京都に住んでいるのだから、桜の季節にここに行かないわけにはいきません。
というわけで、小雨の中、祇園の桜を鑑賞してきました。(4月11日)
右手に白川が流れ、後方で鴨川に流れ込みます。電柱が撤去されているので、空が広く感じられます。
柳が若葉を吹き出しています。
「かにかくに」の歌碑。
アジアからの観光客や多くの日本人も立ち止まる人は少ないようでした。桜の木々を眺めるために上を見ていたので。
実は、吉井勇の歌とエッセイ、写真集を古本店で見つけて所持しています。
昭和36年の発行です。この前年に吉井は逝去していますが写真家の白井喜之介が生前の約束を守って作成したそうです。
辰巳大明神。 大明神ではありますが、社屋と境内はミニチュアですね。
白川に架かる辰巳橋。
今年から、夜間のライトアップは取りやめました。雨が降っても、自然な天候のなかで楽しみたいものです。
過剰な観光客の勧誘はやめたほうが良いです。東大路通を走る市バス206号系統が、この日もぎゅうぎゅうの満員でした。大きな荷物を背負ったり、持ち込んだ外国人客が何人も乗りこんでいました。
珍しく人通りの途絶えた一瞬。
このあたりに住んでいる鷺が欄干に止まっていました。
京都には遅咲きの桜も多いのでまだまだ桜の季節は続きます。
さくらは、やはり京都ですね。
長女の大学進学以来延べ30年(28年)
ほぼ毎年桜と紅葉の季節に上洛しております。
あと幾年の命と思う時
お財布事情を鑑みてしばらくの上洛自粛を決意、地元のひなびた桜をめでております。
丸山公園の枝垂れさくらも昔日の面影は薄れ寂しい限りですね。
祇園白川の巻きでしたね。
ここの風情も大好きです。
多忙な娘が夜桜の祇園白川最寄りを車で案内、すごい渋滞もよい思いでになっております。」