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Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

しくじりおのぼりさん

2023-07-09 | ちょっと外出
昨年12月上旬に都内を散策した記事。
トルコ料理、それもその辺によくある
ケバブサンドではなくフムスなどの
ペーストを突然無性に食べたくなり、
新宿まで出ることにしました。
ついでに新宿御苑などを日帰り観光
しようと思ってお出掛けしました。
高輪~目黒辺りをくっつけたけど
結果的にはうまくいかなかったので
別のエリアにした方がよかった。

朝からグランドプリンスホテル高輪の
日本庭園。正面突破でホテル館内から
入りましたが、国際館パミール方向
突き当たりからも出入りできるし、
園内に品川駅の方向を示す看板も
あったので、ホテル館内に入らなくても
お邪魔できるかと思います。地図上の
それ以外の小さな入口は閉鎖されてそう。
入ると芝生が広がり右手に池。
池はネットが掛かってて残念。
東京は大して雪降らないし、松1本だけ
雪吊りしてるのはファッション的なやつ?
日本庭園だけどクリスマスツリーもあるぞ。
観音堂+灯籠+紅葉の眺め。鐘楼や山門、
徳川葵紋の青銅灯籠は移築したもの。
入れないけど園内には茶室恵庵もある。

明治学院の洋風建築見ながら八芳園に
行ってみたところ、施設利用者以外庭園に
入れないとのこと。ネットのクチコミでは
一般も入れるようなこと書かれてたけど、
最近公開をやめたのかも。再訪するとしたら
カフェを利用することになる(まだ営業時間
じゃなかった)けど、食事だとかなり
お高いので、どうしても庭園を見たいなら
紅茶とか頼むことになるかな。

そんなわけで東京都庭園美術館には10:00
開館前に着いてしまった。展示期間外で
庭園のみ見学可だが最初からそのつもり。
庭だけでも意外に客がいて開館前並んだ。
本館の旧朝香宮邸と新館は外観だけ。
日本庭園は紅葉してて見頃。池にも紅葉の
赤が映ります。ススキもいい感じ。
池をぐるり一周。茶室光華も覗ける。
芝庭には作品2点。西洋庭園はこの時期
ツバキくらいしか花がないし芝生の公園
って感じ。座ってイチョウの黄葉を眺める。

時間が余ったのでバス(先払いなのか)で
広尾の有栖川宮記念公園に行ってみた。
とりあえず水辺の庭的なところだけ。
釣りしてるおっさんいたがいいのか?
池に灯籠、渓流に特徴的なアーチ橋、
滝も作ってる。紅葉もあったけど、12月
ながらピークはさらに先かもってエリアも。
都心は秋の終わりが遅いね…。
観光地というより家族の憩いの場みたい。
Googleで渋谷駅までのルート検索したら
広尾病院前バス停までしばらく歩く
ダメルートお勧めされた挙句、信号待ち
してる目の前でバスが来て乗り遅れた。
信号待ち時間まで所要時間で考慮しない
からな…。ていうか都心のバスって
意外に遅れないんだなと思った。
駅まで戻るとさらに時間ロスするので
10分待つ。予定外の移動でその場で調べて
慌てて見たから後で気づいたけど、
どうも乗換回数の少ない経路をお勧め
してきてるようで、地下鉄の方が早くて
運賃も安かったです。何も考えずに
地下鉄乗るべきだったと後悔。
スマホ持ってても事前にきちんと調べて
予定組む方がやっぱり効率的だね。

渋谷駅で予定してたランチの店は
閉まってました。後で調べたら開店時間が
11:30から12:00に変更になってたけど、
店内で準備してる様子もなかったから
休業日だったんじゃないかな。
ますますバス乗る意味なかった…。
山手線西側では高田馬場の蘭州拉麺楼
目を付けてたので移動。ドンキの地下。
客は他に一人だったが後から数組来た。
蘭州拉麺980円(太さはニラ太麺にした)
と冰糖雪梨(梨の氷砂糖煮込み)250円。
すぐ出てきたけど麺ほぐれてない(笑)。
長いし噛み切らないと食えんね。
具はチャーシュー(清真料理の一つで
豚は一切利用しないって書いてるから
牛肉?)と大根とネギ。
パクチーが載っててスープもパクチー味で
あっさりめだったけど、置いてあった
にんにく唐辛子を少量入れると一変して
ピリ辛スープに。甘粛省では「スープの
上に香辛料を咥えた辛い油を加える」と
メニューに書いてあったので、たぶん
ピリ辛の方が本来の味なのかな。
なみなみと注がれた梨ジュースが
割と甘かったからちょうどいいか。
王老吉という漢方入りお茶も気になった。
一部ドンキで売ってるらしい。

晴れてきた。原宿で降りて東郷神社へ。
竹下通りが人だらけで渋滞、なかなか
進まん…。たどり着いたら神池は
立入禁止になってました。また無駄足。
行った人のクチコミをネットで見かけて
訪問したのですが、最近立入禁止に
なったんでしょうかねえ。
境内飲食禁止だから喧騒から逃れられた。
何故かカメラのレンズによく塵が付く。
都会で空気汚いのか、ジャケットの
ポケットに入れてるのがよくないのか。

明治神宮は広いので人が多くても
混まない。背の高い木々の木陰に
なってる参道に酒樽ズラリ、ワイン樽。
御苑は入園料500円が必要です。
隔雲亭は戦火で消失し再建したもの。
南池は逆光でまぶしい。夏は睡蓮が
咲くらしい。清正井へ行く途中の菖蒲田
辺りが都会とは思えぬ田舎感、そして
目線を上げれば枯れ木と紅葉(黄葉)、
目線を下げれば枯れ草で晩秋初冬感。
清正井はかつて加藤家の庭園があった
場所なので加藤清正が掘ったという
言い伝えがある井戸です。
御苑出てから参拝もした。正月はさぞ
混むんだろうな。北参道から出る時に
北池も覗いてきた。こっちは自由に
入れて外国人の子供達が遊んでた。

予定時刻から遅れてたのを持ち直して
千駄ヶ谷口から新宿御苑に入場。
まずは中の池~下の池まで。
赤く色づくモミジに水仙の花。
整形式庭園に行ったら花壇にバラの花。
女性皇族はバラの名前になるのか…。
色などのお好みを聞いてもらえるのか、
それとも勝手に名前付けられちゃうのか。
プラタナス並木はだいぶ落葉してたけど
こういう並木好きです。
内藤家江戸屋敷の名残りという玉藻池を
回る。灯籠立ってたりするけど後世の
もので、当時の面影はないとのこと。
風景式庭園は遠くから見るだけにして
(時間がない以前に体力の限界)、
また中の池に戻って今度は池沿いに
上の池方向へ進みます。大イチョウは
落葉量も多くて地面真っ黄色。
ここでも松1本だけ雪吊りしてた。
池と反対側の芝生には、普通の松では
なく剪定されたタギョウショウが
植えられてて印象に残りました。
マツ科の針葉樹だけど幹の下の方で
枝分かれしててブロッコリー型。
上の池の橋を渡ったら反対側へ。
旧御凉亭は中華なあずまや、
昭和天皇成婚記念で台湾在住者が
献上したから中華風です。
池を1周できたので今度は温室へ
行ってみたけど着くのが遅くて閉館。
旧洋館御休所は外観だけにして、
もう12月なのに咲いてるジュウガツ
ザクラの花や花壇の前を通過し、
最後は母と子の森で森林浴。
日が落ちてきて夕日がモミジを透かす。
ここの池は庭園ではなく自然観察用。
日没前の16:00すぎに散策終了。
意外にカップル多くて驚いたけど
新宿御苑ってデートスポットなの?
女の子が可愛い靴で園内ずっと
歩き回るの結構きつくない?
なお私はスニーカーで御苑内
5.5kmくらい歩いた模様。
たぶんこの日トータル約21.5km
歩いてて流石に疲れました。

木々の多い御苑の外に出たら都会。
ギャップすごいね。
ユニクロで一部店舗にしか置いてない
買い物を済ませ、ドラッグストアで
時間を潰す(イケメン外国人に目が
どうのこうのだがいい目薬ないかと
英語で聞かれたが分からん)。
新宿も人が多い。大音量のトラックが
来て「やれやれバニラか」と思ったら
ホストクラブの広告トラック。
その後も他の店っぽいのが続々来た。
キャバクラはなくて全部ホストクラブ、
バス改造した車までありました。
ホスト業界最近景気がいいのか?
近所の歌舞伎町の店なんだろうか?
ちなみにバニラも後で来た(笑)。

ボスポラス・ハサンでトルコ料理。
開店17:00すぐに入店しましたが
すでにトルコ人?が2組いました。
現地の音楽?ラジオ?が流れる。
市ヶ谷にも支店があるようだ。
食べログクーポン使ってラーレコース
3300円を10%オフで3000円になった。
安くなったから別にいいけど
3300×90%=2970円じゃなくて
税抜3000円税込3300円の消費税
10%分おまけするよって計算なのか。
スープは赤レンズ豆かな?
トマトの風味もあるかも。中東っぽい。
サラダのドレッシングは若干酸味が
あるがこちらは中東感なく普通。
説明なく黙って置いていくから具体的に
何が来たのかメニュー確認しながらじゃ
ないと分からん。塩対応とサービスの
水がないのは外国人経営の各国料理店
あるあるだから想定内だけど。
前菜の盛合せ4種類はチェルケズダヴ
(チキンペースト。ツナかと思った)、
フムス(エジプト豆のペースト)、
アジルエズメ(ピリ辛野菜のペースト。
たぶんピーマン系でシャキシャキ)、
パトゥルジャンサラタス(ナスの
ペースト、玉ねぎでシャキシャキ)
と思われる。パン(エキメッキ)は
ゴマ入り、冷め気味なのが残念。
パンもペーストも単体でも一緒でも
美味しいけど、強いて言えば
アジルエズメはパンに付けた方がいい。
このフムスが食べたかったのよ…。
定番だから大丈夫だと思ってたけど、
前菜で何が出るか明記されてないから
もしなかったら寂しかったです。
ヨーグルト掛けトルコ風餃子マントゥは
ヨーグルトよりトマトの酸味に
少しピリ辛な味の方が強いかな。
小さいのが5・6個入ってる。
皮が大部分で肉はちょっとなので、
単品1300円で頼むと割高に感じそう。
メインではなくスープの一種と考えた
方がいいかもしれませんね。
ケバブの盛合せ4種類はドネル
(鶏肉削ぎ切り)、ウスガラキョフテ
(網焼きミートボール、噛むと肉汁
出てくる)1個、ラム1個(羊食わんと
エスニック食った気にならん)、
チキン1個(一番中東スパイスを感じた)
で、ライス(塩分と油分を感じたが
バター入ってる?)と普通のフライド
ポテトとサラダ(かぶっとる)付き。
早く店を出てほしいのか、まだ食ってる
のにチャイとデザートを持ってくる。
デザートはカザンディビ(トルコ風
もちもちプリン)、バニラの香ばしい
部分ともちもち部分があって甘い。
中東のデザートってひたすら甘くて
中毒的多幸感が湧いてくるよね!
チャイにはテーブルにある角砂糖を
投入。女性にお勧めのコースという
ことで、男性にはちょっと量が
足りないかもしれません。

トルコ料理を食う目的は果たしたけど
他はありつけないところだらけで
失敗でした。ネットに最新情報上がって
なかったし事前把握にも限界があった。
東京だから泊まりがけで行く遠方よりは
ダメージ少ないけど。あと途中で
地図兼プランメモを落としたのも失敗。
デジカメでも撮ってデータ見られる
ようにしてる(紙の地図が濡れる雨の日
はよくデジカメ見る)ので支障なかった
けど、プランを詳細に記してるので
読まれたら恥ずかしいね…。
結果的に紙ゴミ落としてることに
なってるのはごめんなさい。
ホテルの庭園行くのにいつもの
リュックじゃ見栄えが悪いかと
機能性悪いバッグを持って行き
(靴は歩けなくならないように
流石にスニーカーにしたけど)、
バッグが使いづらくてジャケットの
ポケットにいろいろ入れてたのが
落とし物した原因です。
反省を次回以降に活かしましょう。


《写真ブログ記事》
東京都・港 グランドプリンスホテル高輪
東京都・港 東京都庭園美術館
東京都・港 有栖川宮記念公園
東京都・渋谷 明治神宮
東京都・新宿 新宿御苑
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♂⇔♀

2023-05-27 | ちょっと外出
昨秋、松濤美術館の特別展
「装いの力―異性装の日本史」
気になり、ついでに周辺の庭園も
見に行くかと世田谷区~渋谷区~
目黒区の東急沿線お出掛けを計画。
本当は平日に仕事休んで行きたかった
けど、徒歩距離がちょっと長くて
雨の日に当たったら嫌だったのと、
朝の通勤ラッシュに巻き込まれたく
なかったのとで、10月の3連休土日
(出雲駅伝の日以外)かその次の
日曜(土曜は箱根予選会だから)で
雨降らない日に行くことにしました。
天気予報で3連休初日が大丈夫そう
だったのでこの日に決めて特別展の
予約を入れました。

充電したはずのカメラが道端の
ワレモコウ1枚撮った直後に
バッテリー不足と表示が出て
使えなくなってしまったので
急遽スマホで撮影することに。
スマホの方の充電切れたら困るから
撮影枚数絞り気味。日帰りの上
メインの美術館ではほぼ撮らなくて
枚数も130枚程度で収まったから
容量は問題なかったです。
もしガラケーだったらまともに
撮影できなくて発狂してたな…。
後で検証したところ充電の不具合で
カメラや充電器の故障ではなさそう
だったけど、もう1個ある電池も
持って行くべきだったね。
スマホの充電切らしたくなくて
デジカメ持って行くのに、デジカメの
充電が切れるんじゃデジカメ持つ
意味ないじゃん…。暗めの場所では
デジカメよりブレがちだったけど、
明るい場所ではきちんと撮れてた。
写真の縦横サイズが大きすぎて
1枚あたりのファイルの容量まで
大きくなっちゃって、そこまで大きな
写真はいらないからカメラ設定で
変えられればいいんだけど、
私の機種ではできなかったです。
大きい分高画質ではあります。
PC派だからスマホは普段そんなに
使わないけど、旅行やお出掛けでは
こうやってカメラのスペアにできたり、
大雨が降りそうなら雨雲レーダーを
確認したり、予定変更したら乗換案内で
調べたりと重宝してます。

田舎からおのぼりさんしてくると
二子玉川駅前が超都会に見える…。
この後渋谷というもっと都会に
行くというのに…。
歩いて二子玉川公園帰真園、思ったほど
広くはなかったかな。平成25年作庭の
回遊式日本庭園で、多摩川や国分寺
崖線の丘陵、武蔵野の風景を表現し、
ユニバーサルデザインにも配慮した
そうな。朝早いのもあって見かけたのは
子供連れ数組や単独の数人だけ。
撮影してるとバックに入ってきたり
水面に映ってきたりするタワマンの
住人だったりするのかな。
旧清水邸書院は日曜や祝日のみ公開、
金の襖絵が垣間見えました。
秋らしくススキやシロシキブ。
ちなみに富士見台に上っても木々に
隠れて帰真園の全容は見下ろせない。
玉川口から入って「多摩の水干」の
流れに沿って池に出て、園内回って
上野毛口から出ました。

坂を上って五島美術館庭園。
東急グループの事実上の創業者である
実業家五島慶太のコレクションを
展示する美術館です。展示を見ずに
庭園だけの見学だと300円、Suicaで
支払いOK。国分寺崖線の斜面を
庭としていて、下って上るので
脚の悪い人には無理です。
だからか私以外誰も歩いてなかった。
悪天候や日没の状況によっては
見学できないらしいけど確かに危ない。
国分寺崖線といえば、まさに国分寺に
ある殿ヶ谷戸庭園が国分寺崖線の斜面を
利用した庭だったなと思い出します。
そんなに距離的に近くないけど
世田谷区まで崖線が繋がってるんだね!
一般的なイメージの「庭園感」は
池の造形を楽しめる殿ヶ谷戸庭園の方が
あるかな。池はいくつかあるけど
一見したところ特段凝った造りは
なさそう(あっても草木に覆われて
見えない)。石組の構成や池の造形を
鑑賞する庭ではなく、石仏や石塔、
灯籠を見ながら森林を散策する目的の
庭だと思った。都会で森林浴ができる
というのもある種の贅沢ですね。
ここは元々五島邸の敷地の一部で、
案内図によると五島慶太は足腰の鍛錬も
兼ねて散策してたそうな。雨上がりで
石が滑りやすかったのと、持ってた
案内図の紙が湿ったほど湿気があった。
茶室周辺は入れない。10月でもまだ
見事に花が咲いてた芙蓉の木があった。
8~9月に咲くイメージがあるけど、
この時期の花としては百日紅と並んで
開花期が長いですね。
稲荷丸古墳っていう古墳も庭園内に
あったけど説明とかはなく詳細不明。

上野毛駅から九品仏駅に移動して浄真寺。
入って早々「わるいことはするな!」
「うそはつくな!」って幟を見つけて
何事かと思ったら閻魔堂。成程。
上品堂・中品堂・下品堂と3つお堂があり、
3体ずつ大きな金色の阿弥陀仏(下品は
1体修繕中で2体だった)。花飾りも立派。
本堂も大きな釈迦如来、極楽を表現する
欄間彫刻や吊り屋根が色彩鮮やか。
山門や鐘楼はいずれも江戸期のもので
彫刻が緻密。本堂のそばに枯山水庭と
水路の庭があるけど、本堂修復の足場が
組まれていて鑑賞しづらかったです。
本堂北側にも石組が見えたけどこちらは
入れない。看板が多めの寺?

自由が丘駅から大都会渋谷駅へ。
渋谷駅の通路は漫画やゲームの広告が
多くて撮影しているファンもいた。
渋谷センター街を抜けて昼食は
ロス・バルバドスで。
カウンター7席だけの小さな店で
すぐ満員になりました。昼は12:00前に
着くべし。他の客とのやり取りを聞くと
建物のトイレは施錠されてるらしいので
入店前によそで済ませておくといい。
アフリカ音楽が流れ、ふと見上げると
アフリカの絵や置物。他の西アフリカ
料理も面白そうだったけど、期間限定の
ウガンダの料理を楽しむ一品1500円を
注文してみました。日本でウガンダ
料理店って聞かないですしね。
ワンプレート料理。調理用バナナと
牛肉の煮込み、酸味はトマトかレモンか。
レモンというよりハーブ(レモンバーム?)
が香る感じがした。バナナの根菜感。
北部アチョリの料理であるハイビスカスの
葉とピーナッツ煮込みサツマイモ添えは
ハイビスカスに少しだけ酸味があるのか
(ハイビスカスティーも酸っぱいし)
ピーナッツ味だけじゃなかった。
後でFacebook見たら小笠原産の
ハイビスカスの葉で作ったそうな。
チャパティ入り豆煮込み、小さくちぎられた
柔らかいチャパティは同じイギリス植民地
だった頃にインドから伝わったようです。
煮込みの方もインドに影響受けたのか
スパイシー、激辛ではないので問題なし。
現地のB級グルメとのこと。
ご飯は細長いインディカ米。
アボカドとパクチー添え。
外で待ってるお客さんがいたので
食べ終わったらすぐ出ました。
隣の店はもっと大行列だった。
バナナや芋で食物繊維が多かったらしく
お通じがよくなりました。そういえば
以前フフ食べたときもそうだったので
サハラ以南のアフリカ料理は腸にいい?

東大の裏側の道をずっと歩いて
駒場公園旧前田家本邸へ。
昭和初期の和館と洋館が残ります。
目当ては和館の庭。お茶会があった
ようで着物の方々が出入り。
池泉庭園だけど、池から顔を出した
水出てくる装置が目立つ…。
当時は客が来た時だけ水を流した
らしいです。左手に滝を作ってる。
非公開の茶室の方には露地庭園も
あるらしい。洋館は近代文学博物館に
なってて外観だけちらっと見た。

松濤美術館に着いたけど予約の
14:00まで時間があったので待機。
日本って歌舞伎の女形や宝塚の男役が
長く親しまれてたり、日本最古の
ヒーローであろうヤマトタケルが
女装してたり、女装男装に好意的な
文化だよなーって常日頃から感じてて、
美術鑑賞というより勉強したくなった
のが展示を見に行った動機です。
混雑緩和のため滞在1時間程度を
目安にしてほしいとのこと。
この日はガイドさんが説明してて、
ちゃんと聞いた方がよかったんだろう
けど、ガイドの周辺に客があまりに
密集しすぎて話聞いてると展示が
見られないので避けて見学してた。
「学芸員によるギャラリートーク」
の日時にたまたま当たったようだ。
ヤマトタケルの女装、とりかへばや
物語、女帝の男装画、玉水物語
(姫君に恋した狐が女に化けて仕える
話)、白拍子の男舞、能の女面、
巴御前などの女武者、「美人観菊図」
という女性の美人画のように柱に
しなだれ掛かる構図の若衆の絵
(野郎頭巾で月代を隠してる。
菊は衆道を表してるんだろうか)、
女性用にしてはサイズが大きくて
若衆が着たとされる振袖、
阿国歌舞伎の演目「茶屋遊び」
(元々は男装の阿国が女装の男役者と
戯れ人気を博した)、野郎歌舞伎で
「女方の男性役者」が「女装を途中で
解く男」である弁天小僧菊之助を
演じる二重構造(宝塚版ベルばらも
男役の女性役者が男装の麗人を
演じてるから二重構造なのかな)、
南総里見八犬伝の犬塚信乃や
犬坂毛野の女装歴、吉原や神田祭での
男装芸者、女装のような姿で僧侶に
仕える稚児。男装はともかく女装は
許された前近代日本でしたが、
キリスト教の教義上アウトの西洋の
影響を受け明治期は歌舞伎など以外
では捕まることも。戦後になると
女装芸者(美人の写真あったね)が
雑誌で特集されたり、歌舞伎以外の
女装演劇も上演されたり。
「リボンの騎士」のサファイア姫は
葛藤し続けてたが「ベルサイユの
ばら」のオスカルはある程度
受け入れてた話とその漫画原稿。
日本画「童女の姿となりて」は
古代っぽい装いだなと思ったら
ヤマトタケルなのか。
最後にドラァグクイーンの部屋。
ドラァグクイーン人形の頭に
静電気の光!「直腸から摘出された
リップブラシ」って何だよ(笑)。
撮影可のドラァグクイーンパネル、
フラッシュを焚くと変顔に。

マレーシア大使館建築の幾何学
っぷりにイスラム文化を感じつつ
南下。渋谷(+渋谷区寄りの目黒区)
は坂多いな。こっちは国分寺崖線じゃ
ないけど、名前のとおり昔は渋谷は
谷だったので坂だらけらしい。
急坂下って菅刈公園の日本庭園を
見に行った。岡藩の屋敷だったのが
西郷従道(西郷隆盛の弟)邸となって
大改造、その後埋もれていた庭園を
復元したもの。池の手前側が園路だけど
和館利用中で右側に入れなかったので
中央から左側だけ。そんなわけで
右側の池は全容が分からん。

坂を上って旧朝倉家住宅、政治家の
朝倉虎治郎の屋敷。文化財保護のため
靴下を履く必要ありとのこと。
受付で券売機があるのに人がいる謎。
応接間の書院欄間はシダっぽくて
珍しいかも。2階広間の床脇には扇の
絵が描かれた戸棚。薄曇りの天気で
中庭がいい具合にちょっと暗い。
茶室の角窓やその隣の小部屋の円窓
から庭園の濃い緑がはっきり見え
額縁のよう。紅葉もいいだろうな。
五島美術館ほど広くはないものの、
こちらも崖地を活かし森林散策
できるようにしている庭園です。
閉館18:00だけどやっぱり日没後に
回るのは危ないと思う。
坂が多い渋谷(というか代官山だが)
だから崖地の庭もあるってことだね。
ブラタモリ的な知識を得た。
雨続きだったから苔が元気。
関東大震災や空襲のため東京中心部の
大正期和風建築は数少ないとか。

道を戻ってクイーンシーバ
エチオピア料理を食べてみました。
店員は日本人のようですが英語可。
19:00から予約が入ってるとのこと
でしたが、17:00早々に入って
そんなに長居しないのでOK。
店内では現地のものらしき音楽、
中世ヨーロッパ画風の飾りがあったが
あれエチオピアの絵なんだろうか。
エチオピアのスチームブレッドの
インジェラ500円、先日インネパで
マトンカレーにありつけなかったので
ラムのターメリック風味シチューの
ヤベグアリチャ1100円、ダチョウは
食べたことあるがヤギは食べたこと
ないのでヤギカバブS1串600円。
巻かれたインジェラを解いてちぎり、
シチューを平皿に取って付けて
食べると言われたけど、具を
インジェラで掴みづらく面倒なので
シチュー掬ったスプーンの上に
インジェラを置いて食べちゃった。
インジェラはテフという穀物の生地を
クレープ状に焼いたものだそうで、
トウモロコシなどで作ることもあるが
小麦の主食ではない。ってことは
グルテンフリーなんですかね。
単品だとほのかな苦味?酸味?が
あるというか、西洋のパンのような
バターの甘味みたいなのはないので、
何かに付けて食べる前提かなと。
ヤベグアリチャは辛口というほどでも
ないけどスパイシーなので、シチューと
いうよりカレーみたいな感じ。
もしかしたら野菜のマイルド煮から
選んだ方がよりエチオピアらしかった
かもしれないけど、昼食と似る可能性が
分からんかった。羊不足は解消。
ヤギも羊とは少し違う臭みがあるけど
私は平気。一部噛み切りにくかったから
羊の方が柔らかいのかも。
カレー屋みたいにハーフサイズで
シチュー2種類選べたら楽しいだろうな。
2人以上で頼めるコースだと何種類か
シチュー出てくるからシェアできる。

自宅~駅往復含めて屋内除いてトータル
15kmくらい歩いたと思うけど、
上り坂何度も歩いて実距離以上に疲れた。
今回のルートは豪邸が多かったです。
あと都会はおしゃれな若い男女多いなあ。
異性装の展示は本当に面白かった!
宗教上の強い禁忌になってないとか
人種的に容貌の男女差が比較的
少ないとかの要因もあるにせよ、
私が思う以上に日本人は昔から異性装に
魅力を感じて楽しんでたんだなあと。
特に芸能・文学方面は顕著。


《写真ブログ記事》
東京都・世田谷 二子玉川公園帰真園/浄真寺
東京都・世田谷 五島美術館庭園
東京都・渋谷 旧朝倉家住宅
コメント

県庁所在地宇都宮なのに県名は栃木

2022-08-20 | ちょっと外出
アルバムブログで全都道府県のうち1県だけ
本日時点で記事がない県があります。
それは栃木県です。
修学旅行で行ったことがあるので未踏では
ありませんが(改札出ずに小山駅で
乗り換えるだけなら2年前にしてる)
大人になってからは一度も行ってないので、
写真がなく記事もないという状況。
ということで昨年の11月、何十年ぶりかに
栃木県へ行ってきました。

本当は土曜日の方が天気がよかったの
ですが、祭りでバスが迂回して通常運行
しないので日曜日にしました。
結局夜に雨が降っちゃいました。
内陸は早朝冷えるからか、田畑や広場の
地面から水蒸気が立ち上がってました。
冷えるからかっていうか冷えてた。

宇都宮駅から烏山線へ。宝積寺駅が
駅舎だけ妙にかっこいいと思ったら
隈研吾設計、ホームが古くて落差が…。
何故ローカル線に乗るかというと
乗り潰しではなく(終点まで行かない)
龍門の滝目的。駅名もズバリ滝駅。
滝見たの久しぶりだったかも。
朝8時台でも人がちらほら。
駅から徒歩で余裕だし、階段はあるけど
登山じゃないから行きやすい滝かと。
滝の向こうが道路と線路で時折車が
横切ります。増水してなければ川を
渡って中洲からも見られます。
寺があったが時間がなく寄らず。
付近の雑木林が紅葉。

宇都宮駅周辺餃子屋多いね!
バスで栃木県中央公園。
園内紅葉が見頃で午前中はまだ晴れてた
ので老若男女のカメラマン多数。
市内で他にあまりこういう場所ないのか
結構賑わってました。
日本庭園は池泉庭。ぐるっと回った。
紅葉以外では山茶花も咲いてました。
ロックガーデンにも寄ったけど
石に安山岩とか名前が貼ってあって
鑑賞用というより学習展示用。
石の隙間にはいくつか小さい花。
隣の博物館はイベントやるみたいで
駐車場満車。博物館側から出られた。

宇都宮のバスってあまり車間距離
取らないんですかねえ。
プロの技なのかせっかちなのか。
渋滞もないのに7分遅れで鹿沼市内に
到着、掬翠園を見に行きました。
バスが遅れたので急いで向かうも
庭自体は小さく見所もそんなにない
のですぐ見終わりました。
建物はお茶会やってて入ってない。
観光物産館で土産のはとむぎサブレ
買うほど結局時間が余った。

バスに1時間乗って山方面へ。
途中紅葉の岩山や晩秋の渓流見えた。
地図で見ると、直線距離だけなら
日光の中禅寺湖が近いんですね。
わたらせ渓谷鉄道も意外と近くて、
日光市営バスでわたらせ渓谷鉄道の
終点間藤駅から日光駅へ行く路線も
(記事執筆時点で)あるみたい。
日光観光でこのルート使うのも
面白そう!当分行く機会ないけど。
古峯神社に行く前にまず巴屋で昼食、
にらそば。前払いで割とすぐ出てきた。
にらが練り込まれてるんじゃなくて
蕎麦に刻みにらが混じってる。
こんにゃくサービス付き。ちなみに
もう一つの店ではにらそば1100円。

古峯神社の祭神はヤマトタケルですが
その使いとされる天狗信仰の神社との
ことで、社殿の屋根に天狗発見。
昔は神仏習合。中には祈祷場のほか、
絶やさず燃やし続けてる火の釜も。
古峯園はかなり広く、バスが来るまで
1時間近く掛けてゆっくり回った。
山地なので平地より紅葉の時期が早く
葉が散ってる木が多かったですが、
フウの木などまだ黄色に色づいてる
木もありました。落ちたカエデの
葉が池の底に沈んでました。
庭全体がもう秋も終わりって色合い。
新しい庭だと思うけど、峯の滝が
割と本格的に感じました。
茶室翠滴付近もフォトスポットかも。
曇りの天気も山々に雲が掛かって
なかなか神秘的です。
平地より寒いから重ね着。
帰りは年季入ったバスでした。
運転手さんがお喋り。

新鹿沼駅から東武で移動ですが、
普通列車がしばらく来ないので
短距離だけど新鹿沼で特急券購入。
後から来た人は満席って言われてた。
1人だから取れたのか、短距離だから
取れたのか(日光からの観光客が
多いんだとしたら後者は違うか)。
栃木駅で降りて横山郷土館へ。
麻問屋と銀行を営んでいた豪商の
石蔵と仕事場と邸宅。文化財です。
最終受付ギリギリに到着、
日没近くの上に雨雲が出てきて
暗くなりかけてたので、先に庭を
見ることを勧められました。
何とか撮影可能な明るさでしたが
(実際は写真より暗かった)、
建物から以外灯りがないので
もっと日没の早い12月になると
夕方に庭見るのきつそう。
白い山茶花の大きな木が印象に
残りました。屋内の大広間などは
庭から覗く形。琵琶などの和楽器が
何種類も置いてある部屋もあった。
洋館風離れ座敷も覗けます。
庭から戻って横山家所蔵品の展示を
見学。麻蔵や文庫蔵では江戸時代の
雛人形や花嫁衣装、レトロなレコード
再生機など。銀行の仕事場にも入れる。
テレビ番組で開けた金庫やそこに
入ってた当時の銭、帳簿などを展示。
金庫は数字でなくイロハのダイヤル。
明治初期は栃木県の県庁所在地
栃木だったのか!
だから県名が栃木なのか!
逆に最初から宇都宮だったら
宇都宮県になってた?
43県中唯一の5文字県じゃん!
出る頃には真っ暗。駅まで帰る途中、
蔵の街の夜景を楽しみます。
川面に移る灯りと蔵の白壁。

佐野ラーメンを求めて佐野駅で
降りたら駅前でイルミネーション。
さのまる10周年らしい。
光るさのまるも紛れ込んでる。
さのまるラッピングバスも走ってるし
駅前の待合室みたいなところに
さのまる自販機もあるし、駅構内にも
ポスターあるし、さのまるだらけ。
佐野厄除け大師方面のラーメン屋
(思ったより遠かった…)に
行ったところ、参拝客がいっぱい
寄ったのか今日は売り切れと。
駅近くのグリルこみやに入店。
もう予定の電車に間に合う時間じゃ
なかったので、ゆっくり食べるかと
ミニラーメン&生姜焼肉ライス
1000円。ラーメンあるならライスで
追い炭水化物する必要ないけど
肉を食いたくて堪らなかった。
冷奴と漬物も付いてきた。
ラーメンは醤油で正統派かな。
比較的歩行距離少なかったけど
ダブル炭水化物でも意外に余裕で
完食できるもんだね…。
観光客向けの店だと、さのまるが
刀代わりにしてる芋フライを
出してるところもあるっぽい。
店を出たら雨。早朝より寒く感じる。
東武線で帰ったら春日部駅の
発車ベルが「オラはにんきもの」。
サトーココノカドーは常設じゃなくて
普通にイトーヨーカドーだった。

やっと栃木県訪問できました。
今回は平地が多かったですが、
日光方面や那須方面もそのうち
行きたいですね。修学旅行で行った
日光は優先順位後の方になってて
プラン全然考えてないけど。
写真ブログでこの旅の記事が
更新されるのは秋になる予定。


《写真ブログ記事》
栃木県・那須烏山 龍門の滝
栃木県・宇都宮 栃木県中央公園
栃木県・鹿沼 掬翠園
栃木県・鹿沼 古峯神社
栃木県・栃木 横山郷土館
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最終任務

2022-05-28 | ちょっと外出
昨年9月に日帰りで埼玉観光しました。
入園料以外運賃も食事も全部Suicaで
支払って現金あまり使わなかった。

まずはぶらり八高線、車窓から見える
田んぼには赤い彼岸花が咲きます。
丹荘駅からバスに乗って新宿下車。
「しんじゅく」ではなく「しんしゅく」。
歩いてると8時台なのにもう日差しが
暑い…。道が上りだから余計。
埼玉県境を越えて群馬県に入って
永源寺。お堂の裏手に池泉庭がある。
日陰で涼みながら眺めてました。
植栽や草の手入れがされてないので
石組の全貌が見えづらいのが残念。
老人ホームが隣にあり意外に賑やか。
猫撮りながらのんびりバス停に戻るも
今度は下りで早く着きすぎた。
20分近く日向で待つと体がもたないので
バス到着時刻まで日陰に避難してました。
9:30でもう25度、日中もっとヤバくね?
埼玉内陸の猛暑舐めてた。

本庄駅までバス、JRで熊谷駅に移動。
駅前で立ち食い蕎麦のつもりが
閉まってたので隣の吉野家で牛丼並。
時間もないので10分で食う。
安いから仕方ないけど米がいまいち…。
昨年の日本インカレは熊谷でしたが
インカレ観戦に行ったわけでは
ありません。前日に終わってました。
暑い町で全国的に有名だからか、
南口のバス乗り場付近で天井から
シャワーミストみたいなの吹き出してた。
バス乗ったら「文殊様」バス停発見。
寺社仏閣由来のバス停名は数あれど
様付けすることもあるんですね。

バスで国営武蔵丘陵森林公園。
敬老の日で高齢者無料だったからか
駐車場待ちの車の列。
西口から入って中央口エリア中心に
回ったけど2時間半だと慌ただしいね。
まずは西口花畑の羽毛ゲイトウの
赤黄色の花壇。見頃でした。
中央口への道が分からず、家族連れが
スポーツしたりテント張ったりしてる
芝生やキッズドーム付近をウロウロ。
犬連れも多い。結局入口に戻ったけど
元来た道戻った方が早かったです。
自然探勝路は木陰で涼しかった~。
沼を照らす木漏れ日が綺麗。
湿地あたりにロックガーデンが
あるらしいけど、草が繁りすぎて
道の通行が困難で断念。

そのうち都市緑化植物園に到着。
建物があるんじゃなくて屋外散策型。
いろんな花が道の両脇に咲いてるので
歩いてて楽しいですね。
大きな生垣のトンネルもあった。
針葉樹園には小さい原種シクラメン。
冬のイメージが強い花だけど原種は
冬以外に咲く種もあるらしい。
園内ほぼ歩きっぱなしだったけど、
ここで唯一腰掛けて数分休憩。
その次に公園・庭園樹園のこもれび
花畑。ここは色とりどりの葉の
コリウスを縞模様に植えてました。
渓流広場の方に下りちゃったけど、
記念広場の方はアップダウンあったし
少し道に迷いかけたし、そのまま
大通り進んだ方がよかったかも?

ようやく南口エリアにたどり着き
野草コースを駆け足で。
ひたすら南口を目指し、最後
日本庭園(同じ国営公園でも立川ほど
広いのじゃないけど)の脇を通って
何とかバスが来るまでにゴール。
後半慌てて歩いてるから写真が
ブレまくり。とにかく広すぎです。
歩きすぎて股関節が痛くなった(笑)。
園内で妹一家そっくりの4人家族がいて
びっくりしました。子供が妹一家より
少し小さかったし、妹と声が違った。

森林公園駅までバス、渋滞に巻き込まれ
ましたが何とか電車に間に合いました。
東武越生線に乗り換えたら、途中車窓から
駅伝でおなじみ東京国際大のキャンパスや
武蔵越生高校が見えた!
後で乗った東上線沿線にも東京国際大の
キャンパスがありましたね。
ヴィンセント選手とかどこのキャンパス
通ってるんだろう。
越生駅からバス、途中にまたあった
新宿バス停は「あらじゅく」と読む。
同じ漢字でも読み方いろいろあるね!

最後に黒山三滝。バス停から滝への入口が
見えてそこから一本道なので迷いません。
坂を上っていくと意外に人(と犬)が
いたのであまり長居してないです。
滝の近くでは湿度高くてマスクしてると
メガネ曇って危ないので鼻出してた。
まず道を少しそれて天狗滝、足元注意。
思ったより高さがありました。
暗いから写真ブレる。次いで男滝女滝。
やっぱり滝は癒されるね…。
行きでバス下車時には帰りのバス待ち
並んでたけど、遅い時間だったからか
行きも帰りも越生駅~黒山三滝のバスの
乗客は私だけでした(同じ時間帯の
他の観光客はマイカーで来てた)。

直前になって思い立っての外出でした。
外を歩くと健康にいいと実感しました。
足腰衰えてて左右の股関節やられたが。
蚊が一番元気な9月なのに1ヶ所しか
刺されなかったのが意外。
埼玉内陸暑すぎたから?
森林公園で立ち止まらなかったから?
子供の若い血の方に蚊が寄ってった?

そして長い間相棒だったカシオの
デジカメの最後の仕事になりました。
森林公園でツクツクボウシの鳴き声の
動画撮ったら停止できずに電池抜いて
対処したけど何とか仕事を果たしました。
いきなり旅先で完全に故障せずに
軽い前兆が出てくれるのもいい子すぎる。
新しいデジカメは3日後に迎えました。
撮りすぎて過労強いてたけどお疲れ様!
今までいっぱい旅の景色を記録してくれて
どうもありがとう!お世話になりました!


《写真ブログ記事》
群馬県・藤岡 永源寺
埼玉県・滑川 国営武蔵丘陵森林公園
埼玉県・越生 黒山三滝
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滝めぐり崖あるき

2021-04-18 | ちょっと外出
2020年も秋の日帰り散策をしてきました。
山梨の徳和渓谷で休日ハイキングです。

休日に出掛けたのは、散策路がやや
迷いやすいという情報があったので
人に着いて行くことを企んでた(近くの
西沢渓谷よりマイナーなので平日は他に
人がいないかなと思った)のと、バスが
平日だと少ないのと、唯一あるカフェが
休日にしか開いてないのとが理由です。
天気見て3日前に行くの決めて予定組んだ。
日帰り旅はこれができるのがいいね。
ネット見てると散策所要時間が諸説あるから
(公式では2時間40分だけど3時間掛かった
という人もいれば、健脚な登山愛好家なん
だろうけど2時間掛かってない人もいる)
カフェ入る時間がなかった時のために
カロリーメイトも持参。

当然早起き。高尾で乗り換えた松本行きの
中央本線は登山客で席が埋まってました。
混んだ車内で隣で喋られるとコロナリスクが
あるから喋る心配のない1人客の間に着席。
山のガスが大量。乗車時間が長くなるにつれ
我慢できなくなってくるのか、だんだん
トイレ入る乗客(特に男性)が増えてくる。
私は山梨市駅で下車します。

まずはウォーミングアップに早朝の永安寺。
駅から渓谷とは反対方向の市営バスに乗り、
終点の山梨厚生病院から徒歩20分弱で到着。
裏手に回ると江戸初期の池泉庭、借景に山。
荒れがちかもしれないけど、池のそばに
ある木は松だけで植栽も控えめだから
石組が主役って感じでなかなかいい庭。
石の上に生えた苔で滑らないよう注意。
墓参りの人もなく、楠を飛び交う鳥だけが
せわしい朝の庭園を独り占めです。
近くのぶどう畑の採り残したぶどうは
鳥が食べそう。キウイ畑もあった。

山根バス停から2分ほど早く到着した市営
バスで山梨市駅に戻る。両替機はないのに
検温機能付き消毒ジェル機は搭載。
駅で降りたら、西沢渓谷行く人達だろう
けどバス停に5人ほどすでに並んでた。
これから赤く色づきそうな駅前の街路樹の
葉を枝ごと伐採する理由が分からない…。
景観目的で植えてるんだとしたら、
葉がなく枝も少しの木が並んでるのが
景観がいいとは言えないと思います。
葉が邪魔なら最初から街路樹なんか
植えない方が合理的で、何もないと
殺風景と言うなら街灯のデザインを
ちょっと凝ればいいだけなのに。
何か産んでおいて虐待するみたいで…。
景観目的じゃなくて業者に伐採の仕事を
発注してあげる目的で植えてる?

バスが寄った道の駅まきおか、見覚え
あると思ったらたぶん家族旅行で寄った。

乾徳山登山口でバスを降りて徳和渓谷へ。
公園のトイレ行ったりブラックサンダーに
よる栄養補給(112kcalで十分なのか
不十分なのか)したり準備運動したりで
すぐには歩き始めず結局9:55頃出発。
駐車場には車が結構停まってましたが、
乾徳山登山にはもう時間が遅いからあまり
人を見かけなかったです。マイカーだと
もう少し上に小さい駐車場があるけど、
バスで来ると最初山に入るまでに車道を
上らなきゃいけないのがテンション下がる
(まあ上までバスで連れて行かれても
結局トイレがなくて困るが)。
秋を感じるススキとコスモス。散策には
暑くも寒くもなく晴れて最適な気候。
集落抜けたらクマ鈴装着。

砂利道を休み休み上ると斜面の上に
大きな岩。こんなん落ちてきたら
ひとたまりもないね…。だいたい木陰で
日差しで暑くなることもなかったです。
途中から渓流が少し見えてきます。
最初に登場する長尾の滝は広い砂利道
沿いにあるので簡単に見られます。
そばの脇道(足元注意)を降りると
夢窓の滝、ただし川岸からだと正面の姿は
見えません。庭好きとしては恵林寺ほか
数々の名庭を手がけてくれて大変有難い
存在である夢窓国師ですが、この滝は
彼ゆかりの滝なんでしょうね。

黄色いゲート入ってからが本番です。
逆にここまで滝が少なくて長く感じる。
鉄橋から渓流沿いの道に入ったけど
滝があるわけじゃないので滝目当ての人は
この道に入らず直進の方が早いはず。
苔や落ち葉で滑りやすくて一部は狭く、
「整備された散策路」をイメージしてると
意外に歩きにくいと思います。
バランス崩さないようにと手を添えようと
した倒木にキノコ生えてた。毒キノコだと
皮膚腫れるのもあるらしいから注意せねば。
川が高いところと低いところに分かれて
流れてるところがあって面白かったです。
日光に照らされキラキラした川面が綺麗。
紅葉は少し始まってきたって感じ。

胴切の滝は橋から見られます。
愛染の滝につられて分岐に気づかず散策路
反対回りしちゃったけど、すれ違えない細い
道があるので本当は一方通行を守るべきです
(幸い周回コースでは1組しか会わず退避
可能な場所ですれ違ったのでセーフ)。
上りが続き疲れてきたのでエネルギー補給に
飴舐めようとしたら袋が膨れてて、後で
調べたらこの辺標高1000m以上あった。
上った辺りと、見つからなかったけど
柳滝が見える付近(?)の散策路がちょっと
分かりにくい。看板・橋・木の幹に巻かれた
ピンクのリボンなど人工物を注意深く見つけ
そこ目標に進めば遭難しないと思います。

そしてここからがスリルある道です…。
崖の狭~い道、足元には落ち葉や石、
柵はなし、うっかりバランス崩すと滑落。
ビビりながら進むも、崖側の手が何度も
岩とか掴んで筋肉痛になりそうだった。
ヒヤヒヤしたけど落ちずに済んでよかった。
写真撮る余裕もなかったですね。
崖じゃなかったけど滑りそうになって
咄嗟に木に抱きついて何とか転ばずに
済んだところもありました。
獣の糞みたいなの見つけたけどクマ?
竜神の滝、白虎の滝、乾門の滝、
荒神の滝と続き胴切の滝まで戻ってくる。
白虎の滝の近くにある障子岩は夢窓国師
座禅の伝説。徳和渓谷の景色が彼の作る
庭に影響与えたんだとしたら、庭好きと
してはその視点で景色見とかないと。

コースの上の方にはあまり滝がないので、
体力的または荷物が多くて崖の狭い道が
厳しい人は一周せず、胴切の滝から
向かって直進する道は愛染の滝まで、
左折する道は竜神の滝方面の行けるところ
まで(無理な道が出てくるまで)行って、
すれ違う人がいないか気を付けながら
引き返すのがいいかもしれません。
滝多いのはいいけど辿り着くまで長いし
崖スリルなんか求めてないので再訪は
もういいです。予想に反しゲート内では
3人組と男性1人にしかすれ違わず、結局
誰かに着いて行く場面はなかったです
(まあ誰かいたとしてペースが違うし
狭い道で渋滞起こすと気を遣うが)。
帰りゲート出てからツアーと何組かに
会いました。乾徳山登山を終えてから
午後に寄るのが定番なのかな?
砂利道に出てからの帰りはひたすら
下りだし寄り道しないので早い。
集落入ったら移動スーパーの車発見。

バス停からゲートくぐった後の鉄橋まで
約2.5kmなのでこの部分の往復5km、
鉄橋→渓谷沿いコース→周回コースと
進んで同じ場所に戻ってくるまでが
約1.3~1.4km、夢窓の滝への寄り道で
数百m追加、合計で6~7kmくらいかな。
私のコースタイムは以下のとおりで
計2時間22分。滑落にビビりながら
恐る恐る進んでた割には公式の
2時間40分よりは若干早かったのは
休める場所が少なくて長い休憩を
入れなかったからでしょうか。
逆回りしちゃってあまり参考に
ならないので周回コースの詳細は
省きます。鉄橋から大ダオ分岐までが
石と落ち葉を踏んでいく散策コースで、
前後は砂利道と車道。

乾徳公園9:55→[28分]
乾徳山登山口10:23→[10分]
長尾の滝10:33→[5分]
夢窓の滝10:38-10:39→[3分]
長尾の滝10:42→[5分]
ゲート10:47→[4分]
鉄橋10:51
→(渓谷沿いコース)→[9分]
胴切の滝11:00-11:01
→(周回コース)→[38分]
胴切の滝11:39→[1分]
大ダオ分岐11:40→[9分]
長尾の滝11:49-11:50→[27分]
乾徳公園12:17

次のバスまで1時間以上あるので
カフェピート&モモでランチ。
ヤギと小型犬2匹がお出迎え…いや
犬は不審者の侵入と思ったか?
小さいカフェでお昼時なのもあり
席ほぼ埋まってました。
この辺他に飲食店なくて混みやすく
夫婦お二人だけでの経営なので、
急ぎの人はパンをテイクアウトして
外で食べるというのもありかも。
後から来た席待ちの家族は外で
ヤギと遊んでました。子ヤギ2匹は
放牧で近くの駐車場まで出張して
草食ってた。マルゲリータピザ
21cm770円を注文。シンプルに
バジルの葉を載せたピザを木の
プレートに載せています。
ピザ小さかったわけじゃないけど
夜までにお腹が空きそうなので
シフォンケーキ350円も追加。
幸せになる甘さ!都会のカフェだと
リンゴとバニラアイス付きで
こんな安くケーキ出してくれんなあ。
帰り際リンゴ1個貰っちゃった。
翌日食べたけど美味しかった!
場所柄登山帰りの客が多いのかなと
予想してたら登山客は全然いなくて
(まだ戻ってくるには早い時間
だったのかもしれないけど)、
地元住民と山歩きっぽくない家族連れ
でした。家族連れは店内で喋るなら
マスクしないとさあ…高齢の地元住民に
コロナうつしたらどうすんのさ…。

帰りのバスは山梨交通の塩山行き。
時間通りに来るのとSuica使えるの優秀!
バス車内そこまで混んでなかったです。
他に行くとこあるから恵林寺は今回通過。
前年行った向嶽寺の前も通過、庭園の斜面
チラ見。バス停名「上井尻」を髪いじりに
聞き間違える。石和温泉駅まで鉄道移動、
山梨市駅もだけどこの辺新しい駅舎多いね。

温泉入るために石和温泉駅で下車したわけ
ではありません。庭があると聞き、歩いて
大蔵経寺へ。たぶん新しい庭(石像を石の
上に置いてたりしてる)だと思いますが
「手前に池、向こう側に石の多い築山」と
いう山梨県によく見られるスタイルは踏襲。
他の庭よりはサツキの刈り込みが多いかな?
本堂と方丈の間の枯山水(覚之庭と書いて
ある石があるけど、この枯山水部分を指す
のか庭園全体の名前なのか)と繋がる形。
軒先の手水鉢の水面に映る紅葉。
かつて武田家祈願寺だった古寺で、徳川家に
より復興されたからか葵紋の幕を見かけた。
不動明王が本尊。ここの本尊を信仰してきた
画家の仏画を多く展示、戦車と菩薩を描いた
現代仏画があったりちょっと漫画的な感じも
して、現代人でも馴染みやすいかも。
西洋楽器だけどオカリナ教室もやってた。
方丈のタンスの引き出し次々に開けていく
爺さんが泥棒じゃないかと気になって
庭に集中できなかった…(その後お寺で
盗難があったニュースは検索されなかった
ので泥棒じゃなかったのかな)。

列車だと本数が少なくて閉館に間に合わず、
地図見たらタクシーで行ける距離だったので
石和温泉駅に戻りタクシー7分1550円、
根津記念館。ちなみに朝一番に行った永安寺
からだと2km弱だけど時間が合わなかった。
青山の根津美術館のコレクション(日本の
美術品の海外流出を避けたかったらしい)
でも有名な実業家初代根津嘉一郎の実家で
嘉一郎も建築に関与。今は山梨市が管理。
消毒検温をパスし個人情報を記入します。
市までの住所、氏名、電話番号。収集した
個人情報用途をちゃんと明示してました。
長屋門をくぐると立派なお屋敷!
よく近代のお屋敷だと洋館が付いてるけど
ここは和館2棟に土蔵に茶室。洋館じゃ
ないからか照明器具も比較的地味かも。
旧主屋の玄関前に大きな赤い実が1個
ぶら下がってたけど何だろう。
日が暮れる前にまず庭園笛吹川をぐるり。
芝生に飛び石、主役は池より大磯の別荘
から移植されたという黒松かな。
嘉一郎が関与した庭で、「別荘でも自ら
庭を作るのが好きだけど完成すると熱が
冷めちゃう」とか展示館のパネルに
書いてあった。カルガモたちが池で遊ぶ。
富士山が手前の稜線から頭を出す。
園路には季節の花が多く茶花に困らなそう。
茶室燕子花の蹲の辺りに野菊が咲いてた。
中庭にも池、水路に山茶花か何かの白い花。
端の方にサボテンまであった。
屋敷はまず復元の青山荘から見ました。
旧主屋と土蔵は昭和初期の建築で文化財。
旧主屋は2階にも上れて中庭を見下ろせる。
床の間や欄間見てもゴテゴテしてなく
さっぱりした感じ。嘉一郎の東武鉄道社長
時代の机と椅子も展示してて、その部屋が
丸窓になってました。青山荘に戻って
窓際のソファに座り夕日でキラキラする
木の葉を見ながら休憩。晴れでよかった。
外を回ってみると台所に地下があるっぽい。
展示棟では嘉一郎の業績や経歴を説明する
パネル。閉館3分前に出ました。

黒サンバイザーに口元黒バンダナで自転車
乗ってるオバチャン頭部真っ黒で怖いよ…。
夕焼け春日居町駅、駅前に無料の足湯が
あったけどタオルないし入らなかったです。
16:47頃、駅で子供が手振ってると思ったら
何か音鳴らしながら見慣れぬ列車が通過。
後で調べたら寝台列車の四季島。
1泊2日コースで1日目は山梨のワイナリー
を観光、寝てる間に長野新潟経由して
2日目に会津観光して上野に戻るらしい。
福島旅行中に会津若松駅で見かけた立派な
観光列車はどうやらこれだったようです。
さぞお高いんだろうなあ。

帰りの中央本線は登山客がさほど多くなく、
時間帯が分散するのか帰りは特急使うのか
泊まって日曜に帰るのか…と思ってたら
甲斐大和駅でいっぱい乗ってきた。
勝沼ぶどう郷駅付近から黄昏の甲府盆地の
夜景。山の中走るから夜は寒いです。
帰り道、夜空を見上げると南西に月と
明るい星2つが並んでました。
「秋の夜空にこんな明るい星あったっけ?
金星?」と帰ってから「今日のほしぞら」
調べたら上から(南から)月、土星、木星。
この日の土星は0.6等級、木星は-2.2等級。
そりゃ明るいね。反対側の南東の空の
もっと明るい赤い星は火星だとすぐ
分かりました。こちらは-2.4等級。
天王星と海王星も出てたみたいだけど
地球から遠いから暗くて分からん。

山梨は日帰りで何度も行ってますが
まだまだ行ってないところありますね。
あと3回くらいは行くことになるかな?
体力のあるうちに一度西沢渓谷にも
行きたいですね。橋の損傷で歩道が途中で
通行止めになってましたが、今月下旬の
山開きで解除されるそうです。


《写真ブログ記事》
山梨県・山梨 永安寺
山梨県・山梨 徳和渓谷
山梨県・笛吹 大蔵経寺
山梨県・山梨 根津記念館
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