朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

資本主義の本質「賢くない人から賢い人へお金が移動する仕組み」

2009-10-23 | 社会貢献(仕事)
勝間和代さん、アラフォーの経済評論家で3人のお子さんを育てるワーキングマザーでもあります。
 mainichi.jp(毎日新聞サイト)の「勝間和代のクロストーク」で、辛口のコメントを見たことがあって、その後、どこかの新聞の特集記事で「カツマー」なる中堅サラリーパーソンたちのファンクラブ(mixiのコミュニティ)の存在を知りました。
 検索してみると、「○○が10倍にアップする××術」みたいなハウツー本を何冊も出している方でした。

 いつもは、そんなバナナの叩き売りみたいなタイトルの本は敬遠するのですが、「カツマーファンクラブ」のことが気になったので、(今の私の職業上の参考資料になるかなとも思い、良くても悪くても)最初は大手古書店で購入してみました。

 彼女は、ウェブの世界でも大活躍中です。

予想を裏切って、大変にまともな本でした。
 個々の内容は、私も感じてきたビジネスのノウハウ集であり、金言をうまく解説して、若い人たちを啓蒙することです。
 自らの経験、失敗、成功を具体的に語っています。

 彼女自身、中学生の時から、電子機器マニア(ギーク)であったようで、現在はそれに輪をかけて、効用ある新電子機器の使用者、紹介者になっています(カツマーグッズ)。




その一つのメッセージが、掲題の言葉です。(「効率が10倍アップする新・知的生産術ー自分をグーグル化する方法ー、pp.29-30)

資本主義の本質は「賢くない人から賢い人へお金が移動する仕組み」

 日ごろ、ほとんど意識しませんが、いわれれば確かにそうです。

 「賢く」なるためには、情報洪水の中から真に有用な情報(多分、全体の1%)を汲み上げて活用せねばなりません。その道具として、本、インターネット、補助脳としてのパソコン、より「賢い」人との会話が、効果的と書いています。


ネットマニアでは、あるのですが、「本」は価格に比して効用がすばらしく大きい、まずい本を間違って買ってもBookOffに売ればよく、被害は少ない。
 などと、人類の英知の集積である図書を絶賛しています。

 この考えも、大いに賛成できます。

彼女の名前を知らなかったのは、私だけかもしれません。でももし初めて聞いた方は、書店で立ち読みでもしてください。

 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« しばらく留守にする、植物へ... | トップ | 「キンドル」を入手 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿