外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

PM外国為替テクニカル分析 - 4月07日 ドル円相場

2010-04-07 20:03:39 |    -ドル円

こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。

ドル円以外のドルストレートがドル高気味に推移している中で、コモディティ通貨が利上げ期待を背景に、買い意欲が強く推移しています。

ドル円が93.95円、カナダ円が94.02円というレートを見てもお分かりのように、米ドルとカナダドルが等価、いわゆるパリティを達成しています。FOMCの議事録から米ドルの金利先高観が後退する中、一方では利上げ期待が掛かるカナダドルのコントラストが浮き彫りになっています。

歴史的にも政策金利は、カナダドル>米ドルが通常の姿でした。というより、円やスイスフランを除いて、ドル金利より高く政策金利を維持するのが、クラッシュ前の正しい姿でした。こんな背景からも、他国より先にアメリカが利上げと言うのは、苦しいのかも知れず、日本やスイスの利上げ期待は、結局最後の最後になりそうです。

では、遅くなりましたが、「PM外国為替テクニカル分析」のYouTube版を、お届けします。

当社の本サイトのプレーヤーは、調整中につき、再度中断しており、ご迷惑をおかけしています。
PM外国為替テクニカル分析 4月7日 水曜日

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4月07日のポンド円相場分析と今後の経済指標発表予定-「FXフラッシュ1930」テクニカル分析

2010-04-07 19:40:43 |    -ポンド円


◎今日のテクニカル分析は、ポンド円相場です。

3月下旬ころから始まったポンドの買戻しは、他のクロス通貨でも全面的に発生しており、特に背景が明確ではないポンド高の要因になっていたのかも知れません。指標などもこのところ快調ですが、その割には政府筋から力強いコメントなどが聞こえてきません。



昨日も結局陰線で終わったポンド円の日足は、明確な円安相場が再開しない限り、上値が重いかもしれません。トップのパターンは通常であれば、リバーサルを暗示しており、日足雲の上限(原稿の間違いで、「下限」と読んでしまいました、訂正してお詫び申し上げます)あたりへの下落はありえないとも限りません。




143.50円付近へ戻すようならポンドを売り、144円台に乗せるようなら一旦はストップです。下値目標は雲の上限の手前となる141.50円付近を想定します。
日足の一目均衡表の位置関係は明らかに上昇を示唆している一方で、週足では反対に下落を暗示しています。状況はどちらもどちらというイメージです。

◎最後に、今晩の米国経済指標、発表予定です。



週次の住宅ローン指数が一件あります。他には今朝、強気の発言を行ったカナダの指標がいくつかある模様です。本日もバーナンキ議長をはじめ複数の連銀筋による発言が予定されています。コメント相場には注意が必要です。
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以上、1本前の記事を含めた内容を、動画番組「FXフラッシュ1930」で視聴できます。右列の最上段にあるバナーとリンクしている「ForexTVジャパン」サイトの動画ニュースページへ行き、プレーヤーのメニューから「市況」をご指定ください。
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チャートで見る、東京外国為替市場の概況と、欧州序盤の流れ★04月07日「FXフラッシュ1930」

2010-04-07 19:20:56 |    -ドル円

◎始めに、ドル円相場を中心とした、今日これまでの為替市場概況です。

取引日付が4月07日に切り替わる、日本時間午前6時時点のドル円相場は、



前日終値と概ね同水準の93.78円付近で寄り付くと昨日の流れを受けて下落が先行し、83.55円付近の安値を付けました。その後の反発で、下降するレジスタンスラインを上に抜けると、94.25円まで一気に上昇しました。昼休みの間、高値圏で揉み合った後、後場では結局反落し、再び93円台の後半で東京時間を終えました。

欧州時間に入っても、下落を伸ばした相場は、93.75まで押したものの、そこまでとなり、93円台の後半で推移しています。


◎では、変動要因などについて順番に見てゆきましょう。

昨日より再開した円高基調は、ユーロ懸念などによるクロス円の売りが背景でしたが、一部のコモディティ通貨の対円相場は底堅く推移していました。ドル円が一段と下落を強めたことで、クロス円の価格が連れ安になったところを、やはりクロス円を中心とした円売りの実需が、まとまって持ち込まれた観もありました。
カナダの財務相からは自国通貨高を歓迎するとも聞こえる声明が伝わるなど、クロス買いのきっかけはいくつもあり、他には英国の雇用指標が大幅改善したとの報道もポンド円の買いを誘った模様です。

欧州時間に入っても、後場の流れを引き継ぐ展開となっており、93.75円の下値を付けたあと、一旦は下げ止まっています。

各相場の安値はここまで、ユーロドルが1.3355、ポンドドルが1.5225と、それぞれ欧州時間に入ってから付けています。
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本日の「FXフラッシュ1930」テクニカル分析は、ポンド円相場分析ですが、一旦ページを改めます。テクニカル分析を含んだ以上の内容は、動画番組「FXフラッシュ1930」でもご覧いただけます。右列の最上段にあるバナーとリンクしている「ForexTVジャパン」サイトの動画ニュースページへ行き、プレーヤーのメニューから「市況」をご指定ください。
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4月07日午前の東京外国為替市場概況と、ユーロ円相場分析-「FXフラッシュ1400」

2010-04-07 15:02:56 |    -ユーロ円

◎本日4月07日、午前の東京外国為替市場の動きをお伝えします。

本格的な取引時間となる9時を回ったころから、ドル円が急騰しました。イギリスの雇用指標が大幅な改善となる報道があり、昨日夜半には見られなかったポンド円の買いが一気に噴出した可能性があります。一方、ポンドドル相場はほとんど反応していない状況です。

今日の通貨フォーカスはユーロ円相場です。

ユーロ不安の再燃と、ドル金利先高観の後退で、あっという間にユーロの流れが変わってしまいました。ドル円は円安の目が残っているものの、ユーロ安のプレッシャーで、ユーロ円の上値は重そうです。



逆のヘッドアンドショルダーのネックを越えて上昇を始めた相場も、想定される値幅分も行かずに折り返してしまいました。今度は125.00の下値を試さずには上昇も仕切れないという状況になったように見えることから、125.00を試すという前提で、戻り売りを模索します。




1日に揉み合った水準を戻りの限界とし、その中心値となる126.25前後でユーロを売ります。もみ合いの高値水準となる126.70を越えるようなら一旦はストップとし、125円割れを目論見ながらも、目先の下値目標は125.00とします。
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以上、1本前の記事を含めた内容を、動画番組「FXフラッシュ1400」で視聴できます。右列の最上段にあるバナーとリンクしている「ForexTVジャパン」サイトの動画ニュースページへ行き、プレーヤーのメニューから「市況」をご指定ください。
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4月06日の外国為替市場、復習とキーポイント-4月07日「FXフラッシュ1400」

2010-04-07 14:45:05 | ☆外国為替を読む

◎前日の外国為替市場の動きについて、主要通貨の視点から考察します。

◆4月06日火曜日のトピックス

一部ユーロ圏の信用リスクが再燃しユーロ売りが再開したことに加え、イギリスの総選挙日程が明らかになったことを好感したポンド高、およびFOMCの議事録内容が金利先高観の後退に結びついたことの3点を挙げようと思います。

それでは、各主要通貨の推移を、30分チャートをご覧いただきながら、確認してゆきましょう。

ユーロドル相場



前日の概ね安値圏で寄り付いた後、ユーロを買い戻す動きが先行したかに見えた直後に急落し、前日安値を割り込みました。途中、欧州時間で揉み合った後、米国時間でも下落し、1.3354の安値を付けた後、1.34台前後まで戻して引けました。

(ファンダメンタル)
朝方飛び込んできたギリシャの国債発行予定のニュースは、ユーロ圏での支持が受けられていない証明となり、格好のユーロ売り材料にされました。終盤の下落は、対ポンドでの下落も一要因だと推測できます。終盤の小反発は、ドル金利の先高観が後退したことによるドル売りが要因でしょう。

ポンドドル相場



寄り付き直後は上昇気味に推移したものの、ユーロドルの下落にあわせてポンド売りとなり、1.52台を割り込むと動きが加速しました。欧州時間序盤には1.5127まで売り込まれましたが、以降は急激に買い戻され、1.5280まで戻して引けました。

(ファンダメンタル)
東京時間の下落はポジション調整の動きが中心だった印象ですが、二段目の下落はテクニカルな要因が主流だったようです。しかし、イギリスの選挙日程が明かされると、順延される懸念まであった分、好感材料になった模様です。加えてユーロとのトレンド格差が鮮明になり、対ユーロ相場でポンド買いが急伸したことも、上昇相場を強く支援した格好です。

ドル円相場



寄り付きから上値が重い展開で、結局、米国時間が終わるまで円高基調が継続されました。欧州時間まではクロス円の売り戻しが重しの一因だったようですが、終盤、ポンドドルが上昇する局面では円安にはなっておらず、クロス円の買戻しは限定的だったのかもしれません。

(ファンダメンタル)
FOMC議事録の内容は、例外条件を明確にしながらも、依然として低金利維持の姿勢が確認され、ドルが売り戻される中、ドル円ではそのままドル売りを伸ばす結果となりました。

◆その他の米国市場の動向

債券市場はFOMCの議事録内容や、ユーロ圏の懸念再発で買いが優勢となり、利回りは下落しました。株式市場は、まちまちな結果となり、資源市場は主な相場が上昇したもののCRB指数はわずかな下落となりました。
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今日の通貨フォーカスはユーロ円相場ですが、一旦ページを改めます。通貨フォーカスを含んだ以上の内容は、動画番組「FXフラッシュ1400」でもご覧いただけます。右列の最上段にあるバナーとリンクしている「ForexTVジャパン」サイトの動画ニュースページへ行き、プレーヤーのメニューから「市況」をご指定ください。
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AM外国為替テクニカル分析 - 4月07日、ユーロドル相場

2010-04-07 11:16:56 | ☆相場分析-ユーロドル
おはようございます、ForexTVジャパンの浅野です。

変動要因が分散されつつあるようで、24時間程度の動きを見据えた予想がしにくいですね。いつ何時飛び出すかもしれないニュースで、すっかりセンチメントが変わってしまいます。

難しい局面ですが、相場観だけでもお伝えできるよう、頑張ります。

さて、早速ですが今日もAM外国為替テクニカル分析のYouTube版を添付します。
ForexTVジャパンの動画プレーヤーは、再度修正中です。しばらく接続が切れますので、こちらをご参照ください。

AM外国為替テクニカル分析 4月07日 水曜日

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