大人の議論を

　新テロ特措法の可決を目指して、国会は年越しの会期延長を決めた。そのため、今朝のテレビ討論でもこの問題が取り上げられていた。

　自民党の伊吹幹事長の言うとおり、なぜ「憲法に規定された衆院での３分の２の再可決」をすることがそんなに悪いことなのか？
　民主党は対案も出さずに、テロ特措法が「憲法違反」だと訳の分からないことを言う。憲法違反だと思っていて以前この法案に賛成したとは、おそろしい政党だ。鳩山幹事長も支離滅裂になってしまっている。

　「アメリカ軍に給油するガソリンがあったら、私たちのガソリン代を下げてほしい」という一般の方の気持ちは分かるが、そんな論理で外交していたら、資源のない今の日本は、たちまち窮地に立たされるだろう。国会では、大人の議論をしてほしい。