2日前のぽかぽか陽気は、高値を維持できず、再度、冬の価格帯で推移しています。
一方で、ユーロドルは1.3300をしっかりと割り込み、半日程度は1.32台を維持する展開でした。
ユーロ圏指標の改善とイギリスの指標悪化というコントラストに転換し、またギリシャが支援策をついに要請したとの話題から、ユーロが急激に買い戻されました。
それでも1.33中盤までという展開に何か意味があるでしょうか。 現状は短期筋の買戻しが中心の戻り相場だと思いますが、市場はすでに借りれば事態は収束する・・・という見方を超えて、既に数割を隣国から借り入れている財政問題がいっそう悪化する可能性にリスクポイントを置いているかも知れません。
相場がスパイクボトム気味になっているところは、下落支持派にとっては気になりますが、上下の決着はまだまだ先というのが、正直な印象です。
では、久しぶりですが、アセンダント、山中康司氏のコメントをご紹介する「PM外国為替テクニカル分析」のYouTube版を添付します。良い週末をお過ごしください。
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