『季刊・人類学』は、1970年から1989年にかけて、京都大学人類学研究会により、季刊(2月・5月・8月・11月)として毎年4冊刊行されていた雑誌です。第1巻から第20巻まで、当初は社会思想社から、途中から講談社により出版されました。内容は、文化人類学・民俗学・民族学・自然人類学・考古学と、人類学のあらゆる分野が包括的に掲載されていたものです。
『季刊・人類学』第7巻第4号は、1976年12月20日に講談社から刊行されました。アマゾンで検索しましたが、ヒットしませんでしたのでリンクさせていません。
本号の内容は、以下の通りです。
オルドワイ谷ヒト科足化石の吟味(水野祥太郎)
- コメント1(岩本光雄)
- コメント2(石田英実)
醗酵法の故郷(徳井 賢)
- コメント(中尾佐助)
文化交流の提言:南西アラスカNelson島の事例から(蒲生正男)
- コメント(岡田宏明)
民衆生活ノート(24)(篠田 統)
京都北山7ヵ村の食生活(久世 壇)
研究室めぐり24:北海道大学北方文化研究所(有馬真喜子)
ひと:香原志勢(有馬真喜子)
ひと:村武精一(有馬真喜子)
タム・タム
現代ならいごと考:女の遊び論として(橋本敏子)[共同研究者:野村和子・小林真喜子]
- コメント(熊倉功夫)
ボールズ博士聞き書き(ゴードン・T・ボールズ)
ほん:カール・ポランニー著『経済と文明:ダホメと奴隷貿易の経済人類学的分析』(末原達郎)
ほん:知里真志保著『知里真志保著作集・別巻Ⅰ:分類アイヌ語辞典植物編・動物編』(松井 健)
ほん:ラサ・カサス著『インディアスの破壊についての簡潔な報告』(小林致広)
ほん:メアリ・ダグラス著『汚穢と禁忌』(平野信博)