golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

メシアン「アーメンの幻影」オズボーン、ロスコー

2009-01-06 23:05:16 | Weblog
この時代は「天狗党」が幅を利かせているらしく、白い天狗の面を着けた者を多く見掛けます。

また、驚いたことに俳句が随分流行しているようで、皆寸暇を惜しんで、細長い小さな板に何やら書き込んでおります。

未来はもの凄く進んだ世界を想像していましたが、江戸時代と余り変らないようです…。

タイムマシンで昔の人が現代にやって来て、マスク姿の人が携帯いじっているのを見たら、こんな風に思うのでしょうねえ。

ここのところ風邪でずっと天狗姿の私です。

スティーヴン・オズボーン、マーティン・ロスコー(ピアノ)(HYPERION盤)

1.創造のアーメン
2.星たちと輪のある惑星のアーメン
3.イエスの苦しみのアーメン
4.願望のアーメン
5.天使たち、聖人たち、鳥たちの歌のアーメン
6.審判のアーメン
7.成就のアーメン
(邦題は、「ピティナ・ピアノ曲事典」に拠りました)

の7つの曲から成る、ピアノ連弾の傑作。50分ほどの大作です。

オリヴィエ・メシアン(1908~1992)の1942年の作品。

キリスト教に題材を採った現代曲ですが、そこはかとない優雅さが全曲を貫いています。

表面は不協和な音だったり、奇妙なリズムに思われるかもしれませんが、聴けば聴くほど美しく面白い曲であります。

宗教的でありながら官能的。

現代的でありながらロマンチック。

久しぶりに聴きましたが、やはりメシアンはいいですわ。

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