い方をしたのは、メロディーを変型して主題にしているからです。

昔、魔笛を何回も聴き返して同じメロディーを探したことがあるのですが、ついぞ発見出来ず。

「何という素敵な音だ」を主題にした変奏曲、とどこにも書いてありますが、雰囲気は似ていますが違うメロディー。

作曲者のソルに間違って伝わった?それとも意図的に変えたものでしょうか。

ほの暗い序奏に続き、このチャーミングな主題が現れます。

快速な第1変奏、落ち着いた第2変奏、伸びやかで安らぎを感じる第3変奏、メロディーと装飾的なアルペジオの応酬が楽しい第4変奏、高速華麗な第5変奏と、短いながらも心地良く好きな曲です。

何とかこの曲を弾きた~い、と無謀なチャレンジをしたことがあるのですが、途中断念、挫折。特に後半は全然弾けない。

前半だって、止まる、音を外す、指がもつれる、リズムムチャクチャ…。

全く音楽になりません。強いて言えば、非常に前衛的な音楽(笑)。

変奏曲じゃなくて、すんごく下手な「変装」。

よくコメディとかであるじゃないですか。尾行するため変装するのですが、変なカツラを被って、変なメガネ掛けて、髭付けて…。

電柱の影に隠れて尾行するのですが、かえって目立ってバレバレ。

あんな感じの変な変装(変奏?)になる訳ですね。

何年掛かっても弾ける様に、今年またチャレンジ開始してみようかな。

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ベルリオーズ「幻想交響曲」C. デイヴィス

2009-01-19 21:59:16 | Weblog
最初は恐がっていた解剖に慣れて来ると、内臓を切って小鳥に食べさせたりしていました…。

遥か昔、実家で取っていた「世界の音楽」といったでしょうか、ソノシート(完全に過去の遺物)付の本のベルリオーズの巻にこのような記載がありました。

開業医の家庭に産まれ、父親の意向で医学部に進んだエクトル・ベルリオーズ(1803~1869)は、解剖にビビっていたが、やがてそれを全く苦にしなくなった、という意味合いの冒頭の記述。

結構なインパクト持ってこの文章が記憶されました。

ですから、幻想交響曲も作曲に纏わる逸話もあり、猟奇的とまで言わないまでもかなり荒々しい曲という期待がありました。

クラシックを聴き出した初期の頃、期待して購入したLPが名演と言われたクリュイタンス盤。

ところが期待に反して、気品溢れる演奏。

あれぇ~、幻想交響曲ってこんな曲だったかな?

そう思いました。

このクリュイタンスショックで、好きな曲なのに何となく疎遠に。

確かLPも他に買わなかったはず。

CDもずっと無くて、数年前に中古ショップでアバド盤を買いましたが、これもバランスの良い優等生。あんまり聴いておりません。

コリン・デイヴィス指揮アムステルダム・コンセルトへボウ管弦楽団(PHILIPS盤)

昨年末、蒙古タンメン中本の吉祥寺店に行った際、ブックオフで出物が無いので買った1枚、250円。

コンセルトへボウが美しい響き、でもこれも予想通りの優等生。

蒙古タンメン中本で最辛の「冷やし味噌ラーメン」に慣れ過ぎてしまった私ゆえか、もっと刺激が欲しい。

やはり、爆演系じゃないとダメかなあ?この曲。

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ミヨー「組曲《スカラムーシュ》」ジョワ、ロバン=ボノー

2009-01-18 20:20:24 | Weblog
うわぁ~、銀杏爆弾だ!

いつも行くゴルフ練習場には、近隣の農家の無人販売所があります。

たまに、そこで野菜を買うのですが、先日は銀杏(ぎんなん)があったので購入。写真のパック入り(後述の通り既に2回食べたので購入時はギッシリ入っていました)で300円。銀杏の相場は全く分からないのですが、リーゾナブルなのでしょう、たぶん。
(写真のCDはサイズ比較の為の物で本文とは全く関係ございません)

ちょっとほろ苦く青臭さも残る、ツルンとしてかつモチモチ感もあるこの銀杏、好きなんです。飲み屋でメニューにあるとたいてい頼んじゃいますね。

さあて、どう食べるか。茶碗蒸しに入れる等の作戦もありますが、ここはシンプルに焼いて塩付けて。

電子レンジで手軽に焼けると何処かで読んだのですが、先日やってみたらそれはもう大騒ぎ。電子レンジの中で次々銀杏爆弾が炸裂して、壊れるんじゃないか?と心配になり慌てて中断しました。

また同じ轍を踏んではなりませぬ。今日はフライパンで焼くことにしましょう。

フライパンの上に銀杏を蒔いて鍋蓋を被せ火を着ける。どの位の時間が掛かるのか、火は強火が良いのか弱火か、全く分かりませんが時々鍋蓋の隙間から中の様子を伺いながら適当に調整。

この鍋蓋チェックで蓋を開けた際に、銀杏爆弾1個炸裂!いくつかの破片となり台所のどこかに散って行きました。去るものは追わずです。

殻が割れたのはこの1個だけ。しかし、焦げ目が少し着いてそれなりに焼けている可能性があります。

火を止め、ちょっと置いてから鍋蓋を取りました。

ところがまた爆弾炸裂!火を止めたからと油断した隙を突かれました。

この為、少し冷めるのを待ち、銀杏を皿に移して塩着けて食べる。ほとんどが殻が割れていない為、歯でかじって殻を割ってです。

やや焼け過ぎ。しかし銀杏特有の味わいはありました。

ネットで焼き方を調べたら、ペンチなどで殻を割ってから電子レンジに入れるのが簡単なよう。今度はそれでやってみましょう。

ジュヌヴィエーヴ・ジョワ、ジャクリーヌ・ロバン=ボノー(ピアノ)(ERATO盤)

今日も、寝正月ならぬ「寝休日」で、音楽を聴くまとまった時間が取れなかった為、短い曲で行きます。

昨日に引き続き、ミヨーの代表作。ピアノ連弾の為の作品。8分半ほどの曲です。

スカラムーシュ劇場で上演されるモリエールの児童劇「空飛ぶお医者さん」の為に書いた付随音楽から抜粋して2台のピアノの為に編曲した作品だそうです。

何っ~!「抜粋」、「編曲」、クラシック原理主義に反するぞ!

ちょっと待ってください。作曲家本人の手に拠るものなのでオリジナルでありOKであります。

第1曲ヴィフ。2台のピアノが縦横無尽に走り回る愉快な曲です。

第2曲モデレ。夢見心地の癒し系の美しい音楽。ああまた昼寝したくなっちゃいます。もう夜だけど(笑)。

第3曲ブラジレイラ。標題の通りサンバのリズムでノリノリ。

ピアノ連弾曲っていうと、何となくピアノ曲の亜流の感が拭えません(私だけ?)が、この曲など2台のピアノの掛け合いが大きな効果を産んでおり、連弾曲の代表作に挙げられるのも合点が行きます。

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ミヨー「世界の創造」バーンスタイン

2009-01-17 20:30:26 | Weblog
お~い、いつんなったら来るんだ?村山も中川も待ちくたびれたってよお。留守電で繋がんないし、一体どうしたんだよ。そろそろカラオケ行くぞ。それから、よし男はゲロ吐いちゃって、しょうがねえから先帰したぞ。それじゃ、いつもの「あかり」に移動するから早く来いよ。今度入ったヒロコちゃんって可愛いぞ♀

みたいなメールが突然ブログ記事として掲載されてしまう心配があるのである。

今回の件は、大変申し訳ございません。トラブルはすぐ上にも報告し、社として早急な解決に全力で取り組みますので、何とか契約キャンセルだけはお許しください。
これからご報告に貴社に急行させて頂きます。
留守電で連絡付かなかったので、取り急ぎメールでの失礼お許しください。

なんて言うのが載ってしまう可能性だってある。

そんな懸念していたことを、ついにやっちゃいました~。

いつも携帯からブログ記事をアップしております。

携帯ですから、当然プライベートのメールも、仕事のメールも送ります。

娘に送ったつもりが宛先を間違えて、ブログ記事として載ってしまいました。30分位経ってから、気付いて慌てて消しました。

何時に帰る?みたいな当り障りの無い内容だから良かったものの、気を付けないと。

レナード・バーンスタイン指揮フランス国立管弦楽団(EMI盤)

多作家ダリウス・ミヨー(1892~1974)の代表作。16、7分のバレエ曲ですが、バレエの方は現在ではほとんど上演されないようですが、上演あったら是非見てみたいですね。

創世期の混沌とした生命力溢れる世界が、ジャズの要素を取り込んだミヨーのノリの良い音楽で表現されています。

おもちゃ箱の様なハチャメチャで愉快な音楽で、短いし聴く機会の多い曲です。だいぶ以前に取り上げた、これも大好きな「屋根の上の牛」等とカップリングされています。

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バッハ「モテット集」ユングへーネル

2009-01-15 22:40:05 | Weblog
今日のつけ麺は「中本」じゃないです。

勿論激辛じゃないです。

会社の帰り掛け、用事で高田馬場に寄りました。夕食を採り損ねたので、いつもの様に中本と思ったのですが、たまに降りた高田馬場アレンジを。

そうだ、「一風堂」があったな。この有名店まだ入ったことが無いので行ってみるか。

もし混んでいたら、昔行った近くのトムヤンクンラーメン「ティーヌン」でも良いな、と以前の記憶で向かいました。

ところが、記憶違いで道を間違えたのか、2店舗とも発見出来ません。

で、急遽ピンチヒッター。

たまたま前を通り掛かり、大きな暖簾が旨そうなイメージだった「つけめん朝日」。

写真のつけめん並盛(150g)、何と320円であります。

目の前に「一味」があったので、全部投入して中本の冷やし味噌ラーメン風にしようかとだいぶ悩んだのですが、全部投入しても中本ほど辛くならない可能性が高そうであることと、鰹節味も大好きなので、思い留まりました。

魚粉のたっぷり入った、ちょっと甘口のつけ汁もなかなか旨く、320円にしては二重丸でした。

その後、駅に戻る途中、小さな中古CDショップを発見。しかし、残念ながら高い物が多く、掘り出し物は無し。

また、駅前にCDショップがあり覗いて見る。

ちょっと古い感じの店舗。最近メガショップばかりだけど、昔はこんな街の「レコード屋さん」が多かったよな、と妙にノスタルジーを感じる店。

案の定、入ってすぐの一等地は演歌コーナー。

奥まで巡回するが、クラシックコーナーは無し。やはり。

何気に振り向くと、クラシック2Fの文字。

2Fはとても狭そうだし大して無いだろうが、一応チェックすることにする。

まず、NAXOSがかなりの枚数あるのに驚く。大規模店でもこれほど揃っていないところも多いというのに。他の店舗でなかなか見掛け無い盤もある。

しかも、最近値上げしているショップが多いが、基本1枚1,050円。組物はもう少し安い物が多い。

他は国内盤ばかりの様子だが、結構きちんとした品揃えで枚数も想像を遥かに超える。決して広い訳では無いのだが。

指揮者別コーナーもちゃんとしており、アーベントロートが何枚もあったりしてエライ、パチパチである。大規模ショップだって、「アーベントロート」の仕切板のある店舗少ないと思いますよ。

通勤経路から外れているし、降りる機会の少ない駅ですが、そうじゃなかったら絶対贔屓にしたいお店です。

コンラート・ユングへーネル指揮カントゥス・ケルン(Deutsche Harmonia Mundi盤)

昨日に引き続き、DHM50枚BOXからの1枚です。

ラーメンはエース中本を温存し新人を登板させましたが、音楽は絶対エース、バッハです。

BWV.225~230の6曲。

CDでは、初期に購入したアーノンクール盤しか持っていなかった曲集です。

アーノンクール盤も気に入っていましたが、この演奏もなかなかに素晴らしい。

各声部一人の小規模合唱で、透明度高く、ユングへーネルの音楽性でしょうか優しく柔らかい音造り。

今朝から3回目を聴いていますが、聴けば聴くほど好きになる演奏。

追加生産後、ネットで購入したのですが、確か7,000円台の一番高い時期だったかも。しかし、昨日のCDもそうですが、こんな名盤が1枚当り約140~150円とは本当に嘘の様です。未聴盤約40枚が大変楽しみです。

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グルック「歌劇《中国人》」ヤーコプス

2009-01-14 22:44:26 | Weblog
会社の近くが観光コースになっていて、いつも中国や韓国等の方が観光バス等でたくさんいらっしゃっています。

みなさん街角で写真を撮っている光景をよく見掛ける訳ですが、背景やアングルが「何でここで?」と思うことがしばしば。

昨日もあるデパートを背景に撮影しているところに遭遇したのですが、正面とか別の角度の方が良いんじゃと思うのですが、特に綺麗だったり珍しかったりとは思えないアングルで写していました。

以前も、何の変哲も無い電話ボックスで若い女性が楽しそうに写真を撮っていましたっけ。

国民性や感性の違いなのか、自国の街角との微妙な光景の違いに面白味を感じて撮影しているのだと思います。

当ブログで以前台湾に行った時の事を書きました。街角で見る物がやたら興味深くて写真を写したり、立ち止まって見入ったりする事がよくありましたが、地元の方にしてみれば別にどうという風景でもなく、何だこいつと奇異に映っていたのかもしれませんね。

それと同じ事だと思いますが、興味を引く風景の感じ方の違いが本当に面白いなと思って、いつも海外からの観光客の方を眺めております。

プールナール(ソプラノ)、オッター、バンディテッリ(メゾソプラノ)、メイ(テノール)ヤーコプス指揮バーゼル・スコラ・カントルム(Deutsche Harmonia Mundi盤)

DHM50枚BOXからの1枚です。

クリストフ・ヴィリバルト・グルック(1714~1787)、前古典派と言うのでしょうか、現在の音楽史上での位置付けは良く分かっていないのですが、バロックとハイドン、モーツァルトを橋渡しする時代の作曲家ですね。

かねがね「オルフェオとエウリディーチェ」などのオペラのCDを欲しいなと思っておりました。

まだ10枚ちょっとしか聴けていない「宝箱」DHM50枚BOXをチェックするとグルックのオペラが入っているではないですか!

大変期待して聴きました。

「中国人」と言う曲名は知らなかったのですが、期待が裏切られることは全くありませんでした。

他愛も無い喜劇の様ですが、この時代固有の爽やかな響きの中に美声の競演が楽しめます。

特に題名のオリエンタルなムードは感じませんが、CD1枚のコンパクトな中にバロックを脱却した新しい時代の音楽の息吹きが聴き取れ、爽やかで楽しい作品です。

ちなみに、この曲「オペラセレナーデ」となっていますが、オペラとの違いは何なのか分かりません。

すみません、グルックお代わりお願いしま~す。

もっとグルックのオペラ聴きたくなりました。

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レーガー「ヴァイオリン協奏曲」シェルツァー、ブロムシュテット

2009-01-13 22:29:32 | Weblog
先週の土曜日、病院帰りにブックオフで調達したCDです。

あれ、レーガーにヴァイオリン協奏曲なんてあったんだ!

初めて存在を知った曲です。何しろ250円、買ってみることにしました。

マンフレッド・シェルツァー(ヴァイオリン)ヘルベルト・ブロムシュテット指揮ドレスデン・シュターツカペレ(BERLIN CLASSICS盤)

マックス・レーガー(1873~1916)というと、どうしても「モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ」のイメージが強く、他にオルガン曲や室内楽などがあったっけと、渋谷系じゃなかった「渋目系」イメージで、協奏曲があるとは想像もしませんでした。

しかも、何と1時間近い演奏時間!の大作ではないですか。

協奏曲って約30分以下の物が多いじゃないですか。

最長の交響曲は、ブライアンの「ゴシック」だと知っていましたが(未聴)、最長のヴァイオリン協奏曲が何かなど考えたこともありませんでした。

ググってみたところ、Wikipediaの「エルガーのヴァイオリン協奏曲」の項で、45分を超えヴァイオリン協奏曲の歴史の中で最長のものの一つ、最長は50分に及ぶアラン・ペッタションのヴァイオリン協奏曲第2番との記述を見付けました。

当ブログでも以前、交響曲第7番を取り上げた、悲痛極まりない長大な交響曲を書き続けたスウェーデンの作曲家です。

でも待てよ?

「50分に及ぶ」アラン・ペッタションの~とあるが、このレーガーの曲は、このCDの演奏時間を見ると、57分を超えているではないか。とすると、レーガーが最長!?

第1楽章 Allegro moderato 27:35
第2楽章 Largo con gran espressione 15:59
第3楽章 Allegro moderato(ma con spirito) 14:06

昨夜からまだ3回しか聴いていないので真価が分かっていないかもしれませんが、重厚で交響曲の様な感じの音楽であります。

しかし、協奏曲らしくヴァイオリンも活躍するなかなかに聴き応えのある作品です。

特別魅力的なメロディがあったり、個性的であったりする訳ではありませんが、このどっしりした存在感、聴き込めばハマるかもしれません。

ブラームスか、むしろブルックナーの好きな方とかであれば、すんなり受け入れられるかな、という感じです。

長い曲で、華麗さはありませんが、ヴァイオリンが技巧的に活躍するので、退屈せずに聴き通すことが出来ます。

もっと知られて良い曲だと思います。

しかし、ヴァイオリニストは大変でしょうね。約1時間演奏し続けですから。

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