golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ベルリオーズ「幻想交響曲」C. デイヴィス

2009-01-19 21:59:16 | Weblog
最初は恐がっていた解剖に慣れて来ると、内臓を切って小鳥に食べさせたりしていました…。

遥か昔、実家で取っていた「世界の音楽」といったでしょうか、ソノシート(完全に過去の遺物)付の本のベルリオーズの巻にこのような記載がありました。

開業医の家庭に産まれ、父親の意向で医学部に進んだエクトル・ベルリオーズ(1803~1869)は、解剖にビビっていたが、やがてそれを全く苦にしなくなった、という意味合いの冒頭の記述。

結構なインパクト持ってこの文章が記憶されました。

ですから、幻想交響曲も作曲に纏わる逸話もあり、猟奇的とまで言わないまでもかなり荒々しい曲という期待がありました。

クラシックを聴き出した初期の頃、期待して購入したLPが名演と言われたクリュイタンス盤。

ところが期待に反して、気品溢れる演奏。

あれぇ~、幻想交響曲ってこんな曲だったかな?

そう思いました。

このクリュイタンスショックで、好きな曲なのに何となく疎遠に。

確かLPも他に買わなかったはず。

CDもずっと無くて、数年前に中古ショップでアバド盤を買いましたが、これもバランスの良い優等生。あんまり聴いておりません。

コリン・デイヴィス指揮アムステルダム・コンセルトへボウ管弦楽団(PHILIPS盤)

昨年末、蒙古タンメン中本の吉祥寺店に行った際、ブックオフで出物が無いので買った1枚、250円。

コンセルトへボウが美しい響き、でもこれも予想通りの優等生。

蒙古タンメン中本で最辛の「冷やし味噌ラーメン」に慣れ過ぎてしまった私ゆえか、もっと刺激が欲しい。

やはり、爆演系じゃないとダメかなあ?この曲。

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