朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

宵ゑびす祭

2011-01-10 | 京都の文化(冬)
昨日は、京都ゑびす神社の宵ゑびす祭に参詣しました。初えびす。



十日ゑびす大祭(初ゑびす)は翌日ですが、大変な賑わいでした。


鳥居前の大和大路通には延々とした行列ができていて皆さん静かに列を作っていました。

♪商売繁盛で 笹もってこい♪・・・笹って、お酒のことかな?


両側には露天商が並んでいて行列が商売の妨害にもなるのでしょうが、あまり文句はいわれません。むしろ並んでいるうちに、七輪で焼いた香りに引かれて干物を買ったり、甘い餡とうす熱そうな茶色の皮を見てタイ焼きを買う人たちらと露天商の会話がはずみます。



境内に入ると縁起もんの露天がいっぱいです。



こんな傘の飾りは初めて見ました。「お客さんの大入り、お金の大入り」なんでしょう。小さいのから、直径1.5メートルくらいの大形まで各種。小さいのは、福笹に付けることができます。



前の年の笹は持参して返納します。



なんと、この日は「冷凍まぐろ」がどんと奉納されていました。京都市中央卸売市場の京都水産協会からの供物です。マグロの本体は真っ白で、白い冷気が漂っていました。



本殿脇では巫女さんの福笹の祈祷舞い(動画)があり、商売繁昌・家運隆昌・吉兆のお笹として授与されます(3000円)。

宵えびす 巫女の舞い 2011-01-09





笹につける縁起物の大宝・福俵・福箕・熊手・福鯛・宝船・宝来の授与や、その他縁起の良い、御札・御守り・福銭・小判などもありました。

福娘さんたち、せいぞろいでした。



神社を裏に抜けると、花街宮川町の歌舞練場。宮川町のお茶屋さん玄関のた根引松や、意匠を凝らした注連縄と餅花などを鑑賞しながら帰りました。

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