福岡市博物館を見学しました。
出かける前に参考として、欧米人に人気の旅行案内サイト「トリップアドバイザー」で福岡の観光情報を見たところ、1位は大濠公園でした。ふむ、まあ東京の内堀みたいなものだろと思い、パス。
福岡市博物館は、なんと、117ヶ所の中で12位。ヤフオク!ドームよりも、ずーと下でした。
ともかく、教科書で習った「漢委奴国王」金印を見に行きました。
この時期には、こんな特別展を開催していました。
なかなか中身の濃い、弥生時代から中世にいたる中国、朝鮮との交流や、稲作の渡来などみどころいっぱいでした。
金印は、もちろん本物が入ってすぐの提示物でしたが、ガラスケースの中に鎮座していました。意外に小さい!
”一辺2.3センチ、重さ108グラムの金塊に年間、十数万人の視線が注がれている計算になります”、だそうです。詳しくは上記の特別展へのリンク先をご覧ください。
”もう一つの金印 漢委奴国王の金印のほかに、『魏志倭人伝』にはもうひとつの金印が日本に伝わったという記事があります” (引用はここ)・・・まだ日本のどこかに、金印が埋もれているかもしれません。大和平野のどこかにあるかもしれません、それはもしかして 卑弥呼の里に。
常設展示室には、金印のレプリカが置いてあって、触って見ることができます。右側のものは重さも実物と同じにしてあり、サイズの割にずっしりと重い。
これはとても良い展示方法だと感心しました。
NHK大河ドラマで昨年は話題になった黒田官兵衛の展示もあります。
黒田官兵衛ゆかりの名所を図示してあります。
これは、舁き山「軍師官兵衛之勲」。
これは博多祇園山笠の模型ですが、大変に迫力がありました。毎年7月に開催されます。
京都人に負けず、博多、福岡人もお祭り好きですね。
私個人としては能古島、金印が発見された志賀島へいくチンタラ走る電車。電車の両側が海という変わった地形なんですよ。生憎お目にかかれず残念でした。次回こそ