外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

PM外国為替テクニカル分析 - 4月26日、ユーロドル相場

2010-04-26 22:22:35 | ☆相場分析-ユーロドル

ForexTVジャパンの浅野です。

今日のユーロ反落の背景には、ギリシャ支援に対するドイツの抵抗が、波乱要因と見られたのが主な背景のようです。いや、確かにメルケルさんにしても、直前まではタカ派的な噂?が飛び交ったあと、結局は支援に合意したりと、出来レース的なところはあります。

支援の枠組みは恐らく、確実なものなのでしょうが、借りたお金を返すときの苦悩は並大抵ではありません。日本も第一次リストラの時は、大規模な集会やデモもありました。その後の文化的な道筋のつけ方には疑問が残るものの、それがあっての今だとすれば、ギリシャはちょうど、日本の1990年代に似た状況なのかもしれません。あと10年は厳しいというところで、素直にユーロ買いにも向かえない、という状況でしょうか。

22:00からメルケルさんの会見が予定されていましたがまだ、特に何の発表もない模様です。

では、遅くなりましたが、PM外国為替テクニカル分析のYouTube版を添付します。

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FXフラッシュ1930、リニューアルしてお送りします

2010-04-26 20:58:35 |    -ユーロ円
こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。

これまで私のつたないコメントをお送りして参りました「FXフラッシュ1930」ですが、リニューアルの運びとなりました。もう一ヶ月になる揉み合いから弱い反転相場では、イメージと合わずに、苦労しました。それだけ、市場の相違が拮抗しているのかもしれません。

連休が終われば、あっという間に今年も後半戦が意識されます。今の相場水準がボトムになるのか、継続前の収束相場なのか、何れ答えは出されるはずだと思います。

では、新FXフラッシュ1930は、当社WEBサイトからお楽しみください。
動画ページは http://japan.forextv.com/jp/Video/Video.php からどうぞ。

IMM通貨先物、取組残高分析-4月23日発表分

2010-04-26 20:35:26 | ☆外国為替を読む

こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。

相変わらずユーロやポンドの対ドル相場が方向感なく荒い展開で、市場に張り付いていない限り、なかなか切り返すタイミングをつかめない難しい相場になっています。

先週金曜日のラスト12時間足らずで、相場のセンチメントがガラッと変わりましたが、今日は今日で、その勢いを継続すると思いきや、はや息切れ気味の展開です。

IMMレポートからは、ドルの持高が依然として高水準となっているようです。ドルの売戻しが出たとすれば、金曜日の終盤ですし、先週の締め日の時点では、確かにその通りだったでしょう。ただ本日もさほどドル売りを進めている気配はなく、どちらかといえば週末の上昇を帳消しに行っているようにも見えます。大きくはドル高圏内での揉み合いを継続しそうな気配です。

では、本日のIMMレポートのYouTube版を添付します。

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4月26日午前の東京外国為替市場概況と、豪ドル円相場分析-「FXフラッシュ1400」

2010-04-26 16:15:37 |    -豪ドル
●本日4月26日午前の東京外国為替市場の動きをお伝えします。

各主要通貨は、ユーロドルが意外にもユーロ安へ、ポンドドルはポンド高、ドル円はドル高へとまちまちにギャップして寄り付き後、基本的にはクロス円の買いと見られる動きに押されて、それぞれ上昇気味に推移しています。

●今日の通貨フォーカスは豪ドル円相場です。

ユーロポンド相場がポンド買いへギャップした今週は、ユーロの地合いが全く変わっていないことを物語るようです。ポンド高の原因はいまだ不透明ですが、政局に何かの動きがあったのかもしれません。こうした不透明なヨーロッパの通貨が混沌とする中、ドル円の円安と資源国通貨高のトレンドはより鮮明になった印象です。



4月以降のオージー円相場は、上値を87円中盤で押さえられながら、下値は拡大するY波動の動きをし、4月21日の高値が上値に接することなく下落し始めたことで、一時的に、下落相場を暗示する展開でした。しかし、下旬に入って反転し、本日はこれまでの上値をわずかに上回ってきました。

今日の安値となる87.00円付近へ戻す相場があればオージーを買い、86.20円を割り込むようなら一旦はストップというイメージです。
目先の上値目標は、3月下旬の上昇起点となる83円前半付近からとったN計算値となる、88.10円付近を考えます。ドル円が4月5日の高値を超えて来るようだと、90円を試しに行く機運が高まるかもしれません。
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以上、1本前の記事を含めた内容を、動画番組「FXフラッシュ1400」で視聴できます。右列の最上段にあるバナーとリンクしている「ForexTVジャパン」サイトの動画ニュースページへ行き、プレーヤーのメニューから「市況」をご指定ください。
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4月23日の外国為替市場、復習とキーポイント-4月26日「FXフラッシュ1400」

2010-04-26 15:58:19 | ☆外国為替を読む

◆4月23日金曜日のトピックス
ギリシャがやっと資金支援の要請を行い、問題に一つの終止符が打たれたことと、米国の経済指標が大きく改善したことで投資に対する楽観的な見方が、それまでのリスク回避的なムードを一転させたことを挙げましょう。

それでは、各主要通貨の推移を、30分足のプロスティックス・チャートで確認してゆきましょう。

◆ ユーロドル相場



先週末にかけてギリシャの利回りが再び急上昇するなど、ユーロ売りが再燃し、23日は朝方から売りが殺到して、1.3200を試す展開が先行しました。欧州時間になって、底堅さから買戻しが徐々に入る中、ギリシャが支援要請を行ったとの報道で、ユーロの買戻しが一気に入り、1.33台中盤まで上昇しました。しかし、上値が限られると売り戻しが1.32台中盤まで入りましたが、米国指標が大幅な改善となると、リスクヘッジの巻き戻しとなるドル売りが強まり、1.34台目前まで上昇し、高値圏で引けました。

ポンドドル相場



ユーロドルの下落に連れて1.53台前半を付けた後、ユーロの逃避先として選択される一面もあって買い戻されるなど、一進一退が続きました。ギリシャ報道でユーロポンド相場が急上昇すると、ポンド売りが優勢となって対ドル相場は下落。また政局不安がポンド売りを支援する形で、米国時間では1.5293の安値を付けました。しかし、米国の経済指標の改善と株式市場の動きに合わせてドル売りが進むと、ギリシャの支援要請以前の水準まで戻して引けています。

ドル円相場



ギリシャの支援要請までは、93.40円付近を中心に小幅で揉み合う展開でした。しかしギリシャの支援要請を受けてユーロ円上昇に連れ高になったあと、米国指標改善が円安のダメ押しとなって、94.30円付近まで上昇しました。引けにかけては調整気味に下落し、93円台後半で終わっています。
コアの耐久財受注は約1年ぶり、新築住宅販売は30数年ぶりの高い数値だったとの報道がありました。

◆23日の終値水準をご覧頂きながら、その他の米国市場の動向をお伝えします。

債券市場は、ギリシャ問題が一段落したこと、今週の債券入札を控えて買いが引いたこと、更には好調な企業決算や経済指標を受けて株式市場が活況に推移したことなど、売り材料一色となって価格は下落し利回りは上昇しています。金相場はドル安に連れて上昇し、CRB指数もプラスで引けた模様です。
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今日の通貨フォーカスは豪ドル円相場ですが、一旦ページを改めます。通貨フォーカスを含んだ以上の内容は、動画番組「FXフラッシュ1400」でもご覧いただけます。右列の最上段にあるバナーとリンクしている「ForexTVジャパン」サイトの動画ニュースページへ行き、プレーヤーのメニューから「市況」をご指定ください。
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AM外国為替テクニカル分析 - 4月26日 月曜日、ユーロ円相場

2010-04-26 11:06:19 |    -ユーロ円

おはようございます、ForexTVジャパンの浅野です。

先週末は久しぶりに良い天候に恵まれました。嬉しくなってBBQなどをしてしまいましたが、風はまだまだ冷たく、ビールがうまい!とまではなりませんでした。
連休は、暖かいと良いですね。

さて、円安が進んでいます。ギリシャの財政支援要請で、一見はユーロ買い相場ですが、日本の政局不安や、イギリスの選挙ネタとも重なり、ユーロは対円で強含む一方で、対ポンドでは弱含んでいます。主要通貨は混沌としてトレンドが出ない中で、資源国通貨は強さを維持しています。

円安は当面の共通事項として、一貫性のある取引通貨は、流動性が比較的低くはなりますが、利上げスパイラルに入った準先進国通貨のほうが、ある意味で安定的なのかも知れません。

では、今週もアセンダント、山中康司氏の解説による「AM外国為替テクニカル分析」のYouTube版を添付します。

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PM外国為替テクニカル分析 - 4月23日 金曜日、ドル円相場

2010-04-23 21:01:39 |    -ドル円
こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。

2日前のぽかぽか陽気は、高値を維持できず、再度、冬の価格帯で推移しています。
一方で、ユーロドルは1.3300をしっかりと割り込み、半日程度は1.32台を維持する展開でした。

ユーロ圏指標の改善とイギリスの指標悪化というコントラストに転換し、またギリシャが支援策をついに要請したとの話題から、ユーロが急激に買い戻されました。

それでも1.33中盤までという展開に何か意味があるでしょうか。 現状は短期筋の買戻しが中心の戻り相場だと思いますが、市場はすでに借りれば事態は収束する・・・という見方を超えて、既に数割を隣国から借り入れている財政問題がいっそう悪化する可能性にリスクポイントを置いているかも知れません。

相場がスパイクボトム気味になっているところは、下落支持派にとっては気になりますが、上下の決着はまだまだ先というのが、正直な印象です。

では、久しぶりですが、アセンダント、山中康司氏のコメントをご紹介する「PM外国為替テクニカル分析」のYouTube版を添付します。良い週末をお過ごしください。

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4月23日のユーロドル相場分析と今後の経済指標発表予定-「FXフラッシュ1930」テクニカル分析

2010-04-23 20:45:26 | ☆相場分析-ユーロドル

●今日のテクニカル分析は、ユーロドル相場です。



先ほど、1.3285付近まで買い戻されたようですが、3月安値の1.3266、4月安値の1.3281をしっかり下回る1.3200付近を付けた相場は、1.3300の大台替わりでは、それなりの上値抵抗を受けると思われます。

1.3300へと戻すようならその前後でユーロを売り、1.3350を抜けるようなら一旦はストップというイメージです。ここ24時間の動きを見て、一気に数百ポイントを下げるような過熱感はないものの、心理的節目となる1.3000に向かって上値は重い展開でしょう。

●最後に米国経済指標、発表予定です。

今夜は2件ほどあります。両方とも重要な指標ですが、このところ指標との相関関係は不規則になっています。以前であれば、株価上昇でドル売りという構図が一般的でしたが、ドル売りの相対(あいたい)通貨が不安定なため、顕著な動きが見られません。資源国通貨へ回っているイメージはありますが、いまのところリスク懸念が上回っているようです。
これら指標の前には、カナダの発表があり、良い内容ですと、カナダドルの買いがユーロや円のクロス売りとなる可能性があるかもしれません。
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チャートで見る、東京外国為替市場の概況と、欧州序盤の流れ★04月23日「FXフラッシュ1930」

2010-04-23 20:34:54 |    -ドル円

●4月23日のドル円相場概況



前日終値と同じ水準の93.46円で寄り付いたあと、ドル売りが先行しました。その直後に、相場全体でドル買いが強まると、ドル円相場もドル買いに連動し、前日の高値をわずかに上回る93.62円をつけました。

以降、欧州時間に入っても方向感なく93円の30銭から50戦の間で揉み合い推移しています。

●では変動要因を順番に見てゆきましょう。

朝方の下落は、前日一方的に上昇した相場から、利益確定などの動きにも見えますが、ユーロの下落見通しからユーロ円などクロス円の売りが背景との見方が出来ます。
現にその後には、ユーロやポンドの対ドル相場が前日の安値を割り込む下落を見せており、のユーロ圏のソブリンリスク懸念は根強い模様です。

欧州時間に入り、ユーロやポンドの対ドル相場は意外にも下げ渋っており、寄り付き水準へと戻す展開です。ギリシャ問題に加えて周辺国への影響が懸念される中、ベルギーの政局不安で景気腰折れのリスクが報道されました。
ほぼ同じタイミングで発表されたユーロ圏の経済指標が改善されたことで、いまのところ相場への大きな影響は見られませんが、ユーロに悪い材料がまたひとつ加わったという印象です。

ユーロドルはここまで、1.3200付近の安値をつけ、ポンドドルは欧州参入直後に1.5313まで安値を拡大、ドル円は93円29銭から62銭のレンジに留まっています。
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本日の「FXフラッシュ1930」テクニカル分析は、ユーロドル相場分析ですが、一旦ページを改めます。テクニカル分析を含んだ以上の内容は、動画番組「FXフラッシュ1930」でもご覧いただけます。右列の最上段にあるバナーとリンクしている「ForexTVジャパン」サイトの動画ニュースページへ行き、プレーヤーのメニューから「市況」をご指定ください。
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4月23日午前の東京外国為替市場概況と、ポンドドル相場分析-「FXフラッシュ1400」

2010-04-23 15:05:15 |    -ポンドドル

◆今日の東京市場午前の動き

ユーロ、ポンドの対ドル相場はともに、昨日の安値を割り込み一段の下落を見せています。ただ、ドル円の底堅さに、さらに売り込む気配はなく、欧州市場の出方待ちといった状況です。

ドル円は93.62円の高値を、ユーロドルは1.3200、ポンドドルは1.5319の安値を付け、ドルの前面高は継続しています。

◆通貨フォーカスはポンドドルです。

ユーロの下落が決定的になった観があり、1.3300は強いレジスタンスになるでしょう。一方、逃避先として選好されているポンドは、対ユーロ相場で強いものの、対ドルで上昇に転じる可能性は低いと思われます。ユーロドルが下落するかぎり、ポンドだけが上昇するには限界があり、下げ幅は弱いものの、ユーロドルに連動するほかないと考えます。



4時間足では、一目の雲の下限が1.5328にあり、ここを割り込んで定着するようなら、もう一段下落する可能性が上がりそうです。
今週はじめにあけたギャップの上値圏が、1.5360水準であることから、ここまで戻すか、雲を割り込むタイミングでポンドを売ります。
ストップですが、雲の上限となる1.5390を超えて1.5400台に乗せるようなら一旦は諦めましょう。
目先の下値は先週末の安値となる、1.5190水準ですが、ユーロ次第では、3月安値を目指して1.5000割れも、将来的には視野に入ると考えられます。
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