Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

デートと呼んでも許される模様

2021-05-08 | 走る若人が好き
日本選手権10000mと札幌ハーフの記事。

5/3に日本選手権10000mがありましたね。
相変わらずBS中継でしたが公式の動画が
アップされてます。大八木監督のゲキが
しっかり拾われてると話題(笑)。

まずは女子から。
序盤から廣中選手が積極的に引っ張る
展開になり、中盤からは安藤選手が先頭、
終盤は外側に廣中選手が来て並走、
一騎討ちになりました。
最終的に半分以上の選手を周回遅れに
してたんじゃないでしょうか。
廣中選手は仕掛けどころを狙うかの
ように外側に並び、9000mくらいか
安藤選手を突き放して優勝でした。
2位の安藤選手とともに参加標準を
切って五輪内定になりました!
2人で抱き合って喜ぶ姿も。
福士選手が最下位でしたが、報道に
よると第一線を退く時期が近いようで
廣中選手や安藤選手に劣らないほど
大きな拍手を貰ってました。
日中の強風が夜になって止み、
5月にしてはタイム出ましたね。

男子1組の前に2組のレース。
人数的に1組に入れなかった選手の
レースであり、ペースメーカーもおらず
1組ほどタイムは出ませんが、GGNなど
コロナで中止になった大会が多いので
出場できるだけでもありがたい機会
なのかもしれません。前半は割と団子
状態でしたが後半徐々に絞られてきて、
最終的には古賀選手、田村選手
(そういえばお兄さん故障欠場…)と
名取選手の並びに。古賀選手は序盤で
引っ張ってたので体力的に不利だった
でしょうか。最後の1周に入って
後ろで力を溜めてた名取選手が
スパートして組1着になりました。

そして男子1組。
外国人選手2人がペースメークし、
3番手の日本人先頭はトヨタの青木選手、
牟田選手、鎧坂選手、市田選手など
入れ替わってましたが、鎧坂選手は
その後途中棄権してしまい残念…。
そんな中、参加標準をすでに切ってて
五輪最有力の伊藤選手は日本人の3番手
前後をキープして前には行かず。
そこへ駒澤の鈴木選手が上がってきて
「おおっ」と。終盤は鈴木選手が
引っ張る形で先輩の田澤選手が日本人
2番手、3番手に伊藤選手という順に。
個人的には伊藤選手を応援してるので
リアルタイムでは「遅れないでー!」
と本当ドキドキでしたね。
その伊藤選手、ラスト2周のところで
スパート!田澤選手もスパートが
切れますが、みるみる差が広がり
5月にこれだけ出せるのかという
27:33.38の好タイムで優勝、
そして五輪内定を決めました!
嬉しそうにポーズ取ってましたね。
ビッグレースの優勝初めてかな?

いやー伊藤選手やってくれました!
好きな選手なので本当にめでたい。
地元が会場に近い浜松なので、たぶん
集まった観客の大部分が伊藤選手を
応援してたんじゃないかと思います。
全国レベルではなかった高校時代は
五輪を目指しておらず調理師の道も
考えてたほどだったそうですが、
大きく成長して凱旋しましたね~。
ニューイヤー駅伝で故障したとは
思えないような強烈スパートでした。
相澤選手からは「一緒に走れるね」と
祝福されたそうで今も仲良しライバル。
会見で「ランニングデート」について
本人に聞いたのどこの記者だ(笑)。
面白いから盛り上げればOKと
伊藤選手が答えたので公認された(笑)。
五輪本番で楽しいデートになるか
殺伐サバイバルバトルになるかは
分からないけど、今度こそ伊藤選手が
相澤選手に勝ってほしい!

しかし駒澤の2人もすごいね…。
田澤選手は実績十分だし分かるけど
鈴木選手が27:41までやるとは!
(そういや鈴木選手も高校は佐久だけど
「熱海の貴公子」だから静岡出身なのか)
19歳としては日本最速記録かな?
箱根5区で消耗させるの勿体ない気が…。
大八木さんまだ勇退できんね(笑)。
調べてないけど海外選手の状況次第では
12月の日本選手権と合わせて好タイムを
2本揃えて今回2位になった田澤選手が
世界ランキングで五輪代表に選ばれる
可能性もあるんでしょうか?


五輪テスト大会の札幌チャレンジハーフは
日テレで放送してたので見ました。
左カーブする直前に右側に給水所があって
取りに行くとアウトコースで大きく距離を
ロスさせられる位置なのは鬼だと思った。
そして外国人選手が給水のペットボトル
投げ捨てたらうまいこと立ったのは笑った。

五輪代表と補欠の選手が試走のため
何人か出場してたのでそちら中心に
映してました。箱根駅伝の日テレなので
男子の方が情報を多く持ってるかと
思いますが、五輪関係の選手が上位を
争ってた女子をもっと映した方が
面白かったような。最後は2位でしたが、
代表を逃した松田選手が代表選手と
張り合ってて見所ありましたし。

男子の方は五輪代表は服部選手だけの
出場で、かかとの故障もありタイムを
狙うというより試走という感じでした。
日本人トップ争いは最後までもつれ
Hondaの木村選手が先着しました。
HondaとかSGHとか特定のチームの
出場者が多かったのは、チーム数を
絞ったんでしょうかねえ?いろんな
ところから集まるとコロナリスクも
それだけ増えるかもしれないし。
岡本選手が1:01:55の6位とのことで
まだまだ強いですね!
岡本選手がごぼう抜きしていく
都道府県駅伝見たいよ…。
ある意味一番好きな駅伝だよ…。
来年は開催できることを祈ります。


長くなったので明日やるトラックの
五輪テスト大会の記事はまた後日。
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