外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

PM外国為替テクニカル分析 - 4月23日 金曜日、ドル円相場

2010-04-23 21:01:39 |    -ドル円
こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。

2日前のぽかぽか陽気は、高値を維持できず、再度、冬の価格帯で推移しています。
一方で、ユーロドルは1.3300をしっかりと割り込み、半日程度は1.32台を維持する展開でした。

ユーロ圏指標の改善とイギリスの指標悪化というコントラストに転換し、またギリシャが支援策をついに要請したとの話題から、ユーロが急激に買い戻されました。

それでも1.33中盤までという展開に何か意味があるでしょうか。 現状は短期筋の買戻しが中心の戻り相場だと思いますが、市場はすでに借りれば事態は収束する・・・という見方を超えて、既に数割を隣国から借り入れている財政問題がいっそう悪化する可能性にリスクポイントを置いているかも知れません。

相場がスパイクボトム気味になっているところは、下落支持派にとっては気になりますが、上下の決着はまだまだ先というのが、正直な印象です。

では、久しぶりですが、アセンダント、山中康司氏のコメントをご紹介する「PM外国為替テクニカル分析」のYouTube版を添付します。良い週末をお過ごしください。

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4月23日のユーロドル相場分析と今後の経済指標発表予定-「FXフラッシュ1930」テクニカル分析

2010-04-23 20:45:26 | ☆相場分析-ユーロドル

●今日のテクニカル分析は、ユーロドル相場です。



先ほど、1.3285付近まで買い戻されたようですが、3月安値の1.3266、4月安値の1.3281をしっかり下回る1.3200付近を付けた相場は、1.3300の大台替わりでは、それなりの上値抵抗を受けると思われます。

1.3300へと戻すようならその前後でユーロを売り、1.3350を抜けるようなら一旦はストップというイメージです。ここ24時間の動きを見て、一気に数百ポイントを下げるような過熱感はないものの、心理的節目となる1.3000に向かって上値は重い展開でしょう。

●最後に米国経済指標、発表予定です。

今夜は2件ほどあります。両方とも重要な指標ですが、このところ指標との相関関係は不規則になっています。以前であれば、株価上昇でドル売りという構図が一般的でしたが、ドル売りの相対(あいたい)通貨が不安定なため、顕著な動きが見られません。資源国通貨へ回っているイメージはありますが、いまのところリスク懸念が上回っているようです。
これら指標の前には、カナダの発表があり、良い内容ですと、カナダドルの買いがユーロや円のクロス売りとなる可能性があるかもしれません。
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以上、1本前の記事を含めた内容を、動画番組「FXフラッシュ1930」で視聴できます。右列の最上段にあるバナーとリンクしている「ForexTVジャパン」サイトの動画ニュースページへ行き、プレーヤーのメニューから「市況」をご指定ください。
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チャートで見る、東京外国為替市場の概況と、欧州序盤の流れ★04月23日「FXフラッシュ1930」

2010-04-23 20:34:54 |    -ドル円

●4月23日のドル円相場概況



前日終値と同じ水準の93.46円で寄り付いたあと、ドル売りが先行しました。その直後に、相場全体でドル買いが強まると、ドル円相場もドル買いに連動し、前日の高値をわずかに上回る93.62円をつけました。

以降、欧州時間に入っても方向感なく93円の30銭から50戦の間で揉み合い推移しています。

●では変動要因を順番に見てゆきましょう。

朝方の下落は、前日一方的に上昇した相場から、利益確定などの動きにも見えますが、ユーロの下落見通しからユーロ円などクロス円の売りが背景との見方が出来ます。
現にその後には、ユーロやポンドの対ドル相場が前日の安値を割り込む下落を見せており、のユーロ圏のソブリンリスク懸念は根強い模様です。

欧州時間に入り、ユーロやポンドの対ドル相場は意外にも下げ渋っており、寄り付き水準へと戻す展開です。ギリシャ問題に加えて周辺国への影響が懸念される中、ベルギーの政局不安で景気腰折れのリスクが報道されました。
ほぼ同じタイミングで発表されたユーロ圏の経済指標が改善されたことで、いまのところ相場への大きな影響は見られませんが、ユーロに悪い材料がまたひとつ加わったという印象です。

ユーロドルはここまで、1.3200付近の安値をつけ、ポンドドルは欧州参入直後に1.5313まで安値を拡大、ドル円は93円29銭から62銭のレンジに留まっています。
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本日の「FXフラッシュ1930」テクニカル分析は、ユーロドル相場分析ですが、一旦ページを改めます。テクニカル分析を含んだ以上の内容は、動画番組「FXフラッシュ1930」でもご覧いただけます。右列の最上段にあるバナーとリンクしている「ForexTVジャパン」サイトの動画ニュースページへ行き、プレーヤーのメニューから「市況」をご指定ください。
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4月23日午前の東京外国為替市場概況と、ポンドドル相場分析-「FXフラッシュ1400」

2010-04-23 15:05:15 |    -ポンドドル

◆今日の東京市場午前の動き

ユーロ、ポンドの対ドル相場はともに、昨日の安値を割り込み一段の下落を見せています。ただ、ドル円の底堅さに、さらに売り込む気配はなく、欧州市場の出方待ちといった状況です。

ドル円は93.62円の高値を、ユーロドルは1.3200、ポンドドルは1.5319の安値を付け、ドルの前面高は継続しています。

◆通貨フォーカスはポンドドルです。

ユーロの下落が決定的になった観があり、1.3300は強いレジスタンスになるでしょう。一方、逃避先として選好されているポンドは、対ユーロ相場で強いものの、対ドルで上昇に転じる可能性は低いと思われます。ユーロドルが下落するかぎり、ポンドだけが上昇するには限界があり、下げ幅は弱いものの、ユーロドルに連動するほかないと考えます。



4時間足では、一目の雲の下限が1.5328にあり、ここを割り込んで定着するようなら、もう一段下落する可能性が上がりそうです。
今週はじめにあけたギャップの上値圏が、1.5360水準であることから、ここまで戻すか、雲を割り込むタイミングでポンドを売ります。
ストップですが、雲の上限となる1.5390を超えて1.5400台に乗せるようなら一旦は諦めましょう。
目先の下値は先週末の安値となる、1.5190水準ですが、ユーロ次第では、3月安値を目指して1.5000割れも、将来的には視野に入ると考えられます。
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4月22日の外国為替市場、復習とキーポイント-4月23日「FXフラッシュ1400」

2010-04-23 14:54:04 | ☆外国為替を読む

4月22日のトピックス

・大手格付け機関により日本のソブリンリスクが指摘され円安が進んだこと
・ギリシャのソブリン格下げがユーロ売りを加速させたこと
・米国経済指標が堅調となりドルが全面高になったこと
など、材料には事欠かない一日でした。

ユーロドル



欧州時間に発表された経済指標が改善したことで、東京時間のもみ合いから一時、ユーロ買いとなりました。しかし、ギリシャ債の格下げで利回りが過去最大となると、一気にユーロが売られ、1.3256の安値をつける展開でした。

ポンドドル



概ねユーロドルに連動した展開となり、一時1.5340の安値をつけましたが、米系大手証券が、ユーロポンドの売り推奨をしたという噂もあり、以降はユーロの下落に比べて底堅く推移しました。

ドル円



ソブリンリスクが指摘され、円売りとなる中、欧州経済指標の改善を受けたクロス円の買いが支援材料となり、底堅く推移しました。ギリシャ懸念が拡大するなかで、一時的にリスク回避の円高に推移する局面もありましたが、米国時間に入り、ユーロやポンドの対ドル相場で、ドルが全面高となり、93.59円の高値をつけたあとは、高値圏でもみ合いました。

ドルの全面高の地合いは、主にリスクを回避する動きが背景だと推測されますが、円のソブリンリスクが指摘されたあとだけに、回避先がドルに集中したとも考えられます。

◆その他米国市場

債券市場は、米債入札の発表で嫌気売りが想定できるなか、好調な企業決算で活気付く株式市場を受けたと推測でき、背後にはリスク回避の買いがあったに違いありませんが、売り意欲が勝った格好です。金相場はドルの全面高に押されて下落しています。
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