Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

レディステ

2021-05-15 | 走る若人が好き
1週間遅れになりますが、
五輪テストイベントのトラック版、
READY STEADY TOKYOの記事です。
ありがたいことにTBSが放送前も
放送中も実況付きでYouTube生配信。
TBSはTwitterもやってるし結構
陸上関係の情報配信してくれるん
ですよね。テスト大会ということで
映像中継や放送のリハーサルでも
あるのかなという感じ。
TBS=世界陸上のイメージなので
織田裕二不在に若干の違和感(笑)。

配信開始のっけから男子1500m。
上位選手は数人だけ参加という感じ。
ロードだと本番前に試走したいけど
トラックだとそういう事情もないので
みんなこぞって希望ってことはないか。
参加標準3:35ですか。日本記録を
大きく上回ってる(距離が短いほど
1秒の差が大きい)から相当記録を
伸ばせないと日本人には厳しい…。
しかも1500mは順位狙いレースだと
途中までスロー牽制しがちなので
タイム狙えるレースが意外に限られ
ますし(この日は東海大の選手が
何人も出場して前を引っ張ってたので
館澤選手のペースメーカー役だったと
思われますが、参加標準や日本記録の
ペースじゃなかったかも)。
1着の館澤選手髪伸びたかな。

3000mSCは国内では珍しい内側水濠。
内側だとあそこにあるのかー。
慣れれば外側より走りやすいらしい。
障害も見かけない色合いのような。
男子も最近掛けない選手いるけど
女子は障害の高さが低いからか
足を掛けず跳ぶ選手が多いですね。
女子は歴代4位のタイムでも参加標準
までは遠いんですね…。
男子は三浦選手が何と日本新記録!
参加標準くらいまでは普通にあり得る
予想だったけど、いやー日本新とは!

まずスタート塩様との順大並びに歓喜。
中盤で一時塩尻選手が並んだり前に
出たりする場面もありましたが、
三浦選手が引くことが多かったです。
日本人選手を置いていってまたまた
キプラガット選手との勝負に。
障害跳んできた疲れを微塵も感じない
キレッキレのスパートでキプラガット
選手を突き放すと8:17.46!
うわーおめでとう!
アフリカ出身以外だとU20世界記録
らしい。すげえ…偉業じゃん…。
偉業なのに表情涼しすぎ(笑)。

三浦選手は参加標準を切ったので
日本選手権で勝てば代表内定ですが、
圧倒的なタイムと内容でしたし
ラストスパートも無敵ですし
健康体なら日本人相手に負ける姿が
ちょっと思い浮かびません。
まだ19歳だし一時代築きそう。
先日の10000mの駒澤鈴木選手も
凄かったし2年生世代何なの…。
山口選手が参加標準まで0.4秒で
惜しかった!こちらも歴代5位、
日本選手権優勝の8:24のポイントと
合わせると世界ランキングが上がると
思うので、参加標準が切れなくても
ランキング枠で五輪内定があるかも。
三浦選手を祝福してた同じ洛南OBの
阪口選手も歴代6位ですし他の選手も
好タイムが出てました。
参加標準切りの選手が他に出ない
場合もランキング枠であと1人選出も
あり得るので、3人目がどうなるか
日本選手権が楽しみです。
ところで日本選手権もオープンで
キプラガット選手が出てくるのか
気になります。もしいなくても
三浦選手が引っ張るかな?

余韻も冷めやらぬ中で5000m。
相澤選手は久々のレースでしたが
遠くから見ても体格ががっちり
してて分かりやすい(笑)。
最後は旭化成勢が先頭集団に
固まってましたが、10000m
日本選手権に出たばかりの
市田選手が200~300mあたりで
猛スパートを見せて優勝でした。
連戦お疲れ様です。
10000mや3000mSCは日本記録
更新してるので5000m勢も
頑張ってほしいですが、当面
チャンスないですかね…。
100mは予選でフライングして
桐生選手が失格、ケンブリッジ
選手も負傷棄権したため決勝は
ガトリン選手に住友電工勢の
多田選手と小池選手が挑む形に。
相変わらず多田選手のスタート
速いですね!最後はガトリン
選手が追い抜いて優勝でした。
4×100mリレーのメンバーは
今回どうなるんだろう。
400mハードルで3人参加標準
切りましたね。短距離ハードル
種目は近年熱い印象。

しかし女子1500mの田中選手は
どの距離走っても強いですね…。
「まだ1周半あるのにもう外国人
抜くんかい!」って思ってたら
最後1周でさらにぶっちぎるし。
トリは女子5000mでした。
日本選手権10000mで優勝して
五輪代表を勝ち取ったばかりの
廣中選手も連戦ですね。
スタート前の挨拶で「珍しく
帽子かぶってない!」と
驚いてたら後でかぶった(笑)。
女子にしても遅い入りでした。
CM明けたら新谷選手が
引っ張って集団の人数減ってた。
もう一度CM明けたら廣中選手の
方が前に来てた。CMごとに
展開変わりすぎ(笑)。残り
約500mで萩谷選手がスパート、
結局外国人選手が抜いて
優勝でしたが、猛追した
廣中選手は振り切りました。
参加標準は惜しくも切れず。
最初スローじゃなきゃなあ。

長距離やってる時にトラック
横切って走高跳はやりにくい
だろうな…。1位決定戦は
逆にだんだんバーの高さを
下げていくんですねー。
まあ何度も跳んで疲れてる
はずだからバーが高すぎると
両者とも跳べないか。
でも下げてもバーシム選手
戸邊選手両者とも跳べず
結局優勝2名になりました。
競技場内では合成の歓声が
流せるんですか。それなら
跳躍の手拍子の音声も
作ったらいいのに(笑)。

コロナの流行が収束しませんが、
一陸上ファンとしては
五輪の晴れ舞台で好きな選手が
無事走ってる姿を見たいな…と。
興味ない人からしたら選手は
「知らない他人」でしょうが、
ファンは選手が苦労して結果を
出したのを見てますから、
簡単に中止しろなんて非情な
こと言えないですし、できれば
選手の夢が叶ったらいいのにな…
と願うわけです。
五輪中止を求めるあまりに
選手まで攻撃し始めている
心無い人もいるそうですが、
選手は競技する場があるなら
本気で臨むのが仕事ですし、
中止の決定権もありませんので、
政府やIOCに矛先を向けるなら
まだしも、選手を批判や要求の
ターゲットにして苦しめるのは
やめてほしいなと思います。
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