golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

コリリアーノ「レッド・ヴァイオリン奇想曲」クィント

2009-01-29 22:43:05 | Weblog
先日、HMVから今月末までポイント×10セールというメールが来ました。

ポイント10倍とか辛さ100倍とか言う謳い文句に弱いのですワタシ。

んで、先日有楽町店を覗いたのですが、目的のCDは無し。

それで今日は、会社帰りに池袋店に寄り、前から欲しかった現代音楽のCD2枚を購入。

その1枚の最初に収録されているのがこの曲です。

3ヶ月位前でしたでしょうか、このCDが発売になった時ショップで試聴して以来欲しかった曲です。

CD帯には「赤い舌で舐め回されるような快感に浸る…」という何とも凄いキャッチコピーが書かれています。

ショップで初めて見た時、激辛好きの私は、もしかしたら読み間違っていたかもしれません。

「赤い唐辛子を舐め回すような快感に浸る…」

フィリッぺ・クィント(ヴァイオリン)(NAXOS盤)

ジョン・コリリアーノ(1938~)、アメリカの現代作曲家ですが、このCD(「ヴァイオリンとピアノのソナタ」及びトムソン(1896~1989)の作品を収録)に聴く限り、難解さは全くありません。

「レッド・ヴァイオリン」という映画の音楽を再構築した曲。演奏時間約9分半。

どんな映画か知らないのですが、ヴァイオリンの名器がもたらす愛と運命の物語だそうです。文庫本でも出ているようなので読んでみたいですね。

音楽は、パガニーニをロマン派末期にワープさせたような官能的で超絶技巧が冴える曲。

現代音楽と敬遠されずに、ヴァイオリンお好きな方や後期ロマン派のお好きな方は是非お聴きになってみてください。お勧めです。激辛と同様(?)クセになりそうな音楽です。

未聴ですが、同じ映画から再構築されたヴァイオリン協奏曲のCDも出ています。

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