今日は第28回市民合唱祭だった。
朝、小源太を迎えに行くと、カッコいい赤シャツを着せてもらって、「デカレッド!」とご機嫌にポーズを決めていた。「未来少年コナン」のような表情とポーズでハイテンションだった。
11時20分集合でリハーサルがあり、13時から始まった。親がいると子どもがピシッとしないということで、親たちは子どもから隠れるような動きで集合して、コソコソ準備をした。
光くんはオープニングの綾部市歌の時も伴奏していたが、音楽院の発表の時にはアンジェラ・アキ風のシャツに着替えるという細かい演出をしていた。
小源太はお辞儀が上手にできていて、まるで商家の丁稚さんのようだった。
3曲あって、2曲目の「サクラ色」から親たちは登場した。
途中でピンクのハンカチを振るという演出があった。後でビデオを観たら、小源太はみんなと振る方向がずれていた。僕が右手ではなく、左手に持たせてしまったのが、どうも原因のようだった。
僕の振り方は規則的すぎて、道路工事現場で車線変更を勧める人の形をした機械のようだった。
まあ、なんとか出番は終わった。小源太はもう少し大きな声を出さないといけなかった。
後でお義父さんに「何を考えて歌ってた?」聞かれた小源太は、「歩くときにパーではなく、グーで歩こうかなと思っていた」と言っていたので、どうも力の入れどころを勘違いしている様子だった。
しかし、最後は、またひときわ丁寧なお辞儀をしていた。
去年は立っているのがやっとだったが、今年は一人のセリフも言うことができた。来年はもっと頑張ってほしい。