海外で、十数年も寿司職人をしてきた女性シェフが最近、近所でこんな店を開いたことを知りました。
アボカドをうまく使って巻きずしを作ってくれました。
いわゆるカリフォルニア・ロール。昔、米国人は焼き海苔の黒い色には食べ物として抵抗があったので、巻きずしの内側に海苔を巻くという工夫がされました。コロンブスの卵的な発想でしょうか。
それに、さらに一工夫して、グレープフルーツを芯にして海苔を巻いて、すしメシを加えて、白身魚を巻く。
あっさりと魚と野菜、すし飯のバランスが絶妙でした。お、おいしい。
焼きラタテューイユ。フランス料理野菜の煮物にチーズをのせてオーブンで焼いてました。これも美味。
ついワインのボトルに手が出てしまいました。
「ゑん」というお店でした。"English O.K."
女性オーナーシェフは、ニューヨークに13年、シカゴ1年、ロンドン1年、イタリア・トスカーナに1年滞在して和食店で寿司職人していたそうです。手に職をつけると、グローバルに生きていけますね。
==追記==
最初の写真の巻きずしを、カナダ・バンクバーでは「キャタピラー・ロール」と言っていると、YousukeさんがFBで教えてくれました。キャタピラーというのは、青虫くんのこと。
The Very Hungry Caterpillar
「はらぺこあおむし」(エリック・カール)の絵本がよく知られています。
でも、食べ物に「青虫」と名前つけるのは、きっと日本では難しいでしょうねw