人類学のススメ

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日本人の起源の本・古典15.日本石器時代人研究

2012年09月10日 | H4.世界の人類学者[Anthropologist of

Kiyono1928

日本石器時代人研究 (1928年)
価格:(税込)
発売日:1928

 この本は、元京都帝国大学の人類学者・清野謙次[1885-1955]さんが、主に日本の縄文時代人骨や古墳時代人骨について書いたものです。1928年に、岡書院から出版されました。ちなみに、この岡書院とは、岡 茂雄[1894-1989]さんが経営していた出版社です。岡 茂雄さんは、著名な民族学者の岡 正雄[1898-1982]さんの実兄です。

 本書の内容は、以下のように、全7章からなります。

  • 序文
  • はしがき
  • 人種及體(体)質
  • 採集紀行
  • 施設及評論
  • 雑部
  • 余の蒐(収)集し得たる人骨一覧表
  • 本書に記載せし遺跡地名表

 清野謙次は、当時、多くの出土人骨を収集したことで有名ですが、本書の中にある採集紀行と人骨一覧表が、大変参考になります。


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