『季刊・人類学』は、1970年から1989年にかけて、京都大学人類学研究会により、季刊(2月・5月・8月・11月)として毎年4冊刊行されていた雑誌です。第1巻から第20巻まで、当初は社会思想社から、途中から講談社により出版されました。内容は、文化人類学・民俗学・民族学・自然人類学・考古学と、人類学のあらゆる分野が包括的に掲載されていたものです。
『季刊・人類学』第7巻第3号は、1976年9月30日に講談社から刊行されました。アマゾンで検索しましたが、ヒットしませんでしたのでリンクさせていません。
本号の内容は、以下の通りです。
メヒカの絵文字(小林致広)
- コメント(西田龍雄)
韓国巫俗の死霊祭(崔 吉城)
- コメント(桜井徳太郎)
父親、息子、兄弟:バソガにおける権威と葛藤(中林伸浩)
民衆生活ノート(23)(篠田 統)
研究室めぐり23:埼玉大学文化人類学研究室(有馬真喜子)
ひと:岩田慶治(有馬真喜子)
ひと:加藤九祚(馬場 功)
タム・タム
イタコの「商売」(高松敬吉)
ほん:P.トラッドギル著『言語と社会』(梶 茂樹)
ほん:G.ルクレール著『人類学と植民地主義』(小林致広)
ほん:E.モラン著『失われた範列』(嶋田義仁)
ほん:奥井復太郎著『都市の精神:生活論的分析』(応地利明)