golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

グルック「歌劇《中国人》」ヤーコプス

2009-01-14 22:44:26 | Weblog
会社の近くが観光コースになっていて、いつも中国や韓国等の方が観光バス等でたくさんいらっしゃっています。

みなさん街角で写真を撮っている光景をよく見掛ける訳ですが、背景やアングルが「何でここで?」と思うことがしばしば。

昨日もあるデパートを背景に撮影しているところに遭遇したのですが、正面とか別の角度の方が良いんじゃと思うのですが、特に綺麗だったり珍しかったりとは思えないアングルで写していました。

以前も、何の変哲も無い電話ボックスで若い女性が楽しそうに写真を撮っていましたっけ。

国民性や感性の違いなのか、自国の街角との微妙な光景の違いに面白味を感じて撮影しているのだと思います。

当ブログで以前台湾に行った時の事を書きました。街角で見る物がやたら興味深くて写真を写したり、立ち止まって見入ったりする事がよくありましたが、地元の方にしてみれば別にどうという風景でもなく、何だこいつと奇異に映っていたのかもしれませんね。

それと同じ事だと思いますが、興味を引く風景の感じ方の違いが本当に面白いなと思って、いつも海外からの観光客の方を眺めております。

プールナール(ソプラノ)、オッター、バンディテッリ(メゾソプラノ)、メイ(テノール)ヤーコプス指揮バーゼル・スコラ・カントルム(Deutsche Harmonia Mundi盤)

DHM50枚BOXからの1枚です。

クリストフ・ヴィリバルト・グルック(1714~1787)、前古典派と言うのでしょうか、現在の音楽史上での位置付けは良く分かっていないのですが、バロックとハイドン、モーツァルトを橋渡しする時代の作曲家ですね。

かねがね「オルフェオとエウリディーチェ」などのオペラのCDを欲しいなと思っておりました。

まだ10枚ちょっとしか聴けていない「宝箱」DHM50枚BOXをチェックするとグルックのオペラが入っているではないですか!

大変期待して聴きました。

「中国人」と言う曲名は知らなかったのですが、期待が裏切られることは全くありませんでした。

他愛も無い喜劇の様ですが、この時代固有の爽やかな響きの中に美声の競演が楽しめます。

特に題名のオリエンタルなムードは感じませんが、CD1枚のコンパクトな中にバロックを脱却した新しい時代の音楽の息吹きが聴き取れ、爽やかで楽しい作品です。

ちなみに、この曲「オペラセレナーデ」となっていますが、オペラとの違いは何なのか分かりません。

すみません、グルックお代わりお願いしま~す。

もっとグルックのオペラ聴きたくなりました。

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