10時から、府道上杉和知線整備促進協議会(上野司会長)の総会に出席。
会場となった東八田公民館に、来賓の上原直人綾部市副市長、府中丹東土木事務所の佐野敏之技術次長、麻田法秀道路計画室長、吉崎進市議、森義美市議らと口上林、東八田両地区の自治会長さんらが集まった。
現在の工事箇所である施福寺自治会の自治会長さんが発言され、今年度前倒しで一部工事を進めていくことが通行の安全につながるのではないかと要望された。
昨年の水害や菅坂峠の通行止めで、上杉和知線(黒石峠)の通行量は大幅に増えた。
確かに、そういったことも考えていく必要があると、土木事務所にも受け止めてもらったので、早期実施に向け予算確保ができるか、検討してもらうことになった。
懇親会は失礼して、次は綾部ロータリークラブ(浅倉修会長)の60周年記念例会に出席した。
記念例会が終わった後、NEXT代表の今りんとコーヒーを飲んで、少し話をした。NEXTもロータリークラブの45周年事業で誕生した。
15年前を振り返っていたら、こんなことを書いていた。
「綾部市の将来における課題について何度も検討した。その結果、綾部市の最大の課題は、人口の減少に歯止めをかけ、いかにして街の沈滞ムードを払拭し、活性化させるかだ、という結論に達した。簡単に人口を増やすといってもそれは容易なことではない。私たちはまず、外から綾部に人を招き、交流人口を増やすことで街に呼吸をさせることが重要だと考えた。では、綾部に外から人を招くにはどうしたらいいのか。それには綾部市民の知恵を広く集める必要がある。NEXTでは《人・食・緑―綾部の心に触れる旅》の企画案を募集することにした」。
この呼びかけに、当時、18の企画案が寄せられ、それを5つに絞って、オープンな場でプレゼンしてもらい、「綾部でCHA!CHA!CHA!心づくしのお茶づくしツアー」を最優秀賞に選んで、5万円の賞金を贈呈した。
そのプレゼンの場には、当時の京都府の奥原恒興綾部振興局長にも来ていただいていた。
振興局長は挨拶で、「綾部では一昨年の春というのが大きな節目であったと考えます。JR山陰線、京都―綾部間の電化高速化が完成いたしました。同じく京都縦貫自動車道が須知まで供用開始され、車の面でも便利になり、交流のための条件が整備されました。私は常々、もっと都市部の人との交流ができればいいなあと思っていました。そこに今回の企画が登場し、まことに時宜を得たすばらしいものだと綾部の若者の皆様の先進性に感心をしていたところであります」と述べられた。
15年経って、また同じようなことを言っているなあ?と感じた。でも一方で、人口減少は一向に止められなかったなあ。とも思った。
事務所に戻って、一般質問の原稿書き。
夜、家に戻ったら、子ども達の間で「おてつだい券」が猛威を振るっていた。一日、お手伝いをしたら一枚もらえて、お年玉にプラスされる仕組みらしい。 何か「お手伝い」はないかと、子ども達はずっと離れに行っている。ナンバーも入っていて、偽造防止策もなされていた。
恐るべし、「やすお銀行」。